日々更新mobilerA8（Yahoo!ニュースを毎日ウォッチ）

トヨタは過去最高の利益を得ているようだ。
そのため批判も多い。
不正に対して国も大きく出ることができるのだろう。
ただし、この不正については議論がある。
古いままの帰省で国際的な基準に準拠していないなど、輸出産業としての自動車製造メーカーへの配慮が足りないと考えられる。
こうした背景を前提としてない記事については、薄っぺらいとしか見えない。

Yahoo!より、
新車が売れない！　今、日本の自動車市場で何が起きている？
8/2(金) 6:30配信
週プレNEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/558d3dd8b39e6a2e262bebbaace6146f2ca55149?page=3
記事より、
実は認証不正問題に端を発した国土交通省とトヨタのスッタモンダの場外バトルが話題を集めた。ザックリ言うと、トヨタの豊田章男会長が認証制度の見直しを口にしたことで、《日本の認証制度はガラパゴスだ！》などとファンらがネット参戦し、完全にカオス状態に。すると、この"ガラパゴス"というワードに国土交通省のお役人が即反応。異例の大反論をブチあげ、一部メディアがそれをあおりにあおった。

報道が火に油を注いだかどうかは不明だが、7月18日、豊田会長は報道陣の前で、「みんな（自動車業界）この国を捨てて出て行ってしまいます。出て行ったらこの国は本当に大変ですよ。ただ、今の日本は、ここで踏みとどまって、頑張ろうという気になれない。（メディアは）強いものを叩くことが使命だと思ってらっしゃるかもしれませんが、強いものがいなければ、国というものは成り立ちません」と海外移転を示唆するような、"世界のトヨタ砲"を炸裂させた。

7月31日。国交省はトヨタの佐藤恒治社長を呼び出して是正命令書を手渡した。これまでトヨタは7車種の衝突試験で不正があったと発表していたが、国交省の調査で新たに7車種の不正が明るみになった。

これで今回認証不正が発覚したトヨタのクルマはホンダの22車種（ホンダには行政処分ナシ）に次ぐ14車種となった。ちなみに不正はあったが、使用に関しては問題がないという。一連の生産停止などで割を食ったのは、大企業トヨタではなく、取引先の中小企業や地域経済である。

このありさまでは下半期も新車は売れず、来年度のGDPはダダ下り確実か!?

コメント
トヨタは過去最高の利益を上げている一方で、不正認証問題が浮上し、国土交通省との対立が注目されています。今回の問題は、社内調査により発覚した7車種に加え、国土交通省の調査でさらに7車種の不正が明らかになりました​​。

トヨタの佐藤恒治社長は「認証業務そのものが現場に依存していたことを経営が反省しなければならない。甘い部分があった」と述べ、経営陣の認証業務への理解と関与を深める必要があると認めました​。

この不正問題については、国土交通省の対応が厳しすぎるとの声もあり、自動車業界に寄り添った認証制度の見直しが求められています。特に、トヨタの取引先である中小企業には生産計画の変更に伴う混乱や経済的影響が大きく、早期の解決が望まれています​​。

一方で、古い規制が国際基準に適合していないことから、自動車製造メーカーに対する配慮が不足しているとの指摘もあります。これにより、日本の認証制度は「ガラパゴス化」しているとの批判もあり、トヨタの豊田章男会長は海外移転の可能性を示唆しています​。

トヨタの不正問題は、企業の信頼性に大きな影響を与えるとともに、規制当局との関係や業界全体の認証制度の見直しに対する議論を促進しています。今後、より透明性と公正性を確保するための制度改革が求められるでしょう。