2018.11.9PDF当社及び当社の子会社が製造した建築物用免震・制振用オイルダンパーの検査工程等における不適切行為に関する物件名の公表について(11月9日時点)
http://www.kyb.co.jp/company/progress/progress_20181109_02.pdf
なお、隙間があって他のメーカーなら絶対に出荷しない製品についての検証はいまだに完了していないようで、全てのKYB物件が耐震偽装かどうかという発表はお楽しみといった状況だ。
これは最大手のKYBゆえ、すべての免震、制振建築物が耐震偽装物件となるという恐ろしい発表なのだ。
地雷だらけのKYB。
そして、倒産したという衝撃的な発表も控えているという惨状。
すでに技術者は逃げ出しているというのも大きな問題だ。
参考までに過去の姉歯事件と言われるもののおさらいを。
国交省のページより、
構造計算書偽装問題とその対応について
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000038.html
ということで、実は姉歯物件だけの問題ではなかったことがよく分かる。
今回は、KYB系と川金ホールディングスのみで問題になっているのだが、調査をして他社は問題ないとしているのだが、工場の立ち入り検査などをしないと、やっぱり嘘ついてました!ということになりかねないだろう。
内部告発で報告が来てしまったら、どの道対応せざるを得ない。
最大手のKYBがこの状態であることから考えれば、他社はそれぞれの事業部門を整理してデータはすべて破棄してしまっている可能性がある。
そうするとKYB系と川金HD以外に不正、耐震偽装物件があっても、すべては闇の中だ。
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