イギリスも何か拘束力のある話でもない地球環境問題については、完全にパフォーマンス、演技だと割り切っているようだ。
だが、あまりにも荒唐無稽な目標を立てると、これを変えるのが大変なので、こんなものは葬り去った方がいい。
もうCOP自体を5年おきに開催する程度に格下げするべき時期だ。
Yahoo!より、COP26「延長戦」 前代未聞の野心的な目標、支持されるか
11/13(土) 21:22配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b62e46f8a2f8961241c24bb4ad60dfb3208620b
記事より、
【グラスゴー(英北部)=板東和正】COP26は予定していた会期に閉幕できず、「延長戦」に入った。議長国の英国はCOP26の成果文書で、世界の気温上昇を産業革命前から1・5度以内に抑える目標を強調し、二酸化炭素(CO2)排出量が多い石炭を「歴史の中に葬る」指針を掲げたい考えだ。野心的な取り組みを各国が支持するかが焦点となった。
英国が公表した成果文書の草案で「努力を追求する」と明記された「1・5度目標」は、2015年に採択された地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の努力目標
英国は今回の成果文書で「1・5度目標」を強調することにこだわった。
国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第1作業部会は8月に発表した報告書で、気温上昇が1・5度に達すると、10年に1度の熱波が発生する頻度が産業革命前の4・1倍になると試算。豪雨と干魃(かんばつ)の発生頻度もそれぞれ1・5倍と2倍になるとした。英外務省のニック・ブリッジ気候変動特別代表は、1・5度以内に抑える重要性は「科学的に明らかになっている」との認識を示す。
ただ、英国が「1・5度目標」実現のため、草案で掲げた石炭火力の「段階的廃止」に各国が同意するかどうかは不透明で、成果文書に盛り込むのは、「前代未聞」(気候変動対策の専門家)で賛否が分かれた。
英国の方針に米国や欧州連合(EU)などが賛同する一方、石炭火力に依存する中国やインドなどは抵抗したとみられている。中東の産油国サウジアラビアの代表者も12日、草案を「実行可能だ」と評価した上で、賛否の表明は避けた。
特に、気候変動対策の資金不足に苦しむ途上国の一部は「1・5度目標」や石炭火力の段階的廃止に反発した。
英メディアなどによると、ある途上国の代表は資金を十分に確保できない中で「途上国が先進国と同じ(石炭火力廃止などの)目標を達成することは難しい」との見方を示した。
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