Yahoo!より、
楽天モバイル 巨額の「赤字」でも安さを維持できるか
山口健太
ITジャーナリスト
2/15(水) 21:02
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikenta/20230215-00337366
楽天グループが2月14日に発表した通期決算では、過去最大となる3728億円の赤字が話題になりました。
Eコマースや金融、広告事業は順調でも、その利益ではモバイルの赤字を埋められない状況が続いています。楽天モバイルの「安い」料金は維持できるのでしょうか。
安さを支えるのは「経済圏」収入
楽天モバイルは、大手3キャリアより大幅に安い料金で使い放題のデータ通信を実現しています。その理由として、インフラのソフトウェア化によるコストの安さや、楽天経済圏とのシナジーを挙げてきました。
とはいえ、他社より安い料金のままでは、どんなにユーザーを増やしても大きく儲けることはできないはずです。モバイル事業を続ける意味はあるのでしょうか。
そのヒントとなる数字は、楽天グループの決算資料の中に見つけることができます。
一般に、携帯キャリアは1人あたりの料金収入である「ARPU」を重要な指標としています。楽天モバイルの場合、2022年10-12月期のARPUは「1805円」となっています。
つまり楽天モバイルの利用者は平均して毎月1805円を払っていることになりますが、他の大手キャリアはこれが「4000円」前後と、大きな差があります。
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