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　大阪府枚方市の淀川河川敷で平成１６〜１７年、知人の５０代男性を生き埋めにして殺害し、現金を奪ったとして、大阪府警捜査１課は１２日、強盗殺人容疑で、ともに住所不定、無職の奥村嘉章（４５）と口脇（くちわき）由英（よしひで）（５３）の両容疑者を逮捕した。奥村容疑者は容疑を否認しているが、口脇容疑者は「分け前として４０万円もらった。奪った金は１００万円ぐらいあった」と認めているという。

　府警によると、殺害されたのは、現場近くの河川敷で暮らしていた当時５０代の白石克美さん。奥村容疑者らは約１０年前、白石さんとともに河川敷で生活していた。白石さんが現金約２００万円を持っていると知った奥村容疑者が、金を奪う目的で口脇容疑者に犯行を持ちかけたとみられる。

　今年５月、別の窃盗事件で逮捕された口脇容疑者が取り調べの際、白石さんを殺害したと供述。今月８日から府警の捜査員が河川敷を捜索し、同月１０日に地中から人骨を発見し、鑑定で白石さんと特定した。

　逮捕容疑は、１６〜１７年８月ごろ、別の男＝当時（６１）、病死＝とともに、河川敷に穴を掘って白石さんを生き埋めにして殺害し、現金を奪ったとしている。

　口脇容疑者は「穴からはい上がろうとした白石さんに向かって自転車を放り投げた」などと説明しているという。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000547-san-soci



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