すごくネガティブなところとポジティブなところを両方持っているということは、躁鬱の嫌いがあるというふうに感じる。
36歳で水着でバズるなんて?という様な表現もそうだ。
遺書という言葉が出てくることも目を引く。
Yahoo!より、
「明るい遺書」から始まったSNS。今、中川翔子が吐露する思い
中西正男芸能記者
10/19(火) 9:25
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20211019-00263713
記事より、
ブログ、ツイッターなどのSNSで思いを発信し続け、昨年4月に立ち上げたYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」は登録者数70万人を超えているタレントの中川翔子さん(36)。
去年の3月、4月から予定されていたお仕事が新型コロナ禍で次々にキャンセルになっていきました。結果的に、2カ月ほど仕事がゼロになったんです。
お仕事を始めてからずっと不安はありました。「いつまでできるんだろう」と。今回は「ついに終わりの時が来たのか」と完全にふさぎ込んでしまいました。
何もやることがない。先も見えない。その中で去年4月からYouTubeチャンネルを始めたんです。
これまでもYouTubeへの思いがないわけではなかったんですけど、日々の忙しさに埋没するような形で、なかなか始められませんでした。
でも、今回は四の五の言ってられないというか、本当に仕事がストップして。毎日YouTubeでゲーム実況をやる日々を過ごしていました。
ただ、人間ね、何かやることがあると、なんとなく心が前を向くんですよ。どんどんYouTubeが楽しくもなってきて。YouTubeきっかけでウチの猫に番組からオファーをいただいたり(笑)、新たな動きも出てきたんです。そのうち、お仕事も少しずつ戻ってきて、何とか今こうやって話せているという状況です。
そもそもの話、私は全く自信がない人間なんです。しかもネガティブ。そんなクセが小さな頃からついちゃってるんです。
基本的に「どうせ私なんか」と思い続ける十代で「どうせ無理だ」「人前に出るのも怖い」「コンプレックスだらけだ」という気持ちが常にありました。
一方、本当は「アニメソングを歌いたい」「戦隊モノに出たい」とかあこがれもある。でも、そのあこがれが全くままならない。そんな十代を過ごしました。
この仕事を始めても、そんな性格もあいまってうまくいかない。そこから始めたのがブログでした。
当時はまだアイドルがいろいろなものをさらけ出す時代じゃなくて「趣味はお菓子作りと映画鑑賞です!」みたいな時代だったんです。
実際、私もそういうアイドル像が好きだったので、そんなプロフィールを書いてはいたんですけど、実際は「お菓子なんて作ってないしな…」と(笑)。
本当は漫画だったり、特撮だったり、好きなものがあるけど「こういうことが好きなんです」とは言えてませんでした。学校でも本当に好きなこと、本当の自分を出すと「キモい」と言われちゃう。オタクに対して厳しい時代でもありました。
そんな中で仕事ももう風前の灯火だし、ブログでは本当の自分を出してみよう。そう思ったんです。
仕事的にいつクビになってもおかしくない。もっと言うと、この世からいなくなることまで考えていた時期でした。正直な話。ずっと真夜中の感覚というか。
そんな中で始めたブログだったんですけど、最初から一つだけ決めていたことがあったんです。これはツイッターなどのSNSにも引き継いでいくことなんですけど「書くのは、前向きなことだけにしよう」と。
「これが好き」とか「これがいい」とかポジティブなことしか書かない。それをマイルールにしたんです。
そう決めたのは、ブログを“明るい遺書”としてやろうと思ったからです。「これを書き残して死んだ場合、この“呪いの言葉”を人が見たら『うわ、暗い…』『キモッ』と思うだろうな」と考えて。せめて残るものには「これが好きだった」と前向きなことを残しておきたい。
それくらい、ある種の覚悟があったし、だからこそ「これは何かを誉める“ゲーム”だと思おう」と案外すんなりその方向が定まった部分もあったと思います。
ただ、このマイルールを作っておいて本当に良かったと今は思っています。というのも、そこに書いていたポジティブなことが次々にかなっていったんです。
YouTubeを始めて、ブログを始めた頃の「あれもやりたい、これもやりたい」というキラキラした感覚を味わっています。久々に「来た!」という感じで。
今年8月にアップした水着の動画も、テレビでは絶対にやりませんしね。そもそも、そんなオファーが来ないですけど(笑)、それが鬼バズりして、ものすごく恥ずかしいんですけど、ものすごくうれしくて。
なぜこれだけ反響をいただけたのか。多分、若い頃にやったらこんなことにはならなかったでしょうしね。ワイン的に熟成につながったならラッキーですし、でも、本当のところは何がどう作用したのか分かりません。
でもね、一つ言えることは、今が一番楽しいということです。厄年ど真ん中ですけど(笑)。本当に楽しい。
だって、誰がレベル36で水着動画でバズるなんて思います(笑)?
何があるか分からない。だからこそ人生は面白い。これからもそうであると信じて、生きていこうと思っています。
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