安倍総理のお友達が加計学園の理事長だからというだけではお粗末すぎる。
何より獣医学部の新設が半世紀も行われなかったのは異常としか言いようがないだろう。
これだけのサボタージュをする文科省はさすが、ゆとり世代が中堅になろうとしているだけのことはある。
Yahoo!より、
<加計獣医学部認可>需要の根拠不十分 アンケートに恣意性
11/14(火) 22:06配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00000126-mai-soci
記事より、
学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設を認可した。国家戦略特区を活用して来年4月、52年ぶりに獣医学部が開設される。しかし、学園が新たな獣医師の需要を示すために設置審に提出したアンケート結果に対し、専門家が「統計学的な信頼性が不十分」との見方を示すなど、疑問と課題が残っている・・・
企業のマーケティング調査に詳しい埼玉大経済学部の朴英元(パク・ヨンウォン)教授は統計学の観点から「系列大の求人データを使っていて対象の選定に恣意(しい)性があり、需要があるという結論ありきの調査に見える。統計学的な信頼性は十分ではない」と分析する。その上で「無回答の3632事業所は無関心か否定的な回答群と言え、実際の需要はアンケート結果より大幅に低くなる可能性がある」と指摘・・・
統計学的な信頼性は十分ではないという批判は、パク氏によるものだ。これも「十分でない」と言うだけであり、不適切とまで言うものではないという程度の話。
こんな意見をいちいち拾っていたら難癖のつかない政策なんて一つもないだろう。
また、
設置審が付けた留意事項8件の概要
・獣医学科では最も大規模の定員となるため、定員の厳格な管理に努める
・「総合参加型臨床実習」は外来患畜数を確保するなど効果を高めるよう努める
・病原体を取り扱う実習は内容に見合ったバイオセーフティーレベルの実験室を利用するため、学内規定等を整備し、安全に配慮する
・「獣医画像診断学習」は対象動物をどのように活用するかシラバスに反映させる
・実験動物の管理方法の説明と図面との関係で整合を図り、正確に示す
・高齢の専任教員が多いことから、教員組織編成の将来構想を着実に実施する
・既設校の定員未充足の改善に取り組む
・認可後に今治市からの補助金(96億円)を収納後、速やかに報告する
と、数は8つもあるが、本質的なものは、
・高齢の専任教員が多いことから、教員組織編成の将来構想を着実に実施する
・既設校の定員未充足の改善に取り組む
の2つぐらいだろう。しかも既設校の定員未充足は加計学園が対応する問題ではなく、まさに既設校が努力すべき内容だ。
つまり、問題というのは教員の高齢化のみということ。
8つも留意事項が付いたからと派手に取り沙汰されたが、内容はこの程度のもの。
イチャモンを付けるのは文科省がサボタージュできなくなるということへの怒り意外には理由は見いだせない。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image