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経済産業省が怒っているのは単に聞いていないからだけであり、企業を守るということには変わりがない。
Yahoo!より、
経産相、三菱マテ子会社の不正「信頼裏切る行為」と批判
11/24(金) 11:11配信　ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000029-reut-bus_all
記事より、
世耕弘成経済産業相は２４日、閣議後の記者会見で、三菱マテリアル＜5711.T＞の子会社で検査データの書き換えなどの不正が発覚した問題について、「日本企業が世界で得てきた高い信頼を裏切る行為」と述べ、強く批判・・・
同様の不正が他の企業でも起きていないのか、経産省が産業界に対して網羅的に調査を行うかとの質問に世耕氏は、「これだけ社会問題になっているので、モノを作っている会社は当然のこととして内部調査はしていると思う」と述べ、あくまで企業側の自主性に委ねる考え・・・
ということで、本質的な問題である日本の大企業によるものづくりにおける不正の横行、遵法意識の欠如について厳しく取り締まるつもりはないのだ。
世耕経産相が怒ったのは、総理に三菱自動車、日産、スバル、神戸製鋼所以外の大企業には同じような不正はないだろうな？という安倍総理の問いに対して、大丈夫です、と答えてしまったことに対して、後からでてきた三菱マテリアルの不正ということで怒っているのだ。
自分の保身を考えて、まさに、自分のために怒ったわけだ。
だから、肝心の大企業に蔓延る不正については、経済産業省が自ら調査をすることはなく、民間に丸投げなのだ。
もし問題があればこっそり毛経済産業省に相談に着たら穏便に済ませてやる、というスタンスだ。
しかし、今回のように大企業の不正がばれてきているのは内部告発によるものであり、首を切られそうな、また、年金カットや退職金カットの憂き目に遭いそうな人たちがこぞって内部告発で不満解消をしているのだ。
どんどん内部告発は続き、大企業の不正、デタラメ、欠陥製品の出荷がバレるということは、まだまだエンドレスだ。