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2019年07月02日

高血圧治療ガイドライン改訂、降圧目標の変更は?

(高血圧の基準がより厳しくなりました。
120/80未満、119/79mmHg以下が正常です。
日本人の約1/4が脳心血管の病気:
脳卒中、心筋梗塞で亡くなっています。

血圧が正常であれば、血管の病気にかからず、
健康に長生きできる可能性が高くなります。

外科をやめて、脳卒中の患者を多く診療しています。
大きな障害が残る病気を目の当たりにして身震いしていますー絶対に罹りたくない!)


高血圧治療ガイドライン改訂、降圧目標の変更は?

提供元:ケアネット 公開日:2019/04/23

本邦における高血圧有病者は約4,300万人と推計される。自動血圧計.jpg

このうち、治療によって良好なコントロールが得られているのは30%以下。
残りの70%は治療中・未治療含め血圧140/90mmg以上のコントロール不良の状態となっている。

2014年以来5年ぶりの改訂となる
「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」
では、一般成人の降圧目標値が引き下げられ、
より早期からの非薬物治療を主体とした介入を推奨する内容となっている。

4月25日の発表を前に、日本高血圧学会主催の記者発表が4月19日に行われ、
平和 伸仁氏(横浜市立大学附属市民総合医療センター)が改訂点やその作成経過について解説した。

家庭血圧 vs.診察室血圧、厳格治療 vs.通常治療などCQ方式で推奨度を明記

JSH2019では、
初めてClinical Question(CQ)方式、
Systematic Review(SR)方式が採用され、
エビデンスに基づく17のCQが作成された。

また、エビデンスが十分ではないが、
医療者が実臨床で疑問を持つ課題として9のQ(クエスチョン)を設定。
コンセンサスレベルでの推奨が解説されている。

作成されたCQは、
「成人の本態性高血圧患者において、
家庭血圧を指標とした降圧治療は、
診察室血圧を指標とした治療に比べ、推奨できるか?(CQ1)」、

「降圧治療において、
厳格治療は通常治療と比較して心血管イベントおよび死亡を改善するか?(CQ3)」、

「高血圧患者における減塩目標6g/日未満は推奨されるか?(CQ4)」など。

推奨の強さが3段階、エビデンスの強さが4段階でそれぞれ評価されている。

Qについては、2021年以降製造・輸出入が禁止される水銀血圧計に代わって何を推奨するか(Q1)、
家庭血圧はいつ/何回/何日間の測定を推奨するか(Q2)
などの項目が設けられた。

基準値は変更なし、ただし120/80mmHg以上は定期的な再評価と早期介入を推奨

高血圧の基準値は、2014年版(JSH2014)と同じく140/90mmHg以上。
一方で、正常域血圧の名称と拡張期血圧の範囲が、一部変更された:

・至適血圧:120/80mmHg未満→正常血圧:120/80mmHg未満
・正常血圧:120〜129/80〜84mmHg→正常高値血圧:120〜129/80mmHg未満
・正常高値血圧:130〜139/85〜89mmHg→高値血圧:130〜139/80〜89mmHg

背景には、120〜139/80〜89mmHgでは生涯のうちに高血圧へ移行する確率が高く、
120/80mmHg未満と比較して脳心血管リスクが高いというデータがある。

そのため、基準値以下である高値血圧あるいは正常高値血圧の段階から、
早期介入が推奨されている。

JSH2014では、I度高血圧以上のみ年齢や合併症の有無によって
層別化されていた脳心血管病リスクが、
高値血圧についても低〜高リスクに分類された(表3-2)。
また、高血圧管理計画は、高値血圧や正常高値血圧についても
フローチャートの形で整理され、初診時の血圧レベルに応じた再評価時期、
治療法選択の考え方が示されている(図3-1)。

なぜ、降圧目標は10mmHgずつ引き下げられたのか
 
合併症のない75歳未満の成人および脳血管障害患者、冠動脈疾患患者については
130/80mmHg未満、
75歳以上の高齢者については
140/90mmHg未満に、それぞれ降圧目標値が10mmHgずつ引き下げられた。

この背景には、
日本人対象のJATOS、VALISH、HOMED-BPなどを含む
介入試験のメタ解析結果(CQ3)と、
EPOCH-JAPANや久山町研究などのコホート研究結果があるという。

厳格治療群と通常治療群を比較したRCTのメタ解析では、
厳格治療群で複合心血管イベントおよび脳卒中イベントリスクが有意に低く、
『130/80mmHgを目標』とする厳格治療のメリットが示された。

またEPOCH-JAPANでは、
120/80mmHg未満と比較して
血圧レベルが上昇するにつれ脳心血管死亡リスクが高まることが示されている。

高齢者では、
130 mmHg未満への降圧による腎障害などに注意を要するため、
140/90mmHg未満とされたが、
「忍容性があれば個別に判断して130/80mmHg未満を目指す」とされている。

従来よりも厳格な薬物治療が求められる患者とは?

とはいえ、
「この目標値は、すべての患者における降圧薬による降圧目標ということではない」
と平和氏は重ねて強調。

初診時あるいは降圧薬治療中で130/80mmHg台、
低・中等リスクの患者では、生活習慣修正の開始・強化が推奨されている。

脳心血管病や糖尿病などの合併症のある高リスク患者でのみ、
「降圧薬治療の開始/強化を含めて、最終的に130/80mmHg未満を目指す」とされた。

JSH2014と比較して、
生活習慣修正の上で薬物による降圧強化が新たに推奨された病態としては、下記が挙げられている:

◇130〜139/80〜89mmHgで、以下のいずれか
・75歳未満の高リスク患者※
・脳血管障害患者(血管狭窄なし)
・冠動脈疾患患者

※高リスク患者の判定:
 ・脳心血管病既往
 ・非弁膜症性心房細動
 ・糖尿病
 ・蛋白尿陽性のCKD
 ・65歳以上/男性/脂質異常症/喫煙の4項目のうち、3項目以上がある
 ・上記4項目のうちいずれかがあり、血圧160/100mmHg以上
 ・血圧180/110mmHg以上

◇75歳以上で、収縮期血圧140〜149mmHg

■参考
日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」

■関連記事
降圧目標<130/80mmHgに厳格化の見通し−新高血圧ガイドライン草案
(ケアネット 遊佐 なつみ)

2019年07月01日

左手(とリズムコントロール)は添えるだけ(解説:香坂 俊 氏)

(心房細動の治療で脚光を浴びているアブレーション治療だが、
再発率が75%、
対症療法であって、根治術ではないことが症例の集積によってわかってきた)


左手(とリズムコントロール)は添えるだけ(解説:香坂 俊 氏)−1036

提供元:臨床研究適正評価教育機構 公開日:2019/05/07

香坂 俊( こうさか しゅん ) 氏

慶應義塾大学 循環器内科 専任講師

J-CLEAR評議員

オリジナルニュース

症候性心房細動、即時的な洞調律復帰は必要か/NEJM(2019/04/03掲載)

心房細動(AF)治療は
カテーテルによる肺静脈焼灼術(いわゆるアブレーション)の登場により、ハート.jpg

多くのブレイクスルーが起きているかのように見えるが、
実をいうと「リズムコントロールで無理をしない」という軸はブレていない。

このことはつい最近結果が発表され巷で話題となっている
CABANA試験からも裏打ちされている
(10ヵ国126施設が参加した非盲検無作為化試験:
「症候性AFへのアブレーションの効果、CABANA試験で明らかに/JAMA」)。

今回発表されたRACE-7試験の結果も
この「リズムコントロールで無理をしない」
というコンセプトを急性期に拡張したものである
(新規発症AFに対して除細動による
リズムコントロールを行うべきかランダム化によって検討:
4週間後の洞調律維持率や心血管イベント発症率に有意な差を認めなかった)。

このRACE試験の系譜でもそうなのであるが、
今までAFでリズムコントロールが
レートコントロールに予後改善という側面で勝ったことはない。

現段階でリズムコントロール戦略は症状に応じて
「添えるだけ」という捉え方でよいのではないかと自分は考えている。

 現状のおおまかなAF治療方針
 1.血行動態が不安定なときは電気的除細動を考慮
 2.それ以外はレートコントロール(lenientでよい)
 3.長期的にはCHADS2-VAScに従って抗凝固薬を導入
 4.AFの症状が日常生活に影響を及ぼすようであればリズムコントロール
 5.その際は抗不整脈薬がダメなときに初めてアブレーション考慮

2019年06月30日

筋トレも上手にやれば、降圧効果が上がる

(筋肉量を増やすことは、
ブドウ糖をより多く蓄えることができるようになり、
インスリンの効き具合を高めることになります
ー糖尿病発症から遠ざかることができます!

騎馬立ち、足を45°外に開いてゆっくり腰をおろし、
ゆっくり立ち上がる、10回1セットで
まず1日2回から始めましょう)


筋トレも上手にやれば、降圧効果が上がる

■診察室での会話筋トレ.jpg


医師 血圧のために、運動はどんなことをされていますか?
患者 週に3回は歩くように心がけています。
   けど、天気の悪い日は歩けなくて…筋トレは血圧が上がりそうだし…。
医師 そんなことはありせんよ。
   上手にやれば、筋トレもいい運動になりますよ。
患者 そうなんですか!(興味津々)
医師 ポイントは呼吸を止めずに、筋トレをすることです。
患者 なるほど。
医師 1、2、3…と声を出しながら、
   息を止めずにゆっくり丁寧にすると、上手に筋トレができます。
患者 早速、やってみます(嬉しそうな顔)。

●ポイント
筋トレも上手にやれば、降圧効果が上がることを具体的に説明します

文献
1) Cornelissen VA,et al.Hypertension.2011;58:950-958.
2) Battagin AM,et al.Arq Bras Cardiol.2010;95:405-411.
3) Moraes MR,et al.J Hum Hypertens.2012;26:533-539.

講師紹介
坂根 直樹  ( さかね なおき ) 氏
京都医療センター 臨床研究センター 予防医学研究室長

2019年06月29日

『加糖飲料の摂取で心血管疾患死リスク増』

(加糖飲料は血管の敵!
患者さんにはお水か麦茶をこまめに1日1500mL、
最低でも1000mL飲んでくださいと指導しています
ー3杯程度の緑茶、コーヒー(無糖)もOKです、と 
腎保護、程よい硬さのうんちのためにも薦めています)


『加糖飲料の摂取で心血管疾患死リスク増』
提供元:HealthDay News 公開日:2019/04/30

『米国の11万人を超える医療従事者を対象』とした研究から、コカコーラ.jpg

加糖飲料を習慣的に摂取する人は、そうでない人に比べて
心血管疾患(CVD)で死亡するリスクが高い可能性があることが示された。

加糖飲料の摂取量が多いほどCVDによる死亡リスクは上昇したという。
研究の詳細は「Circulation」3月18日オンライン版に掲載された。

この研究は、米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院のVasanti Malik氏らが行ったもの。
医療従事者追跡調査(HPFS)および看護師健康調査(NHS)に参加し、
ベースライン時に慢性疾患がなかった男性3万7,716人と女性8万647人を対象に、
1980年代から2014年まで長期にわたり追跡したデータを分析した。

追跡期間中に7,896人が心疾患または脳卒中により死亡した。

その結果、加糖飲料を1日2回以上飲む人は、
ほとんど飲まない人に比べ、
心疾患や脳卒中により死亡するリスクが『31%有意に高かった』

(P<0.0001)。

また、習慣的に加糖飲料を摂取する人は、
赤身肉や砂糖の摂取量が多く、
果物や野菜の摂取量が少なかったほか、
運動量が少なく、体重が多く、喫煙習慣がある確率が高い傾向がみられた。

しかし、これらの因子を『調整した解析でも』、
加糖飲料の摂取とCVDによる死亡リスクとの間には関連性が認められた。

この研究には参加していない米国栄養士会(Academy of Nutrition and Dietetics)
のスポークパーソンで管理栄養士のDebbie Petitpain氏は、
「加糖飲料の摂取量を減らすことにデメリットはない」と述べている。

加糖飲料には炭酸飲料だけでなく、
ジュースやスポーツ飲料、
砂糖を加えたコーヒー飲料なども含まれ、
「これらの飲料を水に替えるのが理想的だが、
どうしても甘味を欲するのであれば、
低カロリーの代替品を選ぶのがよい」と同氏は付け加えている。

また、今回の研究では、
1日1回の加糖飲料を人工甘味料入りのものに替えると、
心疾患による死亡リスクは低減することも示された。

ただし、人工甘味料入りの飲料を1日4回以上飲む女性は、
全死亡リスクが高いことも明らかになった。

この結果について、Malik氏は
「人工甘味料に問題がある可能性は否定しないが、今回の研究では証明できない」
と述べている。

また、同氏によれば、原因と結果が逆で、
減量や体調に問題があるために加糖飲料から人工甘味料入り飲料に替えた人もいた可能性があるという。

Malik氏によると、この研究結果は、加糖飲料を摂取すること自体が
CVDによる死亡リスクを高めることを証明するものではないとしている。

しかし、これまで多くの研究で、
加糖飲料の摂取は体重増加や2型糖尿病、心疾患、脳卒中などの
リスク上昇と関連することが示されており、
同氏は「総合的にみればこれらの関連性は強く、
今回の研究も『加糖飲料はできるだけ避けるべき』
とするエビデンスの一つに数えられる」と述べている。

米タフツ大学フリードマン栄養科学政策大学院教授で
米国心臓協会(AHA)のスポークスパーソンを務める
Alice Lichtenstein氏は、専門家の立場から、
人工甘味料入り飲料に関する今回の研究結果を説明するのは難しいとしつつも、
「やはり、『健康のためには水を飲むのが最も良い選択肢』になるだろう」
と述べている。

同氏は、もし水で物足りないならば、オレンジやライムのスライスを加えたり、
加糖されていないフレーバー・ウォーターを試したりするのがよいと助言している。

[2019年3月18日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019 HealthDay.

原著論文はこちら
Malik VS, et al. Circulation. 2019 Mar 18. [Epub ahead of print]

2019年06月28日

昼寝をすると血圧が下がる?

昼寝をすると血圧が下がる?
(頭と体がリフレッシュされるから当然といえば、当然か
だが、誰も確認したことはなかったみたい)

提供元:HealthDay News 公開日:2019/05/01

昼寝には、活力の回復や気分転換する以上の効果があるかもしれない―。昼寝.jpg


アスクレピオン総合病院(ギリシャ)の心臓専門医であるManolis Kallistratos氏らが実施した研究から、
昼寝をすると、昼寝をしなかった場合に比べて血圧が著しく低下する可能性が示された。

昼寝を1時間するごとに、24時間血圧は平均で3mmHg低下したという。
研究の詳細は、米国心臓病学会(ACC 2019、3月16〜18日、米ニューオーリンズ)で発表される。

Kallistratos氏らはこれまでの研究で、
昼寝が血圧の低下や降圧薬の減薬と関連することを明らかにしていた。

そこで今回の研究では、収縮期血圧(SBP)の平均値が129.9mmHgと
血圧が良好にコントロールされている男女212人(平均年齢62歳、女性が半数以上)を対象に、
データを前向きに収集した。

参加者の4人に1人は、喫煙者または2型糖尿病患者あるいはその両方であった。

研究では、参加者を昼寝の有無で分けた上で、24時間の平均血圧を比較検討した。

分析では、アルコールやコーヒー、塩分の摂取量のほか、
参加者の身体活動量や年齢、性、服用中の薬剤などの因子を考慮した。

なお、24時間血圧を測定するため、参加者には携帯型の血圧モニターを装着してもらった。

昼寝の平均時間は49分であった。

分析の結果、昼寝をした群では、昼寝をしなかった群に比べて
24時間のSBP値が5.3mmHg低かった(127.6mmHg対132.9mmHg)。

SBPと拡張期血圧(DBP)の両方をみても、
昼寝をした群では血圧値に低下が認められた
(128.7mmHg/76.2mmHg対134.5mmHg/79.5mmHg)。

例えば、低用量の降圧薬を服用すると、
血圧値は平均して5〜7mmHg低下するとされる。

一方、今回の結果から、昼寝をするだけでも
血圧値は平均で5mmHg低下することが示された。

Kallistratos氏は「血圧を2mmHg下げるだけでも、
心筋梗塞などの心血管イベントリスクを最大で10%減らすことができるとされている。
そうしたことからも、今回の結果は重要性が高い」と述べている。

ただ、Kallistratos氏は「1日に何時間も昼寝をすることは勧められないが、
健康に有用である可能性を考慮すると、
短い昼寝を取ることに罪悪感を持つ必要はない」と述べている。

さらに、同氏は「昼寝をした群と昼寝をしなかった群の両方で、
同じ種類の降圧薬を服用して血圧を良好にコントロールしたとしても、
昼寝をした群では依然として有意な血圧の低下が認められた」と説明している。

米国では、成人の半数近くが高血圧と推計されている。
しかし、多くの患者は自分が高血圧であるという自覚はなく、
心筋梗塞や脳卒中のリスクにさらされているという。
なお、学会で発表された研究結果は、査読のある医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

[2019年3月7日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019 HealthDay. All rights reserved.

2019年06月27日

キノコを食べる頻度と軽度認知障害との関係を調べた研究

(患者さんには、味の素がしいたけから抽出した糖蛋白から
『レンチナン』を作ったので、がん免疫を高めるのと、
低カロリー、高食物繊維食材なので、
体重が気になる人、便秘の人に食べるように、指導しています)


キノコを食べる頻度と軽度認知障害との関係を調べた研究
2019年4月15日

認知症の発症には、食生活や運動習慣などが密接に関わっていると言われます。

もし、発症予防に効果的な食事が明らかになれば、
誰もが手軽に日常生活の中で認知症予防を行うことができます。

今回は「キノコ」と軽度認知障害との関係について調べた研究をご紹介します。

この記事の執筆
認知症ねっとACADEMICS
認知症ねっと編集部

キノコを頻繁に食べる人には軽度認知障害の割合が少ないきのこ.jpg


日本人に最もなじみのあるキノコと言えばシイタケでしょう。
そのまま調理しても美味しいですが、うまみ成分を多く含むため、
出汁を取るためにも利用されます。

シイタケは日本だけでなく、アジアや
遠くヨーロッパでも「Shiitake」という名前で知られ、
和食以外にも様々な料理に広く使われています。

シイタケ以外にも、
一般的にキノコは低カロリーで
繊維質やビタミン類などの栄養素を多く含むことから、
健康的な食べ物として知られています。

また、キノコに含まれる成分には免疫力を高める効果があるといわれ、
健康維持、病気予防のためにも積極的にとりたい食物のひとつです。

この度、シンガポール国立大学の研究チームは、
キノコを食べる頻度と認知機能との関係を調べた論文を
Journal of Alzheimer’s Diseaseに発表しました。

調査したのはシンガポールでよく食べられている以下のキノコです。
エノキ茸、ヒラタケ、シイタケ、ホワイトマッシュルーム、
乾燥キノコ、缶詰のマッシュルーム。

認知症の症状のない60歳以上の被験者663人に、
どれくらいの頻度でこれらのキノコを食べているか
について聞き取り調査を行いました。

また同時に認知能力テストを行ったところ、
軽度認知障害と診断された人が90人、
認知機能に問題がない人は573人でした。

キノコを食べる頻度と認知機能の関係とを調べたところ、
軽度認知障害と診断された人では
キノコを食べる頻度が少ない傾向があることがわかりました。

週に1度もキノコを食べない人で、
かつ軽度認知障害である人の割合を1とすると、
週に2食以上キノコを食べている人で軽度認知障害の人の割合は0.43でした。

性別や年齢、学歴や喫煙習慣などの要素を考慮にいれて解析を行っても、
この傾向は変わらず、
キノコを食べる習慣のある人は、
ない人よりも軽度認知障害である割合が低い傾向があることがわかりました。

さらに、キノコを食べる頻度が高ければ高いほど、
その割合が減る傾向があることもわかりました。

本研究は横断的に行った調査のため、
キノコを食べることと認知機能障害との因果関係を明らかにすることはできません。

今後は、キノコを含む食生活が認知機能にどのような影響を与えるのか
を調べるために、より詳細な研究が行われることを期待します。

いろんなキノコを取り入れて美味しく認知症予防を

東北大学のチームが中心になって行った
「大崎コホート」という、
宮城県大崎市に住む高齢者約1万人を対象にした大規模調査でも、
キノコを食べる頻度が高い人ほど認知症発症のリスクが低い傾向が見られたそうです。

もちろんキノコだけを食べていればよいというわけではなく、
様々な食材をバランスよくとることによって、
それぞれの食材が持つ栄養素の機能が発揮されることは言うまでもありません。

そうは言っても、キノコが苦手で食べる機会が少ないという方もおられるでしょう。

シイタケ以外にも、マイタケやシメジ、
また西洋マッシュルームなど、キノコにはいろいろな種類があります。

和食に利用する以外にも、
ニンニクとオリーブオイルで炒めるなど、西洋風の料理にもよく合います。

将来の認知症予防と考えて調理法を工夫しながら、
ぜひキノコを食生活に取り入れてみてください。

▼ご紹介した論文
The Association between Mushroom Consumption and Mild Cognitive Impairment: A Community-Based Cross-Sectional Study in Singapore.
Lei Feng et al. Journal of Alzheimer’s Disease 68 (2019) 197–203 DOI 10.3233/JAD-180959

2019年06月26日

コンビニの3連豆腐で栄養バランスアップ!

(高タンパクを手軽にコンビニの豆腐を使ってーアイデアに脱帽!)

第14回 コンビニの3連豆腐で栄養バランスアップ!【実践型!食事指導スライド】

医療者向けワンポイント解説

食事バランスの中で、摂取が最も過多になりがちな栄養素は、
手軽に食べられる米飯、パン、麺類などの「炭水化物」です。

一方で、不足しがちな栄養素の中で多くの方が意識しているのは、
ビタミンやミネラル、食物繊維が摂取できる「野菜」です。

しかし、タンパク質が豊富な肉や魚、卵、大豆製品などは、
食べる習慣のある方とない方に大きく分かれるため、
『食習慣』によって『摂取を勧めるのか』、
『脂質過多に気をつけてもらうべきか』が分かれてきます。

それほど不足していない場合でも、
「肥満があり、摂取量を調整したい」など、
ダイエットを目的とする場合でも、
良質なタンパク質を見直すことは、
食欲を正常化させ、脂質量を抑えることにも役立ちます。

今回は、コンビニやスーパーなどで手軽に買える
豆腐の簡単アレンジについて、ご紹介します。

種類豊富な豆腐の中でも、
コンビニなどで多く見かける3連パックの豆腐は、
水切り不要なものが多く、
手軽にサラダなどとも組み合わせることができる
便利で良質なアイテムです。

しかし、豆腐というと、
そのまま冷奴として食べることが多くなり、
毎日は飽きる、
冷たいのでカラダが冷える
という意見もよく聞かれます。コンビニ3連豆腐栄養バランスアップ.jpg


豆腐や納豆などは良質なタンパク質であるほか、
大豆ペプチドには、
『血圧を下げる』効果や

『大豆ファースト』(食事の最初に大豆を食べること)により
『血糖値の上昇を抑制する』
効果があることもわかっていますので、
積極的に食べたい食品です。

「コンビニ食材のみで作ることができ、
1)調理不要、
2)器1つ、
3)レンチン*でできる」
手軽で満足感のある上手な豆腐の食べ方を3つご紹介しますので、
ぜひ、毎日のメニューに加えてみてください
(*電子レンジでチンするという意)。

大きなポイントは、豆腐を温める「温奴」にすることです。
これは、湯豆腐ではなく、電子レンジなどで温めるだけで大丈夫です。
温かい食材は、冷たい食材よりも
同じカロリーでも食べた満足度がぐっと上がります。

◎スープ
耐熱カップに、豆腐、市販のスープのもと(今回は、お吸い物のもと)、
刻み青ネギ、レトルトのもち麦を加え、湯を注ぎ入れる。
電子レンジで30秒ほど加熱すると、満足度の高いスープ雑炊の完成です。
スープのもとはお好みで変えてもらうことで、
毎日でも飽きずに食べることができます。

◎副菜
耐熱皿に、豆腐、冷凍野菜、チーズや明太子、
しらすなどをふりかけて電子レンジで50秒ほど加熱します。
ボリュームアップでき、食べたときの満足度が上がります。
低脂肪にしたいけれど、ボリュームが欲しい方にもオススメです。

◎デザート
深めの耐熱皿に、豆腐、豆乳をかけ、電子レンジで30秒加熱をします。
あんこをのせれば、ヘルシーなデザートのでき上がりです。
黒蜜やシロップ、バニラアイスなどでも美味しく食べることができます。

いかがでしたでしょうか?
手軽に購入できる3連豆腐パックを活用して、
手軽に栄養バランスアップをしてみましょう。

浅野 まみこ ( あさの まみこ ) 氏
株式会社エビータ代表取締役・管理栄養士 食生活コンサルタント
[略歴]
総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて
1万8,000人以上の栄養相談を実施。その経験を生かし、
企業のコンサルティング、レシピ開発など多方面で活躍中。
年間100時間以上の講演を行い、全国をとび回っている。
NHKおはよう日本、TBS「名医のTHE太鼓判」をはじめ、
フジテレビ「ダイバイヤー」の準レギュラーを務めるなど、
メディアや雑誌に多数出演。
飲食店や大手食品会社のヘルシー商品の考案や、
駅弁やコンビニ商品のプロデュースを担当。
「食生活が楽しいと人生が100倍楽しい!」
をモットーに活動をしている。
420名以上の隊員が所属する
「栄養士戦隊☆」を主催、隊長を務める。
夕刊フジ「きょうから実践 外食・コンビニ健康法」
を毎週水曜に連載中。
新著:『血糖値を下げる夜9時からの遅ごはん』(誠文堂新光社)
『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』(草思社)
ホームページ:http://e-vita.jp/
公式ブログ:http://ameblo.jp/evita/
posted by 田中松平 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養

2019年06月25日

エストロゲン曝露期間が短いほど認知症になりやすい?

(エストロゲンの認知症に対する脳の保護作用の証明になるのか?)

エストロゲン曝露期間が短いほど認知症になりやすい?
提供元:HealthDay News 公開日:2019/05/02

初経年齢が遅い、あるいは閉経年齢が早いなどで
エストロゲンに曝露する期間が短いほど、
女性は認知症を発症するリスクが高まる可能性があることが、
米カイザー・パーマネンテ研究部門のPaola Gilsanz氏らが行った研究から明らかになった。フェミニン.jpg


研究の詳細は「Neurology」3月27日オンライン版に発表された。

この研究では、米カイザー・ヘルスケアシステムに1964〜1973年の診療録データがあり、
1996年に登録されていた『女性1万5,754人』を対象に、
エストロゲン曝露期間と認知症リスクとの関連を調べた。

対象女性には、中年期(平均年齢で51.1歳)の時点で、
『初経年齢』と『閉経年齢』、子宮摘出術の施行歴について尋ねた。

また、認知症の診断歴については、1996年から2017年までの診療録から抽出した。

追跡期間中に、対象女性の『42%が認知症』と診断されていた。
解析の結果、
『初経年齢が平均で13歳』だった女性と比べて、
『16歳以降だった女性』では
『認知症リスクは23%高い』ことが分かった。

同様に、『自然閉経を迎えた年齢が47.4歳未満』だった女性では、
それ以降だった女性と比べて
『認知症リスクは19%高い』ことも明らかになった。

さらに、『妊娠可能な期間が34.4年未満』だと
『認知症リスクは20%上昇』し、
『子宮摘出術』を受けるとその『リスクは8%上昇』したという。

Gilsanz氏らは、この研究結果は、
『一生のうち、女性ホルモンのエストロゲンに曝露する期間が短いほど認知症になりやすい』
とする説を裏付けるものだとしている。

例えば、『基礎研究では、エストロゲンが脳細胞の回復や修復に働く可能性が示唆されている』という。

一方、Gilsanz氏らの研究では、
妊娠歴や経口避妊薬の服用歴、ホルモン療法歴など、
女性のエストロゲン曝露に影響を与える他の因子については情報を収集していなかった。

また、今回の研究は観察研究にすぎないことからも、
同氏は「エストロゲンへの曝露またはその欠乏が、
認知症リスクと関連することを証明するものではない」と説明している。

この研究には関与していない米バーモント大学医学部准教授Julie Dumas氏は
「Gilsanz氏らの研究はよくデザインされたもので、
生涯のエストロゲン曝露期間が長いほど、脳機能に良い影響を与える可能性を示す
過去の研究結果と一致する」と指摘している。

しかし、同氏は、Gilsanz氏と同様に、
この研究結果は因果関係を証明するものではないことを強調し、
『「認知機能を保つために、女性にホルモン療法を行うべきという意味ではない」』と付け加えている。

Gilsanz氏によれば、
『女性は男性よりも認知症リスクが高い』とされ、
例えば、『65歳時点の認知症の発症率は女性の25%に対して男性では15%』とされている。

そうした事実を踏まえると、
“エストロゲンが脳を保護する可能性があれば、なぜ女性は男性よりも認知症リスクが高いのか?”
という疑問が生じるが、
その理由を説明する一つの可能性として、
同氏は「閉経後の急激なエストロゲンの欠乏が、
数年後の女性の認知症リスクに影響しているのではないか」との見方を示している。
[2019年3月27日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019 HealthDay.

原著論文はこちら
Gilsanz P, et al. Neurology. 2019 Mar 28. [Epub ahead of print]

2019年06月24日

余暇のわずかな運動でも早期死亡リスク減

余暇のわずかな運動でも早期死亡リスク減
提供元:HealthDay News 公開日:2019/04/30

軽いウオーキングやガーデニングなどのウォーキング.jpg

適度な身体活動を週に1時間未満行うだけでも、
早期死亡リスクは低減する可能性があることが、
山東大学(中国)公衆衛生学院のBo Xi氏らの研究から明らかになった。

身体活動の時間をより長くすると、死亡リスクはさらに低減したという。
研究の詳細は「British Journal of Sports Medicine」3月19日オンライン版に掲載された。

Xi氏らは、米国疾病対策センター(CDC)による
全米健康聞取り調査(National Health Interview Survey)から
1997〜2008年のデータを分析した。

40〜85歳の成人8万8,140人を対象に
余暇の身体活動量を評価し、
2011年の死亡率データと関連づけて、
身体活動量が死亡リスクに与える影響について調べた。

その結果、適度な身体活動を週に10分から1時間程度行う人では、
座りがちな生活の人と比べて全死亡リスクは18%低かった。

また、身体活動の時間が長いほど死亡リスクの低減効果は大きいことも分かった。

米国の身体活動ガイドラインが推奨する
「週に150分」から300分程度の適度な身体活動を行う人では
全死亡リスクは31%低く
週に1,500分(25時間)以上行う人では46%低かった。

さらに、全死亡リスクの低減効果に加えて、
適度な身体活動を週に10分から1時間程度行うと、
心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患(CVD)による死亡リスクは12%、
がんによる死亡リスクは14%低減した。

身体活動の時間が延長するに伴い、
CVDによる死亡リスクは最大で37%、
がんによる死亡リスクは最大で47%低下した


ただ、身体活動量を無制限に増やせば良いわけではないようだ。

報告によれば、週に1,500分以上運動しても、
300分程度だった人と比べて、
CVDに限ると死亡リスクの低減効果には差はみられないことも分かったという。

この研究には関与していない
米マウントサイナイ病院の心臓専門医であるMary Ann McLaughlin氏は
「1日の座位時間が長い人は、たとえ1日10分でも立ち上がって身体を動かす必要がある。

また、既に取り組んでいる人は、
運動量を少しずつでも増やすことで死亡リスクはさらに低減できる」と述べている。

なお、この研究では、当時の米国の身体活動ガイドラインを参考に、
10分以上継続して行った運動のみを対象に分析した。

しかし、米政府はその後、
『運動はどのようなものでも、
どんなに短時間でも週のトータル時間に含めても良い』といった見解を出している。

McLaughlin氏によれば、
運動して心臓が丈夫になると、
血圧やストレスレベルが低下して
心疾患による死亡リスクの低減につながる可能性があるという。

一方、運動のがんへの影響については、
ある専門家は、
運動によって代謝が促進され、
細胞ががん化する前に古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる
ことが影響するのではとの見方を示している。
[2019年3月20日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019 HealthDay.

原著論文はこちら
Zhao M, et al. Br J Sports Med. 2019 Mar 19. [Epub ahead of print]

2019年06月23日

女性の尿失禁には薬物療法よりも行動療法が有効?

(骨盤底筋群を鍛える
ーお尻の穴を1日5秒『しめて』
10秒『ゆるめる』
10回から始めましょう。
3カ月以上継続しましょう、
体重を2−3kg減らすだけでも違います)


女性の尿失禁には薬物療法よりも行動療法が有効?
提供元:HealthDay News 公開日:2019/04/29

尿漏れに悩む女性にとって、
薬物療法よりも行動療法の方が症状改善に有効なことが、
米ニューメキシコ大学女性泌尿器科のPeter Jeppson氏らが実施した研究から明らかになった。
研究の詳細は「Annals of Internal Medicine」3月18日オンライン版に発表された。

米国立衛生研究所(NIH)によると、
女性のほぼ半数は、生涯に一度は尿漏れを経験する。尿漏れ女性.jpg


尿失禁は男性でも見られるが、
発症頻度は女性の方が高く、
特に妊娠中や出産後、閉経後に発症することが多いという。

今回、Jeppson氏らは、妊娠していない女性を対象に
薬物療法と行動療法などの非薬物療法の有効性を検討した
ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューを実施。

基準を満たした84件のRCTを対象にメタ解析を行った。

その結果、全般的な尿失禁の軽減効果は、
行動療法が薬物療法を上回ることが分かった。

また、『行動療法』を受けた女性では、
未治療の女性と比べて『5倍以上』の症状改善率を示すことも明らかになった。

一方、『薬物療法』を受けた女性でも症状は改善したが、
行動療法ほどの効果は認められず、未治療の女性と比べても改善率は『2倍』だった。

Jeppson氏は「尿失禁が見られる女性には治療を促すべきだ。

治療法の選択肢はたくさんあるが、
そのほぼ全てについて言えるのは、
何もしないよりは治療した方が良いということだ」と話す。

専門家の一人で、米ミシガン・メディシンの
ウェスト・ショア・ウロロジー(泌尿器専門施設)に所属する
Brian Stork氏によれば、

利尿作用があるカフェインやアルコールなどの摂取を控えるといった食習慣の是正や、
骨盤底筋を鍛えるトレーニングが尿失禁症状の改善に有効な場合がある。

また、患者によっては減量により
膀胱にかかる圧力が軽減され、尿失禁が改善することもあるという。

一方、米マウントサイナイ・ウエスト病院女性泌尿器科のAnne Hardart氏は
「尿意を感じたらすぐにトイレに行かず、
膀胱に尿を貯める膀胱訓練も排尿コントロールに役立つ」
と話す。

なお、尿失禁には主に、
咳をする、重い物を持ち上げるなどで腹圧がかかったときに生じる
「腹圧性尿失禁」と、

突然の制御できない尿意により生じる
「切迫性尿失禁」の2つのタイプがある。

同氏によると、
生活習慣の是正はいずれのタイプの尿失禁にも有効だが、
『骨盤底筋を鍛えるトレーニングは、特に腹圧性尿失禁に有効』だという。

ただ、Hardart氏は
「一般に医師はリスクを伴わない行動療法で治療を開始するが、
患者本人が主体的に関わる必要があり、決して簡単な方法ではない」と指摘している。

一方、Stork氏は、軽度の認知症や脳卒中の後遺症などがある女性では、
訓練法を覚えて継続することが難しく、薬物療法が必要になる場合もあるとしている。

なお、尿失禁の治療には、
過活動膀胱の治療薬であるオキシブチニン、トルテロジン、
darifenacin(ダリフェナシン、日本国内未承認)などが使用される。

今回の研究からは、これらの薬物療法は、
未治療の場合と比べれば尿失禁の改善に役立つが、
切迫性尿失禁の軽減には行動療法の方が有効であることが示された。

また、行動変容や薬物療法が効かない場合には、
膀胱をコントロールする神経に電気刺激を与えるニューロモデュレーションという治療法も、
未治療の場合に比べて症状改善効果が約4倍に上ったという。

 これらを踏まえ、Hardart氏は
「尿失禁の治療には幅広い選択肢があり、
その多くは非侵襲的なものだ。女性は尿失禁に苦しみ続ける必要はない」と述べている。
[2019年3月18日/HealthDayNews]

原著論文はこちら
Balk EM, et al. Ann Intern Med. 2019 Mar 19. [Epub ahead of print]
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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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