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2015年08月16日
金剛界 降三世三昧耶会 三昧耶パーツ描き10(第二重6)
第二重の三昧耶パーツ描き 6回目
今回は降三世三昧耶会 第二重の三昧耶パーツ描き最後の賢劫十六尊の北側の四尊(21〜24)です。
第二重 三昧耶パーツ B 賢劫十六尊北(黄色番号21〜24)
21)無尽意菩薩
梵篋の赤と緑の色がとても鮮明。
無尽意菩薩は無量慧菩薩ともいい、尽きることのない仏の智慧であまねく衆生に満足を与える菩薩。
無尽蔵の仏智を象徴し、智慧の無限の働きを表す梵篋を三昧耶形(三形)とする。
22)辯積菩薩
細部が少々わかりにくいがこの方が雲らしい。
辯積菩薩は文殊菩薩のことで、なめらかに辯舌を積み上げ、辯説巧みに衆生を導く菩薩。
広大無限の智慧の象徴である五色雲を三形とする。
23)金剛蔵菩薩
細部までシャープで美しい井形独鈷杵。
金剛蔵菩薩は金剛薩埵と同体で、金剛智を胎蔵する菩薩。
堅牢強固な智慧を象徴する井形独鈷杵を三形とする。
24)普賢菩薩
火焔の上に剣先が描かれているように見える。
普賢菩薩は普く二徳が行き渡り衆生を救うことを誓願する菩薩。
煩悩を滅する大いなる智慧の働きを象徴する金剛剣を三形とする。
以上で降三世三昧耶会 第二重の三昧耶形パーツ描きを終わります。
次は金剛輪内の三昧耶パーツ描きです。
では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ