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2019年03月22日
大事なデータを保存する為に:NASとUPS
以前、まだ結婚する前の事、飼っていたハムスターの写真をパソコンに保存していました。
ウチの奥様はハムスターが大好きで、それはそれは大事にしていました。
しかし、ある日突然パソコンが壊れてしまい、保存していた写真が全て失われてしまいました。
なんとか復旧を試みましたが、物理的に損傷してしまった様で、ツールを使って強制的に読み出す事も出来ませんでした。
結婚して子供が生まれた際に、同様に写真が失われてしまう事を避ける為、ディスクミラーリングが可能なNASを導入する事にしました。
NASにしたのは、奥様がWindows PCを使っており、私はMacだったので、両方から使えるNASの方が都合が良かったからです。
NASにはUPS(無停電電源装置)を繋いであり、万一停電した場合は自動的にシャットダウンしてHDDが損傷するのを防ぐ様にしてありました。
このNASに子供達の写真や、撮り貯めたビデオをDVDにしたイメージファイルを保存していました。
昨年、心不全で1ヵ月程入院している間にUPSが寿命を迎え、給電が止まってしまうと言う事態が起こりました。
UPSがそろそろ寿命だと言う認識は有ったのですが、余りに体調が悪くて手を付けられない状態のままになってしまい、偶々入院中にUPSが死亡すると言う最悪の事態になってしまいました。
運の悪いことに、UPSが死亡してしまった際にNASにも障害が起きたらしく、NASが起動しなくなってしまいました。
退院後に色々試してみましたが、どうやら電源系統が故障したらしく、そもそも電源が入らない状態でした。
NASはミラーリングされている為、2台のHDDが同時に壊れない限りはデータは生きている筈です。
そう考えて、NASの修理を考えたのですが、NASの修理は基本的にはHDDが死んでいる前提らしく、HDDのデータは保証しないとの事。
色々探してみた結果、データ復旧サービスをやっている店舗が近所にある事が分かったので、一か八かそこに持ち込んでみました。
データ復旧サービスではHDDを外して別の機器に繋いで復旧する為、まずはHDD自体が無事かどうか調べてもらう事にしました。
調査だけなら\3,000という事で先ずは調査してもらいました。
結果、HDD自体は損傷していない事が分かりました。
しかし電源は死んでしまっていて、NASとしては使えない事、また型が古くて部品が無い為、修理する場合は破裂してしまった電解コンデンサを購入して直す事になるが、動作保証出来ないとの事。
また、そもそもHDD自体も連続稼働時間が耐用期間を超えており、いつ壊れてもおかしくないと言われました。
とりあえずデータを別のHDDに移して、それから新しいNASを買ってきてデータを復旧させる事にしました。
ちなみにHDDからデータを移すだけでも、基本料金の\30,000が掛かるとの事で、少し高い勉強代ですが、それでデータが戻るなら仕方ないと言う事になりました。
HDDのデータを別のHDDに移す作業はその日の内に終わり、料金を払ってHDDを受け取りました。
その足で新しいNASとUPSを買いに行き、データを復旧しました。
データは無事に全て復旧出来、一つも失われる事は有りませんでした。
ちなみにHDDの損傷などでデータを復旧する必要が有る場合には、ミラーリングしてあると却って不利になる場合がある様です。(復旧作業代が非常に高額になります)
ただ、ミラーリングしているHDDが同時に壊れる事はまず無いので、片側だけ壊れたのであれば新しいHDDに差し替えて、同期させれば復旧する事が出来ます。
今回の教訓は、如何にHDDを多重化してUPS連動していても、耐用年数が過ぎるまで使ってしまったら意味が無いという事です。
幸いにしてHDD自体の損傷は有りませんでしたが、いつ死んでもおかしくない状況でしたので、万一HDDが同時に壊れたら一巻の終わりです。
今後は冗長化を過信せずに、耐用年数を過ぎる前に機器の入れ替えを行う様にしたいと思います。
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ウチの奥様はハムスターが大好きで、それはそれは大事にしていました。
しかし、ある日突然パソコンが壊れてしまい、保存していた写真が全て失われてしまいました。
なんとか復旧を試みましたが、物理的に損傷してしまった様で、ツールを使って強制的に読み出す事も出来ませんでした。
結婚して子供が生まれた際に、同様に写真が失われてしまう事を避ける為、ディスクミラーリングが可能なNASを導入する事にしました。
NASにしたのは、奥様がWindows PCを使っており、私はMacだったので、両方から使えるNASの方が都合が良かったからです。
NASにはUPS(無停電電源装置)を繋いであり、万一停電した場合は自動的にシャットダウンしてHDDが損傷するのを防ぐ様にしてありました。
このNASに子供達の写真や、撮り貯めたビデオをDVDにしたイメージファイルを保存していました。
昨年、心不全で1ヵ月程入院している間にUPSが寿命を迎え、給電が止まってしまうと言う事態が起こりました。
UPSがそろそろ寿命だと言う認識は有ったのですが、余りに体調が悪くて手を付けられない状態のままになってしまい、偶々入院中にUPSが死亡すると言う最悪の事態になってしまいました。
運の悪いことに、UPSが死亡してしまった際にNASにも障害が起きたらしく、NASが起動しなくなってしまいました。
退院後に色々試してみましたが、どうやら電源系統が故障したらしく、そもそも電源が入らない状態でした。
NASはミラーリングされている為、2台のHDDが同時に壊れない限りはデータは生きている筈です。
そう考えて、NASの修理を考えたのですが、NASの修理は基本的にはHDDが死んでいる前提らしく、HDDのデータは保証しないとの事。
色々探してみた結果、データ復旧サービスをやっている店舗が近所にある事が分かったので、一か八かそこに持ち込んでみました。
データ復旧サービスではHDDを外して別の機器に繋いで復旧する為、まずはHDD自体が無事かどうか調べてもらう事にしました。
調査だけなら\3,000という事で先ずは調査してもらいました。
結果、HDD自体は損傷していない事が分かりました。
しかし電源は死んでしまっていて、NASとしては使えない事、また型が古くて部品が無い為、修理する場合は破裂してしまった電解コンデンサを購入して直す事になるが、動作保証出来ないとの事。
また、そもそもHDD自体も連続稼働時間が耐用期間を超えており、いつ壊れてもおかしくないと言われました。
とりあえずデータを別のHDDに移して、それから新しいNASを買ってきてデータを復旧させる事にしました。
ちなみにHDDからデータを移すだけでも、基本料金の\30,000が掛かるとの事で、少し高い勉強代ですが、それでデータが戻るなら仕方ないと言う事になりました。
HDDのデータを別のHDDに移す作業はその日の内に終わり、料金を払ってHDDを受け取りました。
その足で新しいNASとUPSを買いに行き、データを復旧しました。
データは無事に全て復旧出来、一つも失われる事は有りませんでした。
ちなみにHDDの損傷などでデータを復旧する必要が有る場合には、ミラーリングしてあると却って不利になる場合がある様です。(復旧作業代が非常に高額になります)
ただ、ミラーリングしているHDDが同時に壊れる事はまず無いので、片側だけ壊れたのであれば新しいHDDに差し替えて、同期させれば復旧する事が出来ます。
今回の教訓は、如何にHDDを多重化してUPS連動していても、耐用年数が過ぎるまで使ってしまったら意味が無いという事です。
幸いにしてHDD自体の損傷は有りませんでしたが、いつ死んでもおかしくない状況でしたので、万一HDDが同時に壊れたら一巻の終わりです。
今後は冗長化を過信せずに、耐用年数を過ぎる前に機器の入れ替えを行う様にしたいと思います。
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