海外の感染拡大のスピードは日本などと比べると圧倒的に早いように感じる。
死者の数が少ないというドイツでも9000人以上の死者が出ている。
それに比べて日本では1000人も死者が出ていないのが現実。
だが、感染による死のリスクがあるなかで、今のひたすら緩和という政府の動きには疑問を感じざるを得ない。
Yahoo!より、
ドイツ食肉処理場で集団感染、650人が陽性 千人超が自主隔離へ
6/18(木) 14:06配信BBC News
https://news.yahoo.co.jp/articles/e202608508b53e2ce2aff050e951e4667508627a
記事より、
ドイツ北西部ギュータースローの食肉処理場で新型コロナウイルスの集団感染が発覚した。これまでに1000人以上の従業員が検査を受け、650人以上の感染を確認。数千人が隔離を行うよう指示されている。
この食肉処理場は、17日午後から操業を停止している。さらに数千人が検査を待っている状態だ。
従業員やその接触者は、検査結果を受け取るまで自主隔離を行うよう指示された。また感染発覚を受け、地元自治体は今月いっぱい、学校や保育施設の閉鎖を決めている。
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、感染拡大を防ぐためのこうした措置を「歓迎する」と述べている。
ドイツは新型ウイルスのアウトブレイク(大流行)対策に関して称賛を受けている。欧州連合(EU)最大の人口を持つにも関わらず、新型ウイルスによる死者は9000人以下にとどまっている。
政府は17日、大型イベントを禁止する制限を10月末まで延長すると発表した。
一方、食肉処理場での集団感染は今回が初めてではない。ドイツでは西部ノルトライン=ヴェストファーレン州のミュンスターやコースフェルトの処理場でも感染が確認されており、政府は処理場で季節労働者を雇わないことを決定している。
この問題は、食肉加工業界の労働環境の悪さに再び焦点を当てることになった。過去の集団感染では、従業員が寮で共同生活をしていたことが明らかになっている。
フランスやアメリカでも食肉処理場で集団感染が起きており、少なくとも2カ所の処理場で新型ウイルスによる死者が出ている
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