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円柱さし

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード

モンテッソーリ教育の教具の中で最も知られている物と言うと、やはりこの「円柱さし」ではないでしょうか?


円柱さしとは?

高さや直径の異なる円柱を、視覚で識別しながら同じ大きさの穴にはめ込む感覚教具です。 小さなつまみがついており、3本の指でつまんで外し、バラバラに置きます。次に、円柱の大きさと木枠の穴の大きさを見比べながら、元の穴へはめ込みます。
4セットの木枠には、それぞれ太い順、大きい順、高い順、厚い順に円柱がはめ込まれています。 子どもが大きくなってからも、目隠しをして触覚を頼りに全部の円柱をはめ込む、というお仕事ができます。
 <モンテママのたからものより>


私はどうしてもこの教具が欲しくてイタリアで売っている所を調べると、元々マリア・モンテッソーリとの個人的な付き合いから教具の製作を始めたという、GONZAGA ARREDIという保育園や幼稚園で使う家具等を販売している会社が取り扱っているという事。
しかし、4つの円柱さし合計で350ユーロと高額。。。。

そこでインターネットで調べると、「モンテママのたからもの」というサイトに出会いました。アメリカ在住の方がアメリカで売っているモンテッソーリ教具をネット経由で日本にて販売されているとの事。お値段もお手頃で15500円という事だったので注文しました。

かなりかさばるので4月に日本に帰国した際に持って帰ろうと思い注文したのですが、震災で帰国を断念したので、結局は日本から郵送してもらう事になり、実家の母は大変だったようです。(感謝!)

この円柱さし、息子のためにと思って購入したのですが、最近は10ヶ月の娘がこの円柱さしに夢中!!!口に入れるといけないので、小さい円柱がない2タイプの円柱さしで遊ばせています。指先で物をつかむのが好きな時期らしく、この円柱さしを小さな指でつまんで外にひっぱり出しては奇声をあげて喜んでいます。



娘が円柱を取り出し、息子がそれを中に入れるという共同作業で長い事遊んでいます。娘は息子が円柱を入れるのを見て自分でも入れようとするようになり、たまーに偶然入る事があって、喜んでいました。この円柱さし子供達には、「さくっ」と円柱が中に入る感覚が楽しいようですね。



息子は幼稚園2日目にして、モンテッソーリ幼稚園に「家にあるのとと同じ」円柱さしがあるのを見つけてお仕事したらしく、帰りの車の中で楽しそうに話していました。

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お仕事 ーひも通しー

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード

<モンテッソーリ教育を基にした活動内容>

今日から息子のモンテッソーリ幼稚園が始まりました!幼稚園は1クラス25人、3歳〜5歳の子供達の混合クラスです。保育園では先生1人に対して6人の子供だったのに比べるとかなりの違いです。今日は初日という事で1時間だけでしたが、息子は微笑みながら教室に入り、微笑みながら教室から出て来ました。保育園やカンポエスティーヴォで慣れているだけあって、問題ないようです。ただ、家の近くの息子が通っていた保育園の前を通ると、「この学校にはもう行けないの?」と聞いてきます。早く、新しい幼稚園も前の保育園のように大好きになると良いです。

幼稚園初日の記念写真。



今日は、ひも通しのお仕事を紹介します。残念ながら息子の写真はなかったので、他の子供の写真で紹介します。いろんな色に着色された木製のボビンの大きいようなものにひもを通す作業です。指先の器用さと集中力が必要になります。



このようなお仕事は、年中、年長さんのクラスで行われています。それでは、0歳〜1歳の年少さんクラスでは、このようなお仕事をどういう形で行っているのでしょうか?なんせ0歳ですからできる事に限られてきます。
ひも通しと同じ目的を持った活動を以下のような形で行っています。0歳の子供が立ち上がって肘をつけるくらいの高さな木製の箱に穴がたくさん開いています。その穴にちょうど入るくらいの木製の棒をその穴に入れる作業です。小さな子供達が一生懸命やっています。



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移動手段とつかまり立ち

日本も残暑厳しいようですね。イタリアも朝夕は涼しくなってきたものの日中はまだまだ暑いですよー。この気温差で喉をやられていています。子供達は元気一杯!

娘の保育園の方も2週間近くになりますが、今日初めて30分間ひとりにしました。(息子が1年目に通った保育園とは大違い。そこは初日でいきなり30分ひとりにしました。)私は保育園の外で待機していたのですが、ドアを開けて外に出るまで娘は私の姿をジーッと目で追っていました。
全く泣くこともなく、おもちゃで遊んで問題なかったとの事。明日は1時間ひとりにしてみる。+フルーツをつぶした物を先生から食べさせてみるとの事でした。

ここ2週間くらいで、娘がつかまり立ちにチャレンジしたり、かなり長い距離移動できるようになりました。しかし移動手段は息子と同じで、あぐらをかいた状態で、足を前後に動かしながらお尻でずりずりしながら前に進みます。血は争えません!
こっちの子供でそういう風に移動する子はほとんどいないようで、保育園の先生も友達等もみんな珍しがって『日本式の移動方法?』などと言っています。

家の中をこの方法で移動しながら、タンスやベッドの足等つかまれるところがあるとそこにつかまって立ち上がろうと練習しています。娘は息子と同じでハイハイしないで、いきなり立ち上がるタイプのようです。

この状態でかかとを内側に引き寄せるようにして、ちょっとずつ前に進みます。


家のいろんな所でつかまり立ちの練習
 


それから、つかまり立ちの練習をしながらよく「マンンマンンマンンマン」と言っています。
マンマ(お母さん)と言ってるんだと思いますが、何か困難があると、例えば転んだりするともっとはっきり「マンマー」と言います。

息子はジャンボ赤ちゃんで頭が大きかったので、歩き出したのが15ヶ月目と遅かったですが、娘は身軽だし、2人目なのでお兄ちゃんの行動をよく見て勉強しているから、1歳になる頃には歩くんじゃないかと思っています。

娘の成長を感じる今日この頃です。
息子はというと、明日からいよいよモンテッソーリの幼稚園が始まります!幼稚園ではスモッグ着用なので、先日買って来ると嬉しそうに着ていました。私も楽しみです!



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ヨコミネ式教育法

突然ですが、ヨコミネ式教育法というのをご存知ですか?私は、1年半くらい前でしょうか、、、たまたま日本でテレビ放映されたものをyoutubeで見て知り興味を持ち、本を購入して読んでみたのです。youtubeで見た映像では、3歳〜5歳までの子供達が跳び箱を軽々と飛んだり、絶対音感を身につけた子供達がピアニカで演奏したり、集中して本を読んだりと、「すごい!」と本当に驚きました。

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もし私が日本に住んでいたら、是非「ヨコミネ式」の幼稚園に入れたい!とまで思う程、その映像は強烈な印象が残りました。本を読んでいると、家庭でも取り入れられる事があるので、是非取り入れたいなーと思っていて、息子は音楽が好きなので、まずピアニカを購入してみました。
イタリアでは、ピアニカとかメジャーではなく、どこに売っているかも分からないので、日本から母が来た時に持って来てもらったのです。
その様子などもそのうちブログにアップして行きたいと思っています。

あくまでも素人の考えですが、ヨコミネ式教育法は、モンテッソーリ教育法と以下のような共通点があると思います。

ー子育て、教育の目的を「自立」としている。

ー幼児期における「学び取る力」のある時期
(モンテッソーリで敏感期、ヨコミネ式では臨界期というらしいです。)に注目している。
モンテッソーリでは、0歳〜6歳、ヨコミネ式では主に3歳〜6歳のようです。

ー子供が興味を持つように大人が工夫する。

ただ、園での実践方法は全く違うようです。

モンテッソーリの園では、教具等を用い、大人が用意した子供達のための数ある「お仕事」の中から、ひとりひとりの子供が好きなものを自分で選んで、それに取り組む。という形を取っているので、言葉は悪いですが、要は1日中それぞれ好き勝手な事をしているという感じになり、先生はひとりひとりの行動に注目し、手助けをしてあげるという姿勢を取ります。

ヨコミネ式では朝から全員でまず体を動かし、脳が活発に活動できる状態になった頃に、決められた読み書きや音楽の授業があり、クラス全員が同じ科目に取り組みます。ただし、一人一人がやる気を持てるよう、段階を多く作って子供達が興味を持ち、「ちょっとだけ難しい事」に挑戦できるよう様々な工夫があります。

共通する所もあり、「子供はまねをしたがる」という特性に着目しています。

モンテッソーリ園では、3歳の子供が5歳の子供を見て自然にまねする事ができるよう、クラスは混合クラスという体制を取っており、3歳〜5歳の年齢の違う子供が同じクラスになります。3歳の子供は5歳の子供を見て学び、5歳の子供は小さな子供を助けるという事が自然にできるような環境になっている。

ヨコミネ式では、各年齢でクラスを分けているようですが、体操の時間などは混合で行い、逆立ちしている5歳児を見て、3歳児がそれをまねして繰り返し練習する、そのうちに何も教えなくてもできるようになってしまう。という流れを作っている。

と私なりに分析してみましたが、とりあえずどんな教育法も親が「良いなー」と思った事はドンドン取り入れて行くべきと思います。

それから、ヨコミネ式の「子供は競争する事が好き」という本能に注目している点は、スポーツをずっとやっていた私は同感です。日本で「ゆとり教育」が流行っていた時代に、運動会のかけっこで手をつないで一緒にゴールすると聞いて、すごく不快に思ったものです。

今は削除されてしまったようですが、一時期、テレビ放映されたヨコミネ式幼稚園の夏合宿の様子を紹介したビデオがyoutubeで見れて、何回も見てしまいました。

女の子は、「母性本能」という素晴らしい本能があるので、特に何かしなくてもお母さんの真似をさせていれば、まっすぐ育つが、男の子は、この幼児期に自分の力をすべて振り絞り、困難に立ち向かい、最後にはそれを成し遂げられたという経験を必ずさせる必要があるといいます。

その夏合宿では、夏合宿の最後に川の急流の所でライフジャケットをつけずに飛び込むというイベントがあり、男の子だけがそれに取り組みます。もちろん、安全は大人が確保して、子供にはとても困難だが、全身全霊の力を振り絞ってやれば成功できるという環境を設定しているのです。
幼児期に自分の力で成し遂げられたという体験した人は、大人になって困難に出会った時に、諦めずにそれに立ち向かう底力があるというのです。

ふと自分の幼児期を振り返ってみると、私にはこれに近い体験が「山登り」だったかな?と思います。山好きな母は、毎年夏、私達を北アルプス等の高山に連れて行ってくれていました。初めて行ったのは、多分5歳頃だったかと思います。子供にとっては重いリュックを背負って、何時間も歩いて目的の山小屋に到着する1日というのは、本当に全身の力を振り絞らないとできない事でした。次の尾根が見えて来たら着くかなと思いつつなかなか到着せず、足取り重く歩いて到着した山小屋では、「精一杯やった」という達成感を幼いながら感じていたと思います。
この経験は、私の人生においても「簡単に諦めない」という点ではすごく影響したと思います。

川に飛び込ませるのはちょっと難しいかと思いますが、山登りや私と夫が結婚する前にやっていた自転車に生活道具全て乗せてのツーリング等、自然とふれあう経験を通して、子供達にもこの「困難」に立ち向かう環境を作っていってあげたいなと思っています。

という事で、ヨコミネ式の考えも子育てに反映したいと思っていますので、ブログでまた紹介して行きたいと思います。ヨコミネ式95音というのは、子供に日本語の文字を書く事を教えるのに本当に良いと思うので、実践してみたいと思っています。
実は、一度ヨコミネ式95音のノートを作って、やらせてみたのですが、結局らくがき帳になってしまいました。。。トホホ。。。また機会をみて挑戦したいと思います。







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お仕事 ー本、アルバム、写真ー

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード

<モンテッソーリ教育を基にした活動内容>

最近は、娘の保育園のインセリメント(入園準備とでも言いましょうか、保育園に徐々に慣らして行くための期間の事です。)が始まり、バタバタした日々を送っています。更に来週は息子の幼稚園のインセリメントも始まるので、もっと大変になりそうです。
10月に入らないと落ち着かない感じですね。

娘は、第一希望だった息子が通っていた保育園には残念ながら入れなかったのですが、第二希望のこの保育園もとても良い保育園で安心しています。特に、インセリメントに長く時間をかけるので、働いているお母さんで時間に余裕の無い人は困ってしまうかもしれませんが、私はまだ時間があるので、このゆったりとしたインセリメント気に入っています。またその様子は別途ブログに書いていきたいと思います。

今日は、モンテッソーリ教育の言語教育について息子が通っていた保育園の様子を紹介したいと思います。言語教育については、各クラスともに読書のコーナーがあります。ちなみにクラスは以下のように別れています。

ピッコリ(年少クラス4ヶ月〜1歳)
メーディ(年中クラス1歳〜2歳)
グランディ(年長クラス2歳〜3歳)

この読書のコーナーには、その年齢にあった絵本、詩と絵が書いてある厚紙で作ったボード、各子供のアルバム(家族と写っている写真が10枚程入っている)等が置かれており、周りの壁には、動物や風景等の写真が貼られています。

子供達は、自分が家族と写っている写真が入っているアルバムを見るのが大好き、このアルバムを見ながら、「これはパパ、ママ」などと他の子供に紹介したりしながら、初歩の言語を習得して行きます。以下の写真は年中さんの頃、パパと写っている写真を見て、パパを指さしている所です。



こちらも年中さんの頃で、詩や早口言葉などが書かれているボードを横に並べて熱心に見ています。息子はこのボードが大好きだったそうで、毎日、このボードを持って来て、先生に読んで欲しいと頼んでいたらしいです。



これは年長さんの頃、椅子に座ってじっくり絵本を眺めています。



よく迎えに行くと、このコーナーに他の子供達と座って、絵本を読みあったり(字が読める訳ではないが、先生が読んでくれるのを聞いていて覚えてしまった)、写真を指さして、これはぞう、キリンなどと言い合っている微笑ましい様子を見ました。
言葉を使う「きっかけ」を作ってくれるコーナーです。

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イタリアのなすを使った夏定番料理

突然ですが今日は、イタリアで夏、なすを使った料理と言えばこれ!というお料理のレシピを紹介します。
「メランツァーネ・アッラ・パルミッジャーナ」は、イタリアの家庭で愛される一品。私は義母がよく作ってくれるのがとっても美味しくて、作り方を教えてもらい、ここ数年夏になると必ず作りおきして冷凍しておくようになりました。そうすると、秋になっても食べられますからね!

家で作るメランツァーネ・アッラ・パルミッジャーナは食材にこだわります。なす、トマト、にんにく、オリーブオイル、バジリコは田舎の家で義父が収穫したもの。モッツァレッラチーズは、夫が郊外に出張になった際に、モッツァレッラチーズの工場で直接買って来てもらいます。唯一パルミッジャーノチーズが、スーパーで買った物になります。

なすは、日本にあるか分かりませんが、写真のような洋なす?を使います。日本で見るなすよりも色が淡い紫色で、丸い形をしています。


美味しく作るポイントは、なすの下準備に時間をかけるという事。前日の夜寝る前に、なすの皮をむき、4mm程度の薄さに輪切りにし、塩をふって重しをおいて水抜きをします。


余計な水分がすっかりぬけた翌日、小麦粉をふって油でカラッと揚げます。
この揚げたてをつまみぐいするとまた無茶苦茶美味しいです!

次にトマトソースを作ります。トマトは、田舎で採れたプチトマトのヘタをとって半分に切り、フライパンであたためたオリーブオイルににんにくを入れ、香りが出たらプチトマトを入れて、煮詰めます。煮詰まってきたらバジリコを入れてさらに煮詰めてできあがり。


後は、器になす、トマトソース、モッツァレッラ、パルミッジャーノチーズの順番で、重ねていきます。
大体2段できたら最後はなすを表面にしいてできあがり。家ではいつも余計に作って冷凍するため、アルミ箔の入れ物を使っています。


200度のオーブンで40分程度調理し、表面にあるなすが黒くこげてきたらオッケー。

息子が好き嫌いをするので、何でも食べられるように食事の際は、好きな物の前にあんまり好きではない物を食べさせるようにしています。要するに、「これを食べたら、これも食べれるよ」と駆け引きするのです。いつもなすを食べさせるのは苦労するのですが、このメランツァーネ・アッラ・パルミッジャーナだったら、ガツガツ食べてくれます。本当に美味しいです!!!

自分でできるお料理セット

今日は、息子が今夢中になっている「しまじろう」の教材を紹介します。「自分でできるお料理セット」というもので、「自分でできる」事を促している点が、モンテッソーリっぽいかな?と思っています。この教材なかなか良くできていて、すぐに息子の心をとらえたようです。


中身は、じぶんでお握りができる「ふりふりペンギン」とケッチャップ等で絵がかける「お魚ペン」それから、パン等がしまじろうの形にぬける「しまじろう型」と星としまじろうの形に抜ける型がセットになっています。

まず優れもの!と思うのが、「ふりふりペンギン」このオレンジのケースの中に炊きたてご飯を少し入れて、カタカタ音が鳴るまでふると小さなお握りができると言うもの。


この教材が来てからは、毎回白米を炊く時は、このふりふりペンギンを使って自分でお握りを作るのをとても楽しみにしているようで、「今日は、白いごはんあるよー」と言うと、「おりょうりせっとー(日本語で)」と叫んでいち早く自分の席についています。自分で5個小さいお握りを作って(ちょうどお茶碗1杯分)、嬉しそうにふりかけをかけて食べています。

今まで人参はスープにしたりつぶしたりしないと食べなかったのですが、ゆでた人参を星としまじろう形に自分で抜かせたら、全部ひとりで食べていました!試しに、偏食で困っている同い年の従姉妹にも試してみると、今まで絶対に食べなかった白米のお握りを食べました。恐るべき「しまじろう」!

お魚ペンでは、ハンバーグやオムレツをした時にケチャップで絵を描くのですが、私や夫の分にまで絵を描いてくれます。

しまじろう型を使うには、普段家ではあまり買わないサンドイッチ用のパンを買って来てやらせています。最初、ゆでたジャガイモでもできるかな?と思いましたが、ちょっとそれは無理でした。



「自分でできる」って子供にとって本当に大事な事なんですね。あらためて実感しました。

お仕事 ー生活習慣ー

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<モンテッソーリ教育を基にした活動内容>

モンテッソーリ教育では、子供達を一人の人間として認めてあげるという考え方が基盤となっていますので、生活における様々なシーンでも自分の事は自分でできるように、大人は「見守ってあげる」という立場を取ります。息子が通った保育園でも先生方はあくまでも「見守る」という姿勢で、ひとりでできるのを応援してくれていたようです。

まず食事のシーンでは、昼食の時間になると子供達で協力してテーブルを用意します。テーブルクロスをかけて、お皿を並べて、ナプキン、フォーク、スプーン、コップなどを並べます。

食事は、イタリアなので第一のお皿(パスタやスープ、リゾット等)の後に、第二のお皿(お肉やお魚のメインと付け合わせの野菜)を食べます。どのくらい何を食べるかはあくまでも子供達の自主性に任されている(年中さんと年長さんクラス)ので、子供自身が自分の食べたい物を自分で好きなだけ取ります。息子は穀類が好きなので、第一のお皿はいつも「おかわり」していたようで、毎日受け取る連絡票に、「パスタはbis(おかわりした)」と書かれていました。(笑)



食事が終わるとまた子供達で片付けに入るのですが、息子はこの「お片づけ」が大好きで、いつも片付けの時に使うカレッロ(台車)が運ばれて来ると、「レッロ、レッロ」と言って、率先して片付けをしていたとの事です。
家庭でも、食事の時にフォークやスプーン、コップを並べるのが好きですし、食事が終わると、「お手伝いする(日本語で)」と言って、コップやお皿をひとつずつ何往復もして慎重に運んで来てくれます。



食事の他には、子供達の身長に合わせた洗面台があるので、もちろん手洗い、歯磨きなども自分達ひとりでできるようになっています。家庭では、洗面台が高い位置にあるので、踏み台を用意していますが、最初のうちは踏み台に乗るのを嫌がったので、ビデ(イタリアのトイレには必ずビデがトイレと並んであります)で手洗いや歯磨きをしていました。





また、子供達に人気があるのは「窓ふき」のお仕事。スプレーで水をかけて一生懸命ふいています。これは息子も大好きで、家でもやってもらっています。子供の手でも扱える小さめのスプレーの容器に入った洗剤を買ってきて、洗剤は他の容器に入れスプレーの容器は「お掃除用」にして水を入れて子供の手の届く所に子供用のほうきとちりとりと共に置いてあります。
大体、私が掃除を始めると、「ぼくもー(日本語で)」と言って手伝って(ほとんど邪魔してる状態ですが。。。)くれます。



家庭ではなかなか、ひとりでやらせるとこちらは返って面倒な事になる事が多いので、ついつい手を出してしまいがちですが、壊れたり汚れたりしても多少な事は多めに見て、一人でできるように「見守ってあげる」という姿勢でいたいものですね。

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お仕事 ー移し替えー

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード

<モンテッソーリ教育を基にした活動内容>

モンテッソーリ教育の「日常生活の練習」の活動の中に移し替えというものがあります。移し替えには色々な種類があって、液体を移し替えるもの、粉状のもの、個体のもの等です。手首の角度を上手に調整したり、指先の器用さ、集中力が必要になってきます。

これは年中さんの時の写真で、色の違う粉が入った2つのコップをひとつずつフィルターの上から落とすという作業のようです。

また色の違う粉を混ぜるとどうなるか?という事も体験しているようです。


こちらは、スプーンですくった粉を上戸を使って口の細い瓶に入れるという作業をしています。


これは最近の写真、年長さんクラスになってからで、粉と豆をスプーンでフィルターの上に落としてふるうと、豆だけが残って粉が落ちるという事を体験しています。


息子は粉類が好きだったようで、粉類を扱ってる写真しかありませんでしたが、その他にも液体や個体を使った移し替えという「お仕事」があります。

個体を使った移し替えはこのような感じです。息子ではないので一応目隠しさせてもらいました。


以上、移し替えの「お仕事」でした。

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モンテッソーリ教育を基にした活動内容

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先日、いきなり息子の「お仕事」の様子を紹介しましたが、息子が通っていた保育園でのモンテッソーリ教育を基盤にした活動内容を説明していませんでしたね。以下のようにまとめてみました。

<感覚教育>

ジェル、泡、粘土、パスタ遊び
パズル、木のはめ込みパズル
宝物箱
水遊び1水遊び2
積み木、ブロック
筒とチューブ、鎖
お絵描き

<象徴的な遊び>

キッチン、洗濯場、美容院、かくれ穴
変装コーナー
森、北極、ジャングル、車のミニチュア

<日常生活の練習>

切り貼り
移し替え
お料理
ひも通し、ねじ回し
畑仕事
生活習慣1
生活習慣2

<言語の発達>

本、アルバム、写真
読み聞かせ

家と人形遊び

<運動神経の発達>

外遊び、中遊び、中庭、海




これらの活動をモンテッソーリ教育では「お仕事」と呼んでいます。

息子が通っていた保育園は、あくまでもモンテッソーリ教育を基盤にして先生方が創意工夫をされて子供達のための「お仕事」を設定していたので、モンテッソーリ教具は使用していませんでした。

保育園では朝登園すると朝食を食べ、その後は昼食まで数ある「お仕事」の中から子供達は自分が好きなものを選んで、それを好きなだけ続ける事ができるという環境でした。6人の子供に1人の割合で先生が付き、子供の「お仕事」の邪魔にならず、なおかつ「お仕事」が上手くできるように見守るという形で指導してもらっていたようです。

各グループ順番に外遊びや中庭遊びプール音楽レッスンAIGAM等も1日の中に組み込まれています。

お昼の後はお昼寝。お昼寝から起きるとまた自由に「お仕事」をしながら迎えの時間を待つというのが保育園での1日です。

上記の活動内容を、これから1項目ずつアトランダムに写真と共に紹介して行きたいと思います。

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