ほとんど真っ黒かと思ったらそうでもないようだ。
だが、この内容から何が怪しいとか、政治家の関与ということが浮かび上がるものではない。
よくある用地交渉の記録の一つにすぎない。
ポイントは「交渉記録」の定義だろう。
これまで「交渉記録」は存在しないとされてきたのだから、今回の相談記録のどこが交渉記録ではないのかということの説明が必要だ。
人をバカにしているというのはこういうことを言う。
役所の使う言葉の使い分けで切り抜けられるという傲慢さは財務省の役人ならではとしか言わざるを得ない。
そもそも、森友学園問題とは言うけれども、森友学園がいわば無理やり小学校にしたこの土地は飛行機がバンバン上を飛び交う騒音の地。
さらに、予め廃棄物があるような一帯でもあり、夏場などは現地は相当臭うところとして有名だ。
だから、公園などにしか、とりあえず利用できないようなところなのだ。
財務局としてはこのような絶対に普通は売れない土地を長く管理することは嫌ですぐにでも手放したかったが、半ばあきらめていたというところだった。
それが、有償で買ってくれるというのだから万々歳だったはずだ。
そうした前提の情報共有がされないなかでの森友問題というフェイクニュース。
理事長の篭池ファミリーのキャラ立ちが際立っていたので、画になった、それだけの話しだろう。
だが、やましいところもないのに無駄に隠したものだから話がややこしくなっている。
今回の問題については、佐川元理財局長が、相談記録は「交渉記録」ではないと嘘をついていました、と平謝りをして責任を取って辞任するということで幕引きでいいのではないだろうか?
単なる情報秘匿という問題だが、トップは責任を取るのが仕事だ。
森友学園については、すでに補助金も返還、小学校の開校も断念、さらに幼稚園まで閉鎖と社会的な制裁は十分に受けている。
のうのうと国税庁長官という身分に出世した居座る佐川宣寿は国政関係から去ることでこの問題は終了だ。
Yahoo!より、
<近畿財務局>森友交渉の文書開示 内部で検討の詳細な記録
1/20(土) 7:00配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180120-00000004-mai-soci
記事より、
・「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省近畿財務局が学園との交渉について、役所内部で検討した詳細な文書を保管していた・・・
・財務局が19日、毎日新聞の情報公開請求に開示した。財務省はこれまで国会で、学園との交渉内容について「記録を廃棄した」と・・・
・近畿財務局は19日、毎日新聞の取材に「(相談記録などの文書は)面談・交渉記録とは考えていない。面談・交渉記録に関連して、財務局が保存・作成している文書として開示した」と回答・・・
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