各自動車メーカーはこのことへの対応に、安全性を確認したとして、虚偽の報告を行うことで自らの損失を軽減している可能性がある。
典型的なのがJRの東日本で新幹線の走行に関わる車軸関係の部品の強度不足が発覚。
それでも安全性に問題がない?
意味不明だ。
それで、定期点検時には交換をするという。
それならば、直ちに交換をして費用を神戸製鉄所に請求すればいいだけだ。
倒産するから損害賠償をするなら早い者勝ちになる。
少なくとも本来求めている規格と違うものが使われている場合、ものによっては法律違反、つまり、違法なものとなる可能性がある。
単に安全性は勝手に会社が確認したらよい、という簡単なものではないのだ。
Yahoo!より、
<神戸製鋼不正>納入先の安全評価が焦点に 負担避けられず
10/14(土) 21:40配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000066-mai-bus_all
記事より、
「安全性については、改ざんする前の生データをメーカーに提供して、メーカーにご判断いただくことになる」。神戸製鋼の川崎博也会長兼社長は、13日に東京都内で開いた記者会見でこう述べた。
同社はデータに改ざんがあっても「(自動車など)最終製品の安全性には影響しない」(梅原尚人副社長)と説明する。一方で「安全性の評価は素材メーカー単独ではできない。納入先と協力しながら、必要なデータを提供し確認する」(勝川四志彦常務執行役員)・・・
おかしな話だ。
普通は松坂牛を頼んでオージービーフが来た場合には、それは牛肉としての性能は変わらないかもしれないが、全く別のものであり、松坂牛分の料金を請求できるものではない。
同じように、JISの規格をとったものと、それと同じような性能がある製品とは全く次元が違うのだ。
JISというのは安定した性能を発揮できる工場から出荷される製品に付与されるもの。
その工場が検査もデタラメでデータ改ざんをするというような場合にはJISの認証は与えられない。
その場合にはすべての製品一つ一つについてチェックをする必要がある。
JISの製品と同じ強度ものがたまたま作れる工場と、JISの認証を得た工場とはレベルが違うのだ。
安全性というようないい加減な話ではなく、法律違反なのかそうでないのかをはっきりさせる必要がある。
マスコミもアーパーだから仕方がないのだが、きちんと質問をする必要がある。
全く期待できないけれども。
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