災害後は人が減って当然だ。
しかも、今回被害が大きかった奥能登はそもそも金沢から3時間もかかるところ。公共交通機関は七尾市あたりまで電車はあるが、あとはバス。基本は自家用車での移動のところ。
そのため復旧も進んでいない。
道路自体がまだ完全に改修されていないため、冬になると除雪車が通行できないほどの段差があるので、それの解消が間に合うか?というレベル。
すぐに住めるかどうかというと前年ながら快適に住める状態ではない。
問題は一時的な人口減少ではなく、これから戻って来るかだ。
無理に不便な状態で戻ることは、却って疲弊して災害関連死にも繋がる気がしてならない。
こうした記事を書く記者の意図はなんなのだろうか?
タイトルが非常によくない。
Yahoo!より、
奥能登4市町、9カ月で3914人減 人口流出、歯止めかからず 石川
11/1(金) 17:14配信
時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/04922fbe933a49df47c0e526a4c780f42a578d0f?page=3
記事より、
石川県は1日、10月1日時点の人口推計を発表した。
能登半島地震で大きな被害を受けた奥能登4市町では、9カ月で人口が計3914人減少した。
減少数は元日時点の4市町の人口(5万5213人)の約7%に当たる。内訳は輪島市1862人、珠洲市983人、能登町675人、穴水町394人。
4市町の転出者数は9カ月で3397人に上り、前年同期比の約2.3倍となる一方、転入者数は同約8割の745人にとどまった。
コメント
令和6年の能登半島地震による被害の深刻さは、今回の人口減少にも如実に表れています。特に奥能登地域は、金沢からの距離もあり、公共交通機関が不十分であるため、復旧作業も進まないのが現状です。この地域における人口減少は、一時的なものではなく、今後の復興に向けての大きな課題を孕んでいます。
交通の便が悪く、冬季には雪の影響でさらに厳しい環境になることが予想される中、住民が戻ることは簡単ではありません。すぐに住める状態ではないため、無理に戻ることがかえって人々を疲弊させ、災害関連死のリスクを高めることにも繋がるのではないかと心配しています。
このような状況で記事を書く記者の意図は何なのか、そしてタイトルの付け方についても疑問を感じます。人口流出の問題を煽るだけでなく、復興や支援の重要性、地域の実情を正確に伝えることが求められています。記事がただの数字や結果だけに焦点を当てているようでは、地域への理解が深まらないのではないでしょうか。今後、どのようにして地域が再生され、住民が安心して戻れる環境が整えられるのかが重要です。
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