だが、それを言うと更に盗む人が増える。集まってくる。
だから些細なこととして盗まれたとは騒がないことにしている方が得策。
被害にあっても隠蔽しているということだ。
Yahoo!より、
えっ、盗まれないの? 無人の古本屋は、なぜ営業を続けられるのか
1/9(水) 8:11配信 ITmedia ビジネスオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000017-zdn_mkt-bus_all&p=1
記事より、
・無人古本屋「BOOK ROAD」
・東京の三鷹駅から徒歩15分ほどのところ
・4つの棚が並んでいて、そこに500冊ほどの本が並んでいる。普通の書店にはスタッフがいて、レジが置いてある。しかし、この店には誰もいなくて、レジも置いていない。24時間営業で、扉にはカギもない
・300円と500円のカプセルトイ本体が設置されている。本の後ろに価格が記されているので、値段分のカプセルを購入すれば、会計は終わり。無事、本を手にすることができる
・BOOK ROADのオーナーを務める中西功さんに話を聞いた。ちなみに、中西さんは大手IT企業で働いていて、古本屋は店舗を用いた無人販売が成立するかという社会実験
・友人、知人、妻に相談したところ、ことごとく大反対されました。「止めておけ。そんなビジネスが成立する以前に、盗まれるだけで無人の販売方法が成立するわけがない」と
・決済をカプセルにして、中に入っている特徴的なビニール袋に買った本を入れることで、購入者は「この店で購入しましたよ」という意思表示ができる。他人は、袋に入っている状態を確認することができるので、「この人は店で買ったのね」ということが分かる。
これは個人にとっては宣伝広告費でもある。
500冊の本の資産価値は一体いくらか?100円としても5万円しかないのだ。実際には10円で計算するのがせいぜい。
5千円だとして、それを盗むだけの理由があるか?
盗んだとしても被害は1冊、10円。10冊持って行かれても100円。
もちろん固定費は多少はかかっているのだが、商品としてはその程度の価値だ。
だから多少盗まれても何も気にしない。
売上高がいくらか?ということを公表すればガチャガチャの機械が盗まれるだろうが、それでも10冊売れたとしても3000円。
商売という商売ではないのだ。だから、盗まれないという構造だろう。また、先に書いたように隠蔽することの方が経済学的にもメリットがあるのだから、これはビジネスモデルとすれば、自らの宣伝広告でしかない。
もっとも、カプセルの中には購入した本を入れる派手な袋が入っており、隠しカメラもあるので実は防犯対策は万全なのだ。
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