実際に、日本で人が死ぬのは所謂ビルやマンションなどではなく、そのほとんどは古い木造住宅なのだ。
2010年のM7クラスのハイチ地震では22万人以上が亡くなったとされるのだが、日本ではそうした事態にはならない。
しかも、日本の木造住宅のほとんどは2階建てで、かつ、大地震で人が死ぬのは1階に寝ていたケースにほぼ限られる。
従って、日本では木造住宅で2階で寝ることで命は守ることはできる。
直接死は単に2階に寝るだけなのだ。
これさえみんなが守るようにすれば、大地震で死者がほとんどでないという姿が日本だということが世界的にもアピールできるだろう。
地震大国である日本。
耐震化というのだが、現実問題は進まない。
なぜなら、古い木造住宅=お年寄り=年金生活者=耐震改修はしない、ということだからだ。
日本では木造なら2階で寝ること、これが、最も有益な地震対策だ。
Yahoo!より、
ピーター・ハース「建築工学が引き起こしたハイチの大惨事」
2016/4/20(水) 9:08配信 TED
https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20160420-00000978-ted&utm_source=taboola&utm_medium=exchange
記事より、
・ハイチ大地震による 膨大な数の死者については 十分見聞きしてきましたが なぜ彼らが命を落としたのか その理由は十分に語られていません
・建物が崩壊した訳について 十分な報道はなされていません 22万人の死者と 33万人の負傷者を出し 130万人を強制非難させ 国中の食糧 飲料水 物資供給を遮断した 本当の原因は 詰まる所 地震ではなく 建物だったのです ここ数十年で起きた都市部における 最も被害の大きい災害です これは天災ではなく 建築の欠陥が 引き起こした人災
・アンドレ・フィリトラウトです 彼はバッファロ大学の異分野提携― 耐震工学研究所の所長です 文書館の復帰が安全に 行えるか調査をしていたところです アンドレは 建物は全て 同じ原因で倒壊しており 新たな調査対象は何もないと 私に話してくれました 全て共通の原因でした 壁や厚板の柱に対する不十分な固定です 屋根が建物から外れてしまっています 片持ち梁 つまり 荷重が偏る構造は 大きく振動し 崩れ落ちました 粗悪な建築材料や 不十分なコンクリート ブロックの圧縮不足 滑らかな鉄筋は 外気にさらされ錆び落ちていました
参考)Yahoo!より、
ネパールだけじゃない こんなにある世界の地震頻発地帯
2015/5/23(土) 13:00配信 THE PAGE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00000005-wordleaf-sctch
記事より、
・カリブ海プレートが北米プレートに対して東に動いて起きた2010年ハイチ地震(図中19=M7.3、31万6000人)
参考)内閣府より、
1−3 ハイチ・地震(2010年1月)
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h22/bousai2010/html/honbun/2b_4s_1_03.htm
これより、
・死者は222,517人,負傷者は310,928人に(ともに3月15日現在),倒壊家屋は97,294棟,損壊家屋は188,383棟に達した(2月15日現在)
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