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2015年09月03日

本紹介 No. 041『インドの文学』

『インドの文学』

前回読んだ『インド教』は内容がよくまとめられていて得るところが多かったので、ルイ・ルヌー著の次の本も読んでみました。

ルイ・ルヌー 著 
   我妻和男・渡辺重朗 訳 『インドの文学』(白水社 1996)


EPSON040-2.jpg
『インドの文学』

仏教経典のインド文学史における位置と各経典の成立においてのインド文学の役割や文学史的関係性を知りたいと思い読み始めましたが、それに関する直接的な回答は得られません。

一方で、碩学ルヌーによるインド文献史を俯瞰してみることで見えてくることがある様に思います。
構成

新書版、205ページ、縦書き、写真なし
  
 目次
  南アジアの言語地図
  第一部 サンスクリット語の文学
   第一章 ヴェーダと二大叙事詩
   第二章 美文学
   第三章 学術文献
   第四章 仏教文献とジャイナ教文献
  第二部 中期インド語の文学
  第三部 ドラヴィダ語の文学
  第四部 近代インド・アリアン語の文学

  補遺 西洋とインドの文学
  インド文学史年表
  訳者あとがき
  参考文献
  索引

内容

文献史では多くの著作とその作者が時代や地域や形式によりグループ分けされる。

一方で、本書においてはその紙面の都合により内容についてはあまり多くは書かれていない。

というわけで、内容といっても多岐にわたる分類系とその中で主要な著作や作者についてまとめるのが本筋と思うが、どれが本当に重要かについての判断ができないのでほぼ全てをリスト形式であげる他にない。

というわけで、メモしたリストを載せる。

第一部 サンスクリット語の文学

第一章 ヴェーダと二大叙事詩

ヴェーダ
1. リグ・ヴェーダ 讃歌集成
2. ヤジュル・ヴェーダ 供施集成
3. サーマ・ヴェーダ 歌詠集成
4. アタルヴァ・ヴェーダ 呪法集成

ブラーフマナとウパニシャッド
ブラーフマナ(梵書:マントラの注解)
ヴェーダ文献の第二段階
アーラヌヤカ(森林書:祭式の価値に与する象徴体系のあらまし)を包含する

ウパニシャッド(奥義書:大宇宙と小宇宙の間の等価に関する概論)
ヴェーダ文献の第三段階

ヴェーダーンガ(ヴェーダの支分、補助文献)
六ヴェーダーンガ
 1. カルパ・スートラ(祭式規則の綱要書)
  1. シュラウタ・スートラ (祭式綱要書)
  2. グリヒア・スートラ (家庭儀典綱要書)
  3. ダルマ・スートラ (法制綱要書)
  4. シュルヴァ・スートラ (測量綱要書)
 2. シクシャー (音声学書)
 3. ヴィアーカラナ (文法学書)
 4. ジオーティシャ (天文学書)
 5. チャンダス (韻律学書)
 6. ニルクタ (語源学書)

大叙事詩・マハーバーラタ
シュルティ (天啓書): サンヒター、ブラーフマナ、アーラヌヤカ、ウパニシャッド
スムリティ (聖伝書): ヴェーダーンガ

『マヌ・スムリティ』『ヤージュニャヴァルキヤ・スムリティ』『マハーバーラタ』(『ナローパーイヤーナ』『サーヴィトリーウパークヤーナ』『バガヴァッド・ギーター』『ハリ・ヴァンシア』『ラーマーヤナ』

大叙事詩・ラーマーヤナ
ヴァールミーキ

プラーナとタントラ
プラーナ(古譚): (擬似)歴史、百科全書、歴史教義、音楽、詩論、医学、文法学
『ヴィシュヌ・プラーナ』『バーガヴァタ・プラーナ』

タントラの三区分
 1. タントラ (書物)
 2. サンヒター (本集)
 3. アーマガ (仏説)
仏教、特にタントラ教のテコ入れ又は影響で作成されはじめた可能性がある

第二章 美文学
カーリダーサ
総論・古典サンスクリット語
(バラモン教の作品をおそらく手本として→)仏教文学→カーヴィア (美文体作品)
ヴェーダ語→古典サンスクリット語→サンスクリット語

カーリダーサの美文体抒情詩と美文体叙事詩
カーリダーサ『リトゥ・サンハーラ』『メーガ・ドゥータ』『ラグ・ヴァンシャ』『クマーラ・サンバヴァ』
バーラヴィ『キラータ・アルジャニーナ』
マーガ『シシュパーラ・ヴァダ』
バッティ『ラーヴァナ・ヴァダ』(『バッティ・カーヴィア』)
シュリー・ハルシャ『ナイシャダ・チャリタ』
マンカ『シュリーカンタ・チャリタ』
カルハナ『ラージャ・タランギニー』

現代美文学
ナラヤナ・シャストリ (タンジョール)
C・ラマシャストリ (マドラス)
C・ヴェーンカタラマナッヤ (マイソール)
クシャマバイ・ラオ (ボンベイ)

カーリダーサ以後の美文体抒情詩
シャンカラ、シャンカラ、アシュヴァゴーシャ
ジャヤデーヴァ『ギータ・ゴーヴィンダ』
アマル『アマル・シャタカ』
ビルハナ『チャウリー・スラタ・パンチャーシカー』
バルトリハリ『シャタカ・トラヤム』
クシェーメーンドラ『サマヤ・マートリカー』『カラー・ヴィラーサ』
ダーモーダラ・グプタ『クッタニー・マタ』

物語・パンチャタントラ系
『パンチャタントラ』『ヒトーパディーシャ』

物語・ブリハット・カター系
『ブリハット・カター』『カター・サリット・サーガラ』

物語・その他の説話集
『ヴェーダーラ・パンチャヴィンシャティカー』『シンハーサナ・ドゥヴァートリンシカー』『シュカ・サプタティ』

小説・美文体散文
ダンディン 『ダシャ・クマーラ・チャリタ』
スバンドゥ『ヴァーサヴァダッダー』
ソーマディーヴァ・スーリ『ヤシャス・ティカラ』
バーナ『ハルシャ・チャリタ』『カーダンバリー』

カーリダーサ以前の戯曲
アシュヴァ・ゴーシャ『シャーリプトラ・プラカラナ』
トリヴァンドラム劇

カーリダーサの戯曲
カーリダーサ『マーラヴィカー・アグニミトラ』『ヴィクラマ・ウルヴァシーヤ』『シャクンタラー』

カーリダーサ以後の戯曲
シュードラ王『ムリッチャカティカー』
ヴィシャーカダッタ(デーヴァ)『ムドラー・ラークシャサ』
ハルシャ王『プリヤダルシカー』『ラトナーヴァリー』『ナーガーナンダ』
バヴァブーティ『マハーヴィーラ・チャリタ』『ウッタラ・ラーマ・チャリタ』『マーラティー・マーダヴァ』
『ハヌマン・ナータカ』

第三章 学術文献
哲学
六ダルシャナ
 1 ミーマーンサー学派
  ジャイミニ、シャバラスヴァーミン、プラバーカラ、クマーリラ

 2 ヴェーダーンタ学派
  バーダラーヤナ、シャンカラ、マーダヴァ、マドゥスーダナ、ラーマーヌジャ、ヤームナーチャールヤ、ヴェーダーンタデーシィカ、マドヴァ、ニンバールカ、ヴァッラバ、アビナヴァグプタ、シャイヴァ・シッダーンタ、チャイタニヤ、ゴー・スヴァーミン

 3 サーンキヤ学派
  カピラ、イーシュヴァラクリシュナ、ヴィジュニャーナ・ビクシュ

 4 ヨーガ学派
  パタンジャリ、ヴェーダ・ヴィサーヤ

 5 ニヤーヤ学派
  ゴータマ、ヴァーツヤーヤナ、ウッディヨータカラ、ヴァーチャスパティミシュラ、ウダヤナ、ガンゲーシャ

 6 ヴァイシェーシカ学派
  カナーダ、プラシャスタパーダ

全体
ヴァーチャスパティミシュラ
アッパヤ・ディークシタ

学術と学問
文法学と辞書学
ヤースカ 『ニルクタ』
バルトリハリ『ヴァーキア・パディーヤ』
パーニニ『アシュターディヤーイー』
パタンジャリ『マハー・バーシア』
カーティヤーヤナ『ヴァールティカ』
『カーシカー・ヴリッティ』
ヴァラルチ『プラークリタ・プラカーシャ』
アマラシンハ『アマラ・コーシャ』
ピンガラ『チャンダス・スートラ』

詩論
ダンディン『カーヴィアーダルシャ』
バーマハ『カーヴィアーランカーラ』
アビナヴァグプタ

演劇論
バラタ『ナーティア・シャーストラ』

音楽論
シャールンガディーヴァ『サンギータ・ラトナーカラ』

法律学
『マヌ・スムリティ』
『ヤージュニャヴァルキヤ・スムリティ』
ヴィジュニャーネーシュヴァラ『ミタークシャラー』
へーマードリ『チャトゥルヴァルガ・チンターマニ』

経済学と政治学
カウティリア『アルタ・シャーストラ』
シルパ・シャーストラ
『マーナ・サーラ』

性愛学
ヴァーツヤーヤナ『カーマ・シャーストラ』
パドマシュリー『ナーガラ・サルヴァスヴァ』

科学文献
チャラカ『チャラカ・サンヒター』
スシュタル『スシュタル・サンヒター』
ヴァーグバタ『アシュターンガ・サングラハ』
ナーガールジュナ
『スーリア・シッダーンタ』
アーリアバタ、ブラフマグプタ、バースカラ
シュリーダラ『ガニタ・サーラ』
バースカラ『リーラーヴァティー』
ヴァラーハミヒラ『ブリハット・サンヒター』
『カウシカ・スートラ』

第四章 仏教文献とジャイナ教文献
仏教
アヴァダーナ
『アヴァダーナ・シャタカ』
『ディヴィヤーヴァダーナ』
アーリアシューラ『ジャータカ・マーラー』
『サッダルマ・プンダリーカ』(『法華経』)
『マハー・ヴァストゥ』
『ラリタ・ヴィスタラ』
シャーンティデーヴァ『ボーディチャルヤーヴァターラ』『シクシャー・サムッチャオ』
アサンガ『マハーヤーナ・スートラーランカーラ』
『ランカーヴァターラ・スートラ』

般若経典
ナーガールジュナ『マディアマカ・カーリカー』
ヴァスバンドゥ『アビダルマ・コーシャ』
『スヴァルナ・プラバーサ』
『ガンダ・ヴユーハ』

ディグナーガ
ダルマキールティ『ニヤーヤ・ビンドゥ』
ダルモーッタラ
『マンジュシュリー・ムーラカルパ』
アシュヴァ・ゴーシャ『ブッダ・チャリタ』『サウンダラ・ナンダ』『スートラーランカーラ』
クマーララータ『カルパナーマンディティカー』(『ドリシュターンタ・パンクティ』)
チャンドラゴーミン『チャンドラ・ヴィアーカラナ』

ジャイナ教
ハリハドラ、シッダルシ、アミタガティ、ヘーマチャンドラ
ウマースヴァーティ『タッとヴァールターティガマ・スートラ』
ソーマデーヴァ・スーリ『ヤシャス・ティカラ』

パーリ語
『ディーパ・ヴァンサ』
『マハー・ヴァンサ』
『ダンマ・パダ』
『スッタ・ニパータ』
『テーラ・ガーター』
『テーリー・ガーター』
『マハー・パリニッバーナ・スッダ』
『ジャータカ』

プラークリット諸語
ラージャシェーカラ『カルプーラ・マンジャリー』
『セートゥ・バンダ』
ヴァークパティ・ラージャ『ガウダ・ヴァハ』
ハーラ・サータヴァーハナ王(?)『サッタサイー』
ジャイナ教『ウッタラッジャヤナ・スッタ』
ヴィマラ・スーリ『パウマ・チャリア』
クンダクンダ『パヴァヤナ・サーラ』
サンガダーサ『ヴァスデーヴァ・ヒンディ』
プシュパダンタ『ティサッティ・マハープリサ・グナーランカーラ』(『マハー・プラーナ』)
アブダラ・ラハマーナ『サンデーシャ・ラーサカ』
サラハ、カーンハ『ドーハー・コーシャ』

第三部 ドラヴィダ語の文学
タミル語

『エトゥットガイ』
『パットゥッパーットゥ』
ジャヤンゴンダル『カリンガットゥッパラニ』
『浪漫的叙事詩』(『シラッパディガーラム』、サーッタナール『マニメーガライ』、ティルッタッカデーヴァル『ジーヴァカ・チンターマニ』)
トルカーッピヤール『トルカーッピヤム』
パバナンディ『ナンヌール文法』
アッパル、サンバンダル、スンダラル⇨
ナンビ・アーンダール・ナンビ編纂『テーヴァーラム』(『ティムルライ』)
マーニッカヴァーサガル『ティルヴァーサガム』『ティルッコーヴァイヤール』
アールワール『ナーラーイラム』
ナンマールワール『ティルヴァーイモリ』
ティルマンガイ
ペリヤールワール『ティルモリ』
『シャイヴァシッダーンタ』
メーイカンダル『シヴァニャーナボーダム』
ウマーバディー『コーイルプラーナム』
シッタル『シヴァヴァッキヤム』
カンバン翻訳『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』『バーガヴァタ・プラーナ』
『スタラプラーナ』
シェーキラール『ペリヤプラーナム』
コンスタンティノ・ジュセッペ・ベスキ『ティームバーヴァニ』
スッピラマニヤ・バーラティ『スワデーサ・ギータム』
サンバンダ・ムダリヤール、カルキ、バーラティ・ダーサン、ヴェダナヤガム・ピッライ、エス・ラジャ・ラトゥナム、アールムガ・ナーヴァラル、サーミナーデイヤル、チャッキラヴァルティ・ラジャゴバラチャリ
スンダラム・ピッライ『マノーンマニーヤム』

マラヤーラム語
マハーラージャ『ラームチャリタム』
チェルッセーリ・ナムブーリ『クリシュナの歌』
カターカリ=劇風物語
ヴァッラトル
ケー・エム・パニッカル
ジー・シャンカル・クルプ
クンドゥール・ナラヤナ・ミーナン
ナンプディリッパド・ヴェンマニ

カンナダ語
パンパ『ヴィクラマールジュナ・ヴィジャヤ』『アーディ・プラーナ』
ビーマカビ『バサヴァ・プラーナ』
ヴィルパークシャ・パンディタ『チャンナバサヴァ・プラーナ』
『ラトナーヴァリー』の翻訳
ラクシュミーシャ『ジャイミニバーラタ』
ケー・ヴィ・プッタッパ、ヴイ・シタラミアハ、マドゥラ・チェンナ、ゴカク、ティー・ピー・カイラサム、アール・ヴイ・ジャギルダル、アンビカータナヤ・ダッタ、ベンドレ、マースティ・ヴェンカテーラ・イイェンガル

テルグ語
ナンナヤ・バッタ『マハーバーラタ』抄訳、『アーンドラシャヴダ・チンターマニ』
ティッカナ『マハーバーラタ』
エッラープラガダ『マハーバーラタ』
バンメラ・ポータナ『バーガヴァタ・プラーナ』翻案
ヴェーマナ
ピンガリ・スーラナ『カラープールナーダヤム』
ヴィレーシャリンガム、チラカマルティ・ラクシュミーナラシヌハム、ギドゥグ・ラーマムールティ・パントゥル、グラジャーダ・アッパー・ラーヴ、パーラグンミ・パドマラージュ、ドゥッヴーリ・ラーミ・レッディ、ジ・ラーマーラーヴ・バハドゥール

第四部 近代インド・アリアン語の文学
ヒマーラヤ諸語

ラッラー『ラッラーヴァークヤーニ』
クリシュナ・ラージャーナカラーズダーン『ラーマーヤナ』翻案、『シヴァの結婚』
マフムード・ガーミー、グーラン・アフメド・マフジュール、アクタル・モーヒー・ウッディン、バヌ・バクタ

ヒンディー語
チャンド・バルダーイー『プリトゥヴィーラージ・ラーソー』
アミール・フスロー、ゴーラクナート、ラーマーナンダ、カビール、バゴージー『ビージャク』(『グラント』)、ナーンク、アルジュナ、ゴーヴィンド『グラント』
トゥルシーダース『ラーム・チャリット・マーナス』『ギーターワリー』
スールダース『スールサーガル』
ナームデーヴ、トリローチャン、ミラー・バーイー
マリク・ムハンマド・ジャーヤシー『パドマーワット』
ナーバーダース『バクトマール』
ケーシャブダース『ラシク・プリヤー」『カヴィ・プリヤー』
ビハーリーラール『七百吟』
ラッルージー・ラール『プレーム・サーガル』
ダヤーナンダ・サラスワティ、プレームチャンド、ハリシュチャンドラ
プリトゥヴィーラージ・カプール(俳優)『ディーワール』『パターン』
ハザリプラサードドゥヴィヴェーディー『バーナバッタ・キー・アートマーカター』
ラームチャンドラ・シュクラ、スリーダル・パータク、アヨードゥヤーシン・ハリアウド・ウパードゥヤーヤ、マイティリーシャラン・グプタ、ジェエシャンカル・プラサード、スールヤカント・トリーパーティー、スミットラーナンダン・パント、マハーデーヴィー・ヴァルマー、ヴィシュヴァンバルナート・シャルマー・カウシク、ジャイネーンドラ・クマール『ティヤーグパットラ』、ウペンドラナート・アシュク、ビーシュマ・サーフニー、クリシュナ・バルデーヴ・ヴァイド、ヤシュパール

ウルドゥー語
ワリー、サウダー、ミール・タキー・ミール、アーディル・アッラーヒー、クトゥブシャーヒー、ザファル
ガーリブ、アマーナト『インダルサバー』
ハーリー、アーサード、サルル、イクバール
サイイッド・アフマッド・ハーン
フワージャー・アフマッド・アッバース『ズベイダ』『インキラブ』
マウラーナー・アブル・カラーム・アーザード、アフマッド・ナディム、アフマッド・アリー、クッラトゥル・アイン・ハイダル

インド西部の諸言語
シンディー語

サイイッド・アフマッド・ラティーフ『シャーの本』
キシンチャンド・ベーワス、ダヤラム・ギドゥマル、ラールチャンド・アマルディノーマル、ミルザー・クヮリーチェ・ベーグ、マンガラム・マルカニ、アマルラル・ギンゴーラニ

パンジャービー語
ランジト・シング、バーいー・ヴィール・シング、ラーナー・スーライト・シング、プーラン・シング、ダニー・ラーム、ナーナク・シング、サント・シング・セーコーン、バルヴァント・ガルギ

グジュラーティー語
ナラシンハ・メーヘター、ミラー・バーイー、アーコー、プレーマーナンド、ダヤーラーム、ナルマダーシャンカル、ダルパトラーム、ナンドシャンカル・トゥルジャシャンカル『カラン・ゲーロー』、サラスワティチャンドラ『ゴーヴェルダンラーム』、ケー・エム・ムンシー、ジャハンギール・ベーハラムジ・マルツバン、グラブダス・エイチ・ブローカー、ププル・ジャジャカル、チュニラル・ケー・マディア、シー・シー・メーヘター『ナルマド』『アグ・ガリ』、モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー

マラーティー語
ムクンダラージャ、ジュニャーネーシュワル『ジュニャーネーシュワリー』、ナームデーヴ、エークナート、トゥカーラーム、シュリーダル、マヒーパティ、モーローパント
ティラク『ギーターラハスヤ』、エイチ・エヌ・アプテ、ラーム・ガネーシュ・ガドカリ、ヴァレールカル、ヴィシュヌシャーストリー・チプルンカル、ディー・エム・ピタレー、エス・ヴイ・ケートカル、ヴイ・エム・ジョーシー、ナーラーヤン・エス・ファドケー『オウラガン』、アルヴィンド・ゴーカレー

インド東部の諸語・オリアー語
ディーノクリシュノダーソ『ロソコッロロ』、ウペンドロ・ボンジョ『チットロレカー』、オビマニュ・サーモント・シンハーロ『プレーモコラー』、プロジョナート・ボロジェナー『サモロ・トロンゴ』、ラーダーナート・ラーイ『ドゥルボロ』『モハーヤートロ』、モドゥスドノ・ラーオ、フォキルモホノ・セナーポティ、ゴポボンドゥ・ダーソ

オホミヤー語 (アッサミー語)
ホンコロデブ、マードウ・デオ、ラーモホロハワティ、ロッキミーナート・ベズ・ボルワー、ホンドロクマール・アーガルワーラー、ヘムホンドロ・ゴーホワーミー

ベンガーリー語
『チョルジャポド』『シュンノ・プラナ』『ドルモモンゴル』
チョンディダシュ『スリクリシュノキルトン』
ヴィドゥヤパティ・タークル、ウマーパティ・ダル、
クリッティバシュ・オジャ訳『ラーマーヤナ』、カラシム・ダシュ訳『マハーバーラタ』
クリシュノ・チョイトンノ・デブ『チョイトンノの生活』、プリンダボン・ダシュ『チョイトンノ・バーガヴァダ』、クリシュノ・ダシュ・コビラジ『チョイトンノチョリタムリト』
ゴビンドチョンドロ・ダシュ、ギャノ・ダシュ、ムクンドラム・チョックロボルティ『コビコンコンチョンディ』
バロトチョンドロ『モンゴル』(『ビッダ・シュンドル』)『ロショモンジョリ』『チョンディナトク』ラムプロシャド・シェン、ラムホモン・ライ、ラムナラヨン・トルコロトノ『クリン・クロショルボッショ』、ディノボンドゥ・ミットロ『ニル・ドルポン』
マイケル・モドゥシュドン・ドット『メグナドボド』、ポンキムチョンドロ・チョットパッダエ『アノンドモト』『ポンド・マトロ』
ノビンチョンドロ・シェン『バヌモティ』、ディジェンドロラル・ライ、ギリシュチョンドロ・ゴシュ
タゴール(ロビンドロナト・タクル)『黄金の舟』『美』『収穫』『庭師』『ギダンジョリ』『果実籠』「新月』『うつろいやすきもの』『プロクリティル・プロティショド』『ションナシ』『ムクトダラ』『ラジャ』『ダクゴル』『シャドナ』『難破』『ゴラ』『家と世界』
ショロトチョンドロ・チャテルジー(チョットパッダエ)『シュリカント』
ビブティブション・ボンドパッダエ『アロンノック』『ポテル・パンチャリ』
ノリニカント・ボッタショリ、プロバトクマル・ムコパッダエ(ムカルジ)、ロビンドロナト・モイットロ、シュボド・ゴシュ、ショロディンドゥ・ボンドパッダエ、タラションコル・ボンドパッダエ、モホン・シェングプト、ヘメンドロクマル・ライ、モニラル・ゴンゴパッダエ、ヘモンニンドロラル・ボシュ、ポロシュラム、ビブティブション・ボンドパッダエ、プロモト・チョウドゥリブットデブ・ボシュ、フマヨン・コビル、カジ・ノズルル・イスラム
ビジョン・ボッタチャルジョ&デョンブ・ミットロ『ノバンノ』
ラムクリシュノ

シンハリー語
グルルゴーミ『アマーヴァトゥラ』
トータガムヴァ(シュリー・ラーフラ・テーラ)『マイナ島のメッセージ』『カーヴィアシェーカラ』
アラギヤヴァンナ・ムカヴェーティ『クサジャータカ』
ムニダーサ・クマラナトゥンガ、テンナクーン、マルティン・ヴィックレマシンゲ、ダブリュー・エー・シルヴァ、ピヤダーサ・シリセーナ

インド人による英語著作
エス・ケー・デ、エス・ラダークリシュナン、ジャワハラール・ネール、ヴィヴェーカーナンダ、オーロビンド・ゴーシュ、タゴール、ヘンリー・デロジオ、トル・ドット、オル・ドット、モノモホン・ゴーシュ、アーナンダ・クマーラスワーミー、サロニジー・ナイドゥ、ロメシュ・チョンドロ・ドット、モドゥシュドン・ドット、ドン・ゴパル・ムコパッダエ、ラムクリシュノ、ムルク・ラジ・アナンド、ディリプ・クマル・ロイ、ケー・エス・ヴェンカタラマニ、アール・ケー・ナラヤン

補遺
西洋とインドの文学

主にインドに関心を寄せる西洋人の著作についての記述

以上、このように多数の文献が記された書物に関する書物というのはそれだけで楽しい。
また、インド文学史年表、索引、参考文献が簡略ながら大変優れている。

最後にインドの文学を理解する上で、『リグ・ヴェーダ』と『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』『バガヴァッド・ギーター』、ウパニシャッドは読んだ方がいいかなと思った。
曼荼羅作画とのかかわり

曼荼羅作画との直接的な関わりとなると難しいが、数多くのインドの歴史、文学、思想の流れの中から多様なイメージが醸成され曼荼羅へと結実したと考え、そこに曼荼羅に惹かれる理由の一つがあり、また、インド文学を理解することが曼荼羅を理解し描くことに繋がるのではないかと思える。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

posted by mandalazu at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 本紹介

2015年09月02日

金剛界 降三世会 尊像パーツ描き1(外周1)

降三世会 尊像パーツ描き1

金剛界 降三世会の尊像パーツを描き始めます。これまでと同様に外周、第二重、初重へと内側へ向かって順に描いていこうと思います。

降三世会の外周には二十四天が描かれています。これは四方の二十天に加え四隅に四明王妃が描かれている為です。

四明王妃が描かれるのは降三世会だけです(重要!)。

降三世会外周二十天の位置と順番を次の図に示します。

EPSON008-Edit-2-Edit-Edit-2-Edit-Edit-2.jpg
(降三世会 外周二十四天 01〜24)
順番は東南西北の時計回りで上が西

降三世会 東方五天

今回は東方五天(01〜05)です。

EPSON008-Edit-2-Edit-Edit-2-Edit-2.jpg
(降三世会 外周東方五天 01〜05)

東方の五天(01〜05)のうち中央03は東門守護の毘那夜迦の眷属。残り四天(01, 02, 04, 05)はヒンドゥー教の主要神がまとめられた上界天の神々です。

下図左は参考にした西院本曼荼羅の図で右が描いた尊像パーツです。

01)那羅延天(ならえんてん)

1_DSC5388-Edit-Edit-2-Edit-Edit-2.jpg
法輪に少し金色がのこるか。肌色が緑色に染められているが、背光輪も緑色に見える。線描表現がなければ身体と背光輪の区別がつかなくなってしまう。表現可能ならば色数はそれほど必要ないと思う。

那羅延天は梵名のナーラーヤナの音訳でヒンドゥー教のビィシュヌ神の化身。クリシュナとも。
右手に古代インド武器の八輻輪(本スポークの輪宝)を持つ。

02)鳩摩羅天(くまらてん)

1_DSC5388-Edit-Edit-Edit-2-Edit-2.jpg
色鮮やかに、かつ、素晴らしいバランスと色彩感覚。

鳩摩羅天は梵語のクマーラの音訳で、シヴァ神の子である軍神スカンダ(韋駄天)の別名。
右手に三鈷鈴を持つ。

03)金剛摧天(こんごうざいてん)

1_DSC5388-Edit-Edit-3-Edit-2.jpg

傘蓋の色などの剥離は見られるが表情や配色が素晴らしい。

金剛摧天は梵名のヴァジュラ・チンナの意訳。ヴァジュラは金剛でチンナは摧砕の意。
金剛摧天は象頭人身の毘那夜迦の眷属で、傘蓋毘那夜迦ともいい傘蓋を翳す。毘那夜迦は智慧と福徳を授け、障害を除去する神。金剛摧天は煩悩を破壊し、慈悲の傘蓋により衆生を覆護する。
東門の守衛天。

04)梵天(ぼんてん)

1_DSC5388-Edit-Edit-Edit-Edit-3.jpg
持物がはっきりせず、また、少し画面が荒れているように見えるが色はのこる。

梵天は梵名のブラフマンより。ヴェーダでは宇宙創造の最高神。ヒンドゥー教では創造神ヴィシュヌの臍から生じた蓮華に梵天が座しこの世界を創造したとされる。
釈尊の成道にあっては帝釈天とともに説法を懇願した護法善天。
右手にもつ紅蓮華は蓮華蔵世界の象徴。

05)帝釈天(たいしゃくてん)

1_DSC5388-Edit-Edit-2-Edit-3.jpg
供養会どうよう帝釈天は橙色の羯磨衣を身につけている。

帝釈天は梵名のシャクラから。帝釈天は梵天と並ぶ仏教の護法善天。ヒンドゥー教の神インドラのこと。
右手に古代インド武器の独鈷杵を持つ雷を操る雷霆神。

以上、東方五天。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

2015年09月01日

金剛界 降三世会 下絵作製行程

金剛界 降三世会下絵作製行程

降三世会も基本的な作製行程はこれまでと同じです。

        (1)設計図
        (2)製図
        (3)パーツ描き
        (4)パーツ入れ
        (5)下絵作画

(1)設計図と(2)製図は中下段六会でほぼ共通ですので、降三世会でも前回の降三世三昧耶会と同じ(1)設計図を用い(2)製図を行います。

EPSON008-Edit-2.jpg
(金剛界 降三世会)

そこで、金剛界 降三世会 下絵作製では前シリーズの三昧耶会の製図を用いて作画します。

_DSC5216-Edit.jpg
(降三世会 製図)

これに描いた尊像パーツを貼り付けて下絵の下絵を作ります。

というわけで、やることは次の(3)(4)(5)のみになります。
        (3)パーツ描き
        (4)パーツ入れ
        (5)下絵作画

だんだん終わりに近づいてまいりました。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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