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2015年09月07日

金剛界 降三世会 尊像パーツ描き5(外周5)

降三世会外周 四隅(四天女)

金剛界九会のうち降三世会のみ外周の四隅に尊像が描かれています。

この四隅の四尊像ですが、『密教大辞典』では降三世会の項目に「四隅の四天女を古来尊名明かならずとし、或は四大明王とするものあれども、是は東南より順に倍羅縛、吉祥天、弁才天、僑履なり。(十巻教王経、曼荼羅鈔、曼荼羅の研究等)」とあります。

西院本曼荼羅の図像も女尊像に見えます。

一方で、御室版曼荼羅ではそれぞれ、21 大威徳明王妃(東南)、22 軍荼利明王妃(南西)、23 降三世明王妃(西北)、24 不動明王妃(北東)と考えられるようで、西院本曼荼羅もこれに準ずるかと思われます。

そこでここでは外周四隅の四天女を四明王妃としておくこととします。

降三世会 四明王妃

四明王妃の位置がわかるように図に番号をつけます。

EPSON008-Edit-2-Edit-Edit-2-Edit-Edit-3.jpg
(降三世会 外周四明王妃 21〜24)
東南西北で時計回りで上が西


21)大威徳明王妃

5_DSC5388-Edit-Edit-Edit-Edit-Edit-3.jpg
表情などの部分が大きく剥落しているが装束の色などがわかるのがありがたい。

大威徳明王の妃(倍羅縛とも)。
羯磨衣をの天女形。
左手は拳を握り腰に置く。右手に三鈷戟を持つ。

22)軍荼利明王妃

5_DSC5388-Edit-Edit-2-Edit-2.jpg
顔の半分がわからず、持物の形もわかりにくいが、全体の配色が保存されているのはありがたい。

軍荼利明王の妃(吉祥天とも)。
羯磨衣を身につけた天女形。
左手は拳を握り腰に置く。右手に刀を持つ。

23)降三世明王妃

5_DSC5388-Edit-Edit-2.jpg
細部までよく保存されている。

降三世明王の妃(弁才天とも)。
羯磨衣を身につけた天女形。
左手は拳を握り腰に置く。右手に蓮華を持つ。

24)不動明王妃

5_DSC5388-Edit-Edit-Edit-Edit-Edit-2.jpg
箜篌のもち方や表情がわかる。

不動明王の妃(僑履とも)。
羯磨衣を身につけた天女形。
両手で箜篌をもち奏でている。

以上、外周四隅の四明王妃でした。

次回からは降三世第二重の尊像パーツ描きをします。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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