市議がというよりは、この記事を書いた記者。
これを掲載することを認めた編集者だ。
なぜなら、刑務所の食事と比較しているからだ。
この文脈からは刑務所ではこの写真の食事でも問題がないということを意味している。
刑務所に入っている人にも人権はある。
それがすっかり抜け落ちた記事であり、大きな問題だ。
Yahoo!より、
「刑務所の食事かと思った」横浜市議が公開した小学校の給食写真の“見た目”に集まる驚き「市議なら改善を」要望が殺到
11/1(金) 20:20配信
SmartFLASH
https://news.yahoo.co.jp/articles/661249b653a3a54a5a74df0499e903a8c31c0f3a
記事より、
10月29日に投稿された、日本維新の会所属の、横浜市議会・柏原すぐる議員の何気ないポストが、Xで話題となっている。
この日、《お昼は小学校PTA役員として5年ぶり開催の試食会で配膳室から牛乳を運んだり、ご飯をよそったりしました》と投稿した柏原議員。試食会で食べたという給食の画像を公開したのだが、これがかなり“残念な”見た目だったのだ。
コメント
このようなレベルの低い話題が報道されること自体に驚きを感じます。特に、横浜市議が公開した小学校の給食の写真を刑務所の食事と比較するという発想には、大きな問題が潜んでいます。この記事を書いた記者と、それを掲載することを認めた編集者の視点には疑問を抱かざるを得ません。
刑務所の食事と比較することで、まるでこの食事が問題ないかのような印象を与えてしまっています。しかし、刑務所に入っている人々にも人権があり、彼らの食事の質や栄養価についての議論を軽視しているように思えます。この文脈での比較は、極めて不適切であり、報道としての責任を果たしていないと言えるでしょう。
小学校の給食は子どもたちの成長に直結するものであり、質の改善が求められるべきです。市議にはその責任があり、改善のための要望が集まるのは当然のことです。しかし、この記事の内容がその改善に向けた建設的な議論を阻害するものであってはならず、むしろ問題の本質を見失わせる要因になっています。報道は真実を伝えるものでなければならず、感情的な煽りや不適切な比較は避けるべきです。
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