06月14日
Bitdefender Virus ScannerはmacOS Sierraで使えるの?
Virus Scanner Plusってご存知でしょうか?
Bitdefenderエンジンでリアルタイム検査に対応したウィルス対策ソフトです。
価格は3,600円でApp Store購入できます。
同じAppleIDを使えば複数台のMacでも使えますし、ファミリー共有に対応しているのでファミリーIDでも利用できるのがメリットです。
アプリを購入してまともに動かなかったら怖いので、
このVirus Scanner Plusからリアルタイム検査機能などを除いた無料版Bitdefender Virus Scannerを使って評価してみるのが確実ですね!
App Storeで購入できるVirus Scanner以外では、ZEROスーパーセキュリティ(ソースネクスト)でもMac版が無制限で利用できます。
macで動くBitdefenderエンジンを搭載したウィルス対策アプリは全部で3つあるということになります。
Bitdefenderエンジンでリアルタイム検査に対応したウィルス対策ソフトです。
価格は3,600円でApp Store購入できます。
同じAppleIDを使えば複数台のMacでも使えますし、ファミリー共有に対応しているのでファミリーIDでも利用できるのがメリットです。
アプリを購入してまともに動かなかったら怖いので、
このVirus Scanner Plusからリアルタイム検査機能などを除いた無料版Bitdefender Virus Scannerを使って評価してみるのが確実ですね!
App Storeで購入できるVirus Scanner以外では、ZEROスーパーセキュリティ(ソースネクスト)でもMac版が無制限で利用できます。
macで動くBitdefenderエンジンを搭載したウィルス対策アプリは全部で3つあるということになります。
ZERO スーパーセキュリティ | Virus Scanner Plus | Virus Scanner | |
価格 | 2,980円〜4,980円 | 3,600円 | 無料 |
リアルタイム検査 | ○ | ○ | × |
1ライセンス複数台 | × | ○ | ー |
Windows版同梱 | ○ | × | × |
契約更新 | 不要 | 不要 | 不要 |
バージョン | 不明 | 3.9 | 3.8 |
日本語対応 | ○ | × | × |
バージョンは、2017年5月時点です
macが1台なら、ZEROスーパーセキュリティ、複数台あるならVirus Scannerが良さそうな感じですよね!
Virus Scanner Plusを購入する前に、Bitdefender Virus Scannerをインストールして、以下環境で問題なく動作するのか確認してみました。
- macOS Sierra 10.12.5
- MacBook Pro Retina mid2015(メモリ16GB、SSD256GB)モデル
まずは、評価結果から・・・
Bitdefender Virus ScannerはmacOS Sierraで使えるの?
使えませんでした。
- 起動できます。
- Scan操作も可能です。
- メモリ不足で落ちる感じです。
環境によっては普通にスキャン完了できると思います。macOS Big SurやMontereyではスキャン完了できました。
mac野郎なのかの環境では、Scan Critical Locationsの検査で15分待っても1ファイル目のまま、
一向に進捗しませんでした。
問題点は以下2つです。
1)Bitdefender Virus Scannerは、ウィルスパターン アップデート時にメモリを大量に消費する
初回ウィルスパターンのアップデート+クリティカル検査を実施し、放置していました。
気がついたらmacOS Sierraがメモリ不足状態で使えない状況になっていました。
ログイン画面でレインボーカーソルの嵐です・・・
なんとかログインして、Bitdefenderを落としましたが、macOSの動作が極端に重くなっていたので再起動しています。
再起動後、軽くなったところで再度Bitdefender Virus Scannerを起動して、
もう一度ウィルスパターンをアップデートしたところ、パターンをダウンロードしながらメモリを大量に消費していることがわかりました。
16GB以上メモリを消費したところでダウンロードが完了しました。
全パターンをメモリに展開する仕様なのか?と推測しています。
2)Bitdefender Virus Scannerは、50GB以上のメモリを使っても検査が進まない
一番軽いはずのクリティカル検査を実施しています。
サクッと終わるのかと思ったのですが、/Library/Caches/com.apple.desktop.admin.pngファイルの検査(おそらく1ファイル目)で進捗が止まっています。
15分以上待ちましたが進捗しません。
ちなみにファイルサイズは、3.6MBです。
Bitdefender Virus Scannerプロセスのメモリ消費量をアクティビティモニタで見ていました。
- 検査開始後、約1分45秒 メモリ5GB メモリ圧縮0GB
- 約3分14秒 メモリ10.21GB メモリ圧縮0GB
- 約4分57秒 メモリ15.23GB メモリ圧縮12GB
- 約6分37秒 メモリ 20.35GB メモリ圧縮17GB
- 約8分16秒 メモリ25.32GB メモリ圧縮21.87GB
- 約13分6秒 メモリ40.17GB メモリ圧縮36.44GB
- 約16分24秒 メモリ50.47GB メモリ圧縮46.83GB
この間ずっとScanningは、3.6MBサイズの/Library/Caches/com.apple.desktop.admin.pngです。
メモリ50GBを消費するアプリを見たところで、そっと終了しました。
メモリ圧縮が効果的に作用していました。
ディスクに余裕があれば、100GBを超えることもできたかもしれません。
ZEROスーパーセキュリティのMac版は動いていたんです
過去、スーパーセキュリティZERO(現在はZEROスーパーセキュリティ)を購入し、
スーパーセキュリティMacの1年ライセンスを利用していました。
ダウンロード版はインストールするまでが手間でした。こちらの記事でスーパーセキュリティMacのインストール方法がわかります。
なお、現在のZEROスーパーセキュリティは、1年ではなく無制限になっています。
macOS Sierraのアップデート後も使っていたのでmacOS Sierraの動作実績がありました。
同じBitdefenderエンジンだから動くだろうと思っていたんですけど・・・
App Store経由でインストールするVirus Scannerとパッケージ(ダウンロード)でインストールするスーパーセキュリティMac、インストール方法の違いで自由度が違うんでしょうかね・・・
レインボーカーソルが表示されてログインできない時のログイン手順
macOS Sierra10.12、MacBook Pro Retina Mid2015の環境で初めてレインボーカーソル状況になりました。
ログイン画面に切り替わっても、しばらくレインボーカーソルのままです。
しばらく待つとレインボーカーソルから復帰して通常のマウスカーソルに変わります。
この間も無操作タイマーが起動しているため、キーボード、トラックパッドからの信号がないとスリープモードに移行し、ログインすることができません。
もっさりとした動作なんですが、無操作タイマーの精度は高いままです。
レインボーカーソルが表示されてログインできない時、気長に待つしかありません。
待っている間、macOSに待っていることを教えてあげないとスリープしてしまいます。
- トラックパッドやマウスを使ってマウスカーソルを動かす、
- シフトキーやControlキー、fnキーなどを押す
これらの操作をして、無操作タイマーをリセットしてください。
パスワードにフォーカスが当たり、レインボーカーソルから復旧したタイミングで、
パスワード+リターンキーまで一気に打ち込みます。
またレインボーカーソルになります。
先ほどの操作で、無操作タイマーをリセットしてください。
しばらく待つと、ログインできます。
何が起きているのかの状況がわかります。
macOS Sierraのメモリ不足時の挙動
macOS Sierraでメモリ不足になると、アプリを一時停止することがわかりました。
一時停止中のアプリを1つ1つ選択して、強制終了させるか、再開させるかが選べます。
一時停止の中に、アクティビティモニタも含まれていました。
一時停止中は、イベントを放棄しているのではなく、どこかに蓄積されているようです。
そのため、再開したところ、面白い挙動を見ることができました。
CPUタブを開いたら、早送りの状況でプロセスの一覧、CPU負荷状況がパッパッパと変わっています。
停止した時点からのプロセスの使用状況、CPUの負荷状況を見ることができました。
重そうなアプリを閉じて見ましたが、レインボーカーソルが表示されることが多く、復旧は難しそうです。
再起動で復旧させました。
まとめ
Bitdefender Virus Scannerは、OSX 10.7以降、64ビットプロセッサの互換性です、
macOS Sierra 10.12.5ではメモリを大量に消費するだけで一向に検査してくれないアプリでした。
Bitdefenderエンジンのウィルス対策アプリは、日本語対応しているZEROスーパーセキュリティを選ぶのが良さそうです。
ダウンロード版は、キャンペーンで安く購入できることがあるようです。
公式サイトで確認することができます。
公式サイト:ソースネクスト ZEROスーパーセキュリティ
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