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2017年11月02日

怖くて視れない「明日の約束」

私はスマホでYahoo!トップページで
ニュースなどをチェックするときがあるのですが、

「明日の約束」というドラマがあるそうだ。
(ドラマはあまり視ないので、疎い私)

Yahoo!の記事で、ドラマの内容が書かれていたが、
テーマが「毒親」っぽいね。

そうなると、ちょっと気になって視てみたくなる自分がちょっと出てくるが、
同時に、「怖くて視れない」自分が大きく出てくるので、
視ないままになりそう。

ドラマ自体は怖くて視ないけど、記事だけ読んでいる。
そしてうちとついつい比べてしまう。

どうやら主人公の実母の干渉がすごいっぽい。
娘を自分の管轄下において管理しまくっている。

うちは、、それは管理はなかったけれど、干渉の形が独特だった。
ドラマのように、「私の言うとおりにしていればいい」とどーんとくる感じではなく、
細かい干渉だ。
細かすぎて、こちらにちょっとでも隙間があれば、そこから深く入ろうとする感じ。。
その細かさから、よほどこちらのことを日々チェックしているんだろうなあ、と感じざるえない。。

などと、こちら側の状況を分析しつつ記事を読んでいた。

するとその記事にドラマ中のセリフの一つ
主人公に実母が言うのだが、
「ママに隠れてこそこそ恋人作って。そんなことやってるから偉そうにスクールカウンセラーなんていってて生徒を自殺させちゃうのよね」

ああ、こういったニュアンス、うちも言うんだよ。

それもね、私が母とは関係なく、自力で手に入れたものについて、
こういう感じに言うの。
こっちは自力のつもりなのに、やはりあなたは私の範疇なのよね、という感じの圧迫感。


ただ、このレベルのセリフは、最近は実母は言うことが減った。年に2,3回くらい?
というのも、私が察してこういうセリフが出そうな場面の前兆で、避けるのだ。

こんな悲しいセリフを言う実母を見るのが悲しい。
あ、実母を思いやっての気持ちではない、
こういう場面、そのものがかなしいし、やるせないし、不毛で。

さて、そのYahoo記事のコメント欄をなんとなく眺めたら、

「ドラマの話ではあるんだけど、毒親というものは「離れられない」「離れない」から毒親たるんです。普通の親というものは、仲がいいにせよ悪いにせよ自動的に距離をとっていく、意識せずとも、そうなっていくものなんです。」
といったものがあり、
それを読んで、軽いショックを受けた。

3回ほど私は実母から離れている、
自分で行先を見つけて別の場所で暮らしている。

でも結局は「私は一人っ子だし、いずれは実母を面倒見るもの」という考え(思い込み)
から、なんだかんだいって家に戻ったり、、
結局今は、うちに母が同居している形だし。。。

そして今の距離感にずっと負担を感じて10年以上。

その中で、私は、「自分がさらに負担になる場面」が来る前兆を察して避ける
というスキルばかりが磨かれていった。

それで自分はうまくやっている、と思うときもあったが、
そもそも、そんなスキルを磨き、使いまくる状況が普通じゃないんだ。

でも、それを普通だと思い、うまくやっている自分と思ってしまう、、ゆがんだ思考。


そしてさらにコメントの後半
「普通の親というものは、仲がいいにせよ悪いにせよ自動的に距離をとっていく、意識せずとも、そうなっていくものなんです。」
、、、て。

がーん、そういうものなのですか?

自動的に距離を取ってくれるものなのですか?

などと軽いショックを受けながら、
だからといって今となっては変えられない状況にためいき。
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この記事へのコメント
>akiさん

お久しぶりです。コメントありがとうございます。
覚えていますよー^^

「普通の親」、、私の場合、ヤフコメ見てとっさに思い付いたのは、
毎日夫婦げんかしない親、とか(夫婦は毎日ケンカするものと子供のころ思い込んでいたので)
親が近づいても緊張感が走らない関係、、みたいなもので、

結局私は、ヤフコメの文から勝手に自分に当てはめて妄想しているところがあります。

私の中で、子供のころの私の感覚が残っていて、その子がまだ自分の親にビクついていて、こんな普通の親がいいなー、みたいな、、子供じみた憧れにもにた感覚です。

>私がこの年になって思うのは、いくつになっても親にとって子供は子供なんです。こんなことを言うと貴女には救いにならないかな?

akiさんのお気持ちが温かく伝わってきました。ありがとうございます。

形は様々で、母なりの形もあるのでしょうねえ。。
なかなか、、私は未熟者で母を受け入れきれないし、受け入れなきゃと重荷になるなら、受け入れる必要もないかと気楽に考えたほうがいいのかなとか、考えがいろいろ変わります。

うちの母も私が感じている以上に子離れできていないのかもしれないですね。口先では、ひどい言葉で私をののしるのも、その証かな。それもそれで悲しいなあ、寂しいなあ、とも思いつつ。

akiさんのコメント、とても参考になります。いつも有難うございます^^



Posted by ぴいぴい at 2017年11月02日 16:11
こんにちは。大分前に2度ほどコメントさせて頂いた者です。
ヤフコメなんて、あまり良いこと書いていないから、気になさらない方が良いです。
そもそも「普通の親」ってなんでしょうね。私の世代はもうとっくに子育て卒業しましたけど、自分や、また友人たちを見ても「自動的に」子離れなんて出来ません。
親も子も、色々なキャラクターの組み合わせがあって千差万別です。さらに、子離れというのはなかなかに難しい。その時期は兄弟でも違うし、形は様々です。
親子の息が合ってごく自然に子離れできる場合が一番理想的なんだろうけど、少ないと思いますよ。
私がこの年になって思うのは、いくつになっても親にとって子供は子供なんです。こんなことを言うと貴女には救いにならないかな?でも、殆どの親は、死ぬまで子供の幸せを願っています。両親をすでに見送った私はつくづくそう思いますね。
Posted by aki at 2017年11月02日 12:08
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