この報道を見てわかるように、海外の地震では地震の規模しか報道されない。
その基準がマグニチュードなのだ。
日本も震度については目安の数字なので、世界共通(もちろん計算方法は様々あるがアメリカは世界に観測網を持っている)のマグニチュードで報道することが必要だ。
日本ではマグニチュード6の前半程度だと大きな被害が発生することは稀だ。
NHKWEBNEWSより、
米カリフォルニアで地震 M6.4 火災や水道管破裂
2019年7月5日 4時12分気象
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190705/k10011983091000.html?utm_int=all_side_ranking-access_004
記事より、
アメリカ西部カリフォルニア州で日本時間の5日未明マグニチュード6.4の地震がありました。現地の消防によりますと、複数の人が軽いけがをしたほか、震源に近い町の病院では入院患者が避難したということです。
サンタモニカ 横揺れが数十秒サンタモニカ 横揺れが数十秒
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、アメリカ西部カリフォルニア州で日本時間の5日午前2時半すぎ、ロサンゼルスの北東200キロ余りの町を震源とするマグニチュード6.4の地震がありました。現地の消防によりますと、この地震で落ちてきた物に当たるなどして、複数の人が軽いけがをしたほか、震源に近い町の病院では入院患者が避難しているということです。
現地のメディア 被害伝える
現地のメディアによりますと、リッジクレストでは複数の火災が起きたほか、ロサンゼルスの近郊では水道管が破裂したり、建物に亀裂が入ったりする被害が出たということです。
ロサンゼルスにある日本総領事館によりますと、これまでのところ、日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。
一方、ロサンゼルス国際空港は滑走路に被害はなく、航空各社は通常どおり運航しているとしています。
地元消防が20件余の出動地元消防が20件余の出動
地震の震源地、アメリカ西部カリフォルニア州のカーン郡の消防当局の公式ツイッターによりますと、建物の被害や救急の要請など20件以上の通報があり、消防隊が出動して対応にあたっているということです。
また、震源に近い町の病院では地震で建物が被害を受け、患者や病院の関係者が屋外に避難したということです。
地元の消防は現在も地震の対応に追われていて、けが人の数など詳しい被害の状況はわかっていないということです。
「サンアンドレアス断層」近傍か
アメリカ西部カリフォルニア州で発生した地震の震源近くには、全長1300キロに及ぶ巨大な断層、「サンアンドレアス断層」がありこの断層とその周辺ではたびたび地震が起きています。
1994年にはロサンゼルスのノースリッジを震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、50人以上が犠牲になりました。「ロサンゼルス地震」「ノースリッジ地震」と呼ばれています。
1906年には、サンフランシスコ付近を震源とするマグニチュード7.8の大地震が発生し、3000人以上が犠牲になりました。「サンフランシスコ大地震」と呼ばれています。
サンアンドレアス断層やその周辺で起きる地震は震源が浅く、被害が局所的に大きくなるのが特徴で、ひとたび地震が起きると余震が数多く発生することがあります。
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の午前2時半すぎに発生したマグニチュード6.4の地震のあと、およそ2時間余りでマグニチュード2.5から4.6の地震が合わせて70回以上発生しています。今後も余震が続くおそれがあり、注意が必要です
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