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2015年09月22日
金剛界 降三世会 尊像パーツ描き16(金剛輪5)
金剛輪の尊像パーツ描き5
降三世会の金剛輪内の尊像パーツ描き中です。
今回はB 十六大菩薩のうちの西方に位置する阿弥陀如来の四親近菩薩(水色番号:18〜21)です。
金剛界曼荼羅は上が西です。
降三世会 金剛輪 西方四親近菩薩
18)金剛法菩薩
落ち着いた、静かな尊像。
金剛法は梵名のヴァジュラ・ダルマの意訳。観自在菩薩、観世音菩薩ともいい、阿弥陀如来の東方の月輪に住し衆生に法の清浄なるを覚らせる働きを誓願する菩薩。
降三世会では胸前で二手金剛拳を交差させる金剛吽伽羅の印を結ぶ。
19)金剛利菩薩
少々絵の具の剥離が見られるが、蓮華座の色合いなどが美しい。
金剛利は梵名のヴァジュラ・ティークシュナ(鋭利な剣)の意訳。文殊菩薩と同体で、阿弥陀如来の南方の月輪に住し仏智により衆生の苦を断ち切る働きを誓願する菩薩。
降三世会では胸前で二手金剛拳を交差させる金剛吽伽羅の印を結ぶ。
20)金剛因菩薩
所々に残る金の色が往時の輝きを偲ばせる。
金剛因は梵名のヴァジュラ・ヘートゥの意訳。弥勒菩薩ともいい、阿弥陀如来の北方の月輪に住し、堅固な菩提心を因とし法輪を転ずる働きを誓願する菩薩。
降三世会では胸前で二手金剛拳を交差させる金剛吽伽羅の印を結ぶ。
21)金剛語菩薩
特徴を捉えてなんとか形にしたい。
金剛語は梵名のヴァジュラ・ヴァーシャの意訳。阿弥陀如来の西方の月輪に住し、真言により衆生の正法を示す働きを誓願する菩薩。
降三世会では胸前で二手金剛拳を交差させる金剛吽伽羅の印を結ぶ。
以上です。
では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ