実際には、その額が問題。
もちろん、103万円の壁の引き上げ自体、望ましいことではある。
賃上げと連動すべき話でもあり、これまで放置されてきたのがそもそも問題。
働き手が減る中で、こうした改革は今の日本に必要だ。
Yahoo!より、
「103万円の壁」引き上げを表明へ 石破総理29日の所信表明演説で
11/26(火) 22:13配信
テレビ朝日系(ANN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9387cd67c4d27b63a3dcfb0f3364062619a27444"
記事より、
28日から始まる臨時国会の所信表明演説で、石破総理大臣は「年収103万円の壁」の引き上げを表明する方向で調整に入りました。
複数の政府関係者によりますと、29日に衆参両院の本会議で行われる所信表明演説で石破総理は年収103万円の壁について、2025年度税制改正で議論し引き上げる考えを明らかにする方針です。
また、来年2025年の春闘での大幅な賃上げ実現に向けて、33年ぶりの高水準となった今年の勢いを続けたい考えを強調する見通しです。
さらに石破総理肝煎り(きもいり)の防災庁の設置や避難所の整備などの災害対応のほか、自衛隊の処遇改善や経済安全保障でのサプライチェーンの国内回帰も盛り込む方向です。
コメント
「103万円の壁」の引き上げが話題になっていますが、最も重要なのはその引き上げ後の金額です。実際にどの額に設定するかが問題であり、単に「103万円」を引き上げるだけでは不十分です。もちろん、引き上げ自体は望ましいことであり、賃上げと連動すべき話でもあります。しかし、これまで放置されてきたことがそもそもの問題です。働き手が減少し、社会保障の維持が難しくなっている現状では、こうした改革が今の日本にとっては急務です。
政府の方針として、203万円や250万円などの新たな「壁」を設定することが議論されていますが、これらが実際に効果的かどうかは慎重に検討する必要があります。年収に応じた税制改正や社会保障制度の見直しも、長期的な視点で検討されるべきです。働き手を支えるためには、賃上げと共に、税制や社会保障のバランスをとることが必要です。
英語コメント:
The discussion around raising the "1.03 million yen wall" brings up an important issue: the actual amount that this threshold will be raised to. The real problem lies in deciding the new limit. While raising this threshold is certainly desirable and should be tied to wage increases, it is the lack of action on this issue that has been the real problem. With a shrinking workforce, such reforms are necessary for Japan's future.
The government is considering adjusting this threshold to figures like 2.03 million yen or 2.5 million yen, but careful consideration is needed to determine whether these adjustments will have the desired effect. In addition to raising the threshold, reforms to the tax system and social security policies should also be considered, looking at the long-term sustainability of these changes. To support the workforce, wage increases should go hand in hand with adjustments to the tax and social security systems.
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