アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2019年01月29日

ライザップ 子会社の株式会社ジャパンゲートウェイを売却




構造改革により子会社の売却が始める

2018年11月14日の中間決算により不採算事業の改善を軸とした構造改革を行うことを発表したライザップであったが、ついにM&A戦略から子会社の売却を行うこととなりました。

まずシナジーが見込めないと
株式会社ジャパンゲートウェイ
が株式会社萬楽庵に譲渡されることになりました。

なお、譲渡価格は公表されませんでしたが、おおむね8億円程度の売却損を2019年3月期に計上するよていとのことです。

株式会社ジャパンゲートウェイとはどんな会社か

株式会社ジャパンゲートウェイはノンシリコンシャンプー「レヴール」やボディウォッシュ「メルサボン」等に代表される高品質・高付加価値商品を開発・販売する会社です。
当初は、ライザップの「自己実現」の一環としてシナジーを見込んでいましたが思うようにいかず、商品自体も大規模なプロモーションを行いましたが計画より販売することができませんでした。

今後は、ショップジャパン創業者である中村規脩氏が経営する株式会社萬楽庵の傘下に入り経営再建を行う予定です。

構造改革に対して市場の反応は

構造改革に伴う子会社の売却のニュースは、2019年1月25日(金)の14時にリリースされました。

その直後このニュースを好感する形で34円(14%)という結果になり、3営業日たった1月29日の終値は306円と1月24日と比べると67円(28%)高となっています。

市場としては、ライザップの構造改革を好感しているとも見方でしょう。

ライザップの構造改革

ライザップは2018年6月からカルビー元CEOの松本晃氏を経営陣に招き入れ、世界のトップ企業になろうとしています。

しかし、松本氏が見たライザップは、M&Aにより構造的な問題を抱えており、経営改革が必要であると判断し、2019年3月期はM&A路線を中止し、買収した会社の立て直しや、グループとしてシナジーの少ない会社の売却を行うこととなりました。

構造改革を行うにあたり多額の経費を計上し、当初230億円と言われた黒字も最終赤字が70億円となる見通しを発表しています。

創業者の瀬戸健氏は、営業利益が230億円になるまで役員報酬の返上を行い、経営改革を断行すると発表しています。

難しい決断がいくつもあると思いますが、ライザップが再び成長できるように陰ながら応援しています。



2019年01月28日

譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度は、株価にネガティブな要因となるのか!?




譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度

譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度とは、一定の
メルカリが行う譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度とは

メルカリは、2019年1月17日に譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度としての新株発行を発表しました。

この制度は、役員クラスに適用することが多いですが、メルカリは全社員に適用していて、日本ではかなり珍しいです。

ちなみに欧米では、メルカリと同じく全社員に適用することが多いそうです。

制度の概要

譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度は、簡単に言うと、社員に株式をもらう権利を付与した後に一定期間勤務したのちにその権利が確定し、自らの株式になる制度です。

仮に、1株2000円で100株付与される権利を得た場合は、20万円ほどの利益を得たのと同じになります。

メルカリの経営陣は、社員とともに会社が成長して、その利益を一緒に享受したいという思いと、グローバルの視点から、欧米では当たり前である、譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度を導入したそうです。

株主へのメリットは

譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度は、財務的には株主にデメリットがあるのではないかと考えています。

メルカリの場合は、譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度で発行する株式数は全体の1%未満となっていますが、それでも一株利益の希薄化や将来の売り圧力となり、株価を押し下げる要因ではないかと考えられます。

メルカリの場合は、従業員に株を付与することで、モチベーションを揚上げ、ひいては株式価値の上昇を狙っているようです。

会社は人間が運営しているので、動機としては間違ってはいませんが、株式の理論としては、下落ではないでしょうか。

ただし、アメリカでは、譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度が一般的となっていますが、ダウ平均指数は歴史的に右肩上がりです。

それを思うと経験的には、譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度を使ったほうが、株式価値は上がっていく可能性も十分にあるのではないでしょうか。

いずれにしても日本では、譲渡制限株式ユニット(RSU)付与制度は、メルカリくらいしか使っていないので、中・長期的にどのような結果になるか楽しみです。

2019年01月09日

第二の孫正義!ライザップ創業者『瀬戸健』の人物像とは




ライザップはどんな会社!?

ライザップグループは、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」を中核事業とし、美容・健康をメインに事業展開を行っています。

会社の設立は、2003年でありますが、当社は社名が「健康コーポレーション」であり、2006年に札幌証券取引所アンビシャスに上場しました。

会社の創成期では、「豆乳クッキーダイエット」で100億円の売り上げをだしたり、豆乳クッキーの売り上げが下がった時は、美顔器の販売が伸び会社を成長させてきました。

その後、2012年にパーソナルトレーナージム『RAIZAP』を立ち上げ、印象的なCMを放送し事業を急拡大します。

また、M&Aを駆使することで、グループ間のシナジーを高める戦略をとっていましたが、経営危機の会社を安値で買い付け、再生するというビジネスモデルを展開していました。

しかし、経営再建がうまくいかず、2019年3月期では70億円という巨額の赤字を計上することになり、M&A戦略の方向転換を余儀なくされています。

起業のきっかけは

瀬戸氏は、実家がパン屋さんであり小さきときから商売が身近にある環境に生まれ育ちました。

そのため、サラリーマン家庭よりは企業に対してのハードルが低かったと思われます。

そんな瀬戸氏が、ライザップを始めるきっかけとなった出来事が高校時代にあったそうです。

当時付き合っていた彼女が、わりととぽっっちゃり系で、身長152cmで体重66kgだったそうですが、瀬戸氏はダイエットすればかわいくなると思い、そのことを彼女に伝えると乗り気になり一緒にダイエットすることになったそうです。

二人三脚でランニングや食事制限を続け、2か月で23kgも減量に成功しとても綺麗になったそうです。

その時、彼女が瀬戸氏に『一緒になってやってくれたからここまでやせられたし、すごく感謝している』と言ってくれたことで、伴走者の存在の大切さを実感することになったそうです。

この時の経験で、目標までやりきることの大切さと、そのために良きトレーナーが必要であることを実感し、ライザップの指導方法の根幹が出来上がりました。

そして、痩せてきれいになった彼女との関係ですが、何と大学生に奪われるといった悲しい結末になってしまったそうです。

初めての事業は

ライザップは、当初健康コーポレーションという会社名で、サプリメントを販売する事業を行っていたそうです。

しかし、当初は売り上げが伸びず苦労し、資本金も底を尽きかけるほどの窮地に追い込まれていました。

そんな時、サプリメントのおまけで配っていた「クッキー」がダイエットに向いていてしかもおいしいと評判になったため、ダイエット向きに栄養素を加え「豆乳おからクッキー」として販売し、何と売り上げは100億円を記録しました。

その勢いのまま2006年に札幌証券取引所アンビシャスに上場しました。

ライザップの誕生

2012年に、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」を立ち上げました。2か月で30万円近くする高額な価格ですが、インパクトのあるCMを流し、結果にコミットするという宣伝で知名度を一気にあげていきました。

その後も有名芸能人をCMに起用し、ビフォア・アフターのインパクトから着実に顧客を増やしていきました。

瀬戸社長のすごさ@ ヘッドハンティングがすごい

ライザップが成長するに当たり、優秀な人材の確保が大きな原動力となっています。

執行役員である内藤雅義氏は、100円ショップで有名な大創産業の専務取締役をやっており、同じく執行役員である岡田章二氏はユニクロを展開するファーストリテイリングの執行役員をやっていました。

また、2018年6月から代表取締役(現取締役・構造改革担当)に就任した松本晃氏は、カルビーを9年で売上2倍、営業利益6倍にし、東証一部に上場までさせるプロ経営者です。

このような優秀な人材を瀬戸社長は自らヘッドハンティングし、会社の業績を大きく伸ばしています。

瀬戸社長のすごさA 自席がない

瀬戸社長は、社長室は持たないどころか自席がないそうで、仕事はいつも社員と同じくフリーアドレスで行っています。

また、書類やパソコンももっておらず、基本的にはメモとスマホだけで仕事をしているそうです。

この仕事スタイルは、社員が仕事をスピーディにするための工夫だそうです。

社長室があると改まってしまうため、社員とコミュニケーションをするためにあえてフリーアドレスで仕事をするそうです。

社内をふらふらと歩いていると、社員の方から声をかけてきて困ったことの相談にのりその場で結論を出すこともしばしばあるそうです。

瀬戸社長のすごさB 失敗を糧にできる

瀬戸社長は、経験上うまくいかないことが8割・9割でありどんなことでも基本はうまくいかないと考えています。

そしてうまくいかないことはデータベースとして蓄積され、このように行動するとこんな結果になるのだとしっかり刻み込まれることになります。

それが学びとなり成長につながると考えています。

こんな失敗も

2018年11月に発表した中間決算では当初159億円の黒字を見込んでいたが、一転70億円の赤字に転落することになりました。

これは、M&Aで赤字企業を買収し立て直すことで利益を出すビジネスモデルが、だんだんとうまくいかなくなり、直近で買収した企業の業績が思うように上向かなくなりました。

元カルビーCEOの松本氏は、M&Aを行うより業績の悪い会社の立て直しや、本業とのシナジーの少ない企業の売却について言及し、瀬戸社長はその話を素直に受け入れ会社の構造改革を行ってから再び成長を目指すことになりました。

なお、今回の赤字決算により瀬戸社長は役員報酬の全額返還を行い、営業利益が230億円になるまで、役員報酬は返上し続ける方針とのことです。

まとめ

ライザップの経営状況は厳しいものになっていますが瀬戸社長は失敗を糧に成長できる人物です。

また、プロ経営者の松本晃氏が経営に加わったことで、近い将来は世界的な企業に成長できるのではないかと今後の飛躍を期待することになります。

2019年01月01日

ライザップの再建人 プロ経営者の松本晃氏はどんな人物!?





M&Aにより経営赤字に陥る見通しのライザップであるが、その原因は、同社の構造的な問題であった。

2018年6月にライザップの代表取締役に就任した松本晃氏は、同社の構造的な問題に気づき改革に取り組むように瀬戸社長に提言をする。

瀬戸社長はこの提言を受け入れ、2019年3月期では70億円という最終赤字の見通しであるが、ライザップの抱えている問題と向き合い来期以降の黒字化と、さらなる成長のために構造改革を行うこととなった。

松本晃氏の経歴

松本晃氏は、1947年京都府生まれであり、1972年に京都大学農学部修士課程を終了後、伊藤忠商事に入社している。

その後、伊藤忠商事の子会社であるセンチュリーメディカル株式会社の取締役営業本部長を経て、1993年にジョンソン・エンド・ジョンソンに入社し代表取締役社長、最高顧問を歴任する。

2008年6月からカルビー株式会社代表取締役兼CEOに就任し、8期連続で増収増益を達成し、同社を東証一部に上場させた経歴を持つ。

2018年6月からはライザップの代表取締役となり、現在では取締役(構造改革担当)を行っている。

松本晃氏の経営哲学

@高い倫理観
 松本氏は、現代社会は、倫理観がすべてに優先される時代であり、トップマネジメントが倫理観をしっかり示さない限り会社は生き残ることはできないと言っています。

 損得で生活者を欺くような売り方をしても、瞬間的に利益を得ることはあっても、会社の信頼を失い、長い目で見ればマイナスだと言います。

A正しいことを正しく
 嘘をついても、時がたてば嘘をついたことすら忘れてしまい、必ずばれるものです。

 そして、仕事の仕組みややり方を検証する際にも「正しいことを正しく」という考え方が有効です。

 カルビーでは、業務の棚卸を年に2回行っており状況の変化に対応できず惰性で続けている業務をやめるなど点検を行ってきたそうです。

 松本氏は、正しいことが何かを考えれば、本来ビジネスはそれほど難しいものではないと言います。

B複雑に考えない
 松本氏が、カルビーの代表取締役に就任した際には、会社の内情はかなり複雑になっていたそうです。

 「コックピット経営」と呼ばれており、データを重視した経営手法で、数多くのデータを集計して、それを見れば会社の状況がたちどころにわかるというものでした。

 しかし、データが膨大すぎて精緻に分析し将来を予想することも難しく、予想自体も当たるとは限らないという者でした。

 そこで常用指標を絞り込み、直感的に誰もがわかるようにシンプルにしたのが、ダッシュボード経営です。

 これにより、業務の簡素化を図り、目標をわかりやすくすることで経営改革を行いました。

カルビーでの実績

就任当初の2009年3月期の決算では、売上高1373億7700万円、営業利益44億8000万円であったが、2017年3月期決算では、売上高2524億2000万円、営業利益288億4100万円とし、売上高が約2倍、営業利益がやく6倍に成長させました。

また、8期連続で増収増益を達成し、一歩ずつ業務を改善することで利益を増やしています。

業績以外にもカルビーを東証一部に上場させたり、主力のスナック菓子に次ぐ主力商品としてシリアルである「フルグラ」をヒットさせています。

ライザップでは構造改革に取り組む

 ライザップには創業者である瀬戸健氏に声をかけられたため、同社の代表取締役に就任したとのことです。

 瀬戸健氏を世界的な経営者とすることを使命として業務を遂行しているようです。

 そんな中ですぐにライザップの構造的な問題を発見し、瀬戸社長に改善するように伝えます。

 ライザップは、赤字企業を資産価値以下の水準で買い取ることにより、買収価格と資産価値の差額を「負ののれん」として利益計上し、多額の営業利益を出したいました。

 この手法は会計上問題のない行為ですが、莫大な利益計上にもかかわらず、キャッシュフローが伴わないといった状況も生まれたいました。

 また、当初は赤字企業もライザップとのシナジー効果により黒字になり見事再生するといった事例が多く問題になっていませんでしたが、2017年3月以降に買収した会社がうまく経営再建できず構造的な問題を抱えるようになっていました。

 そこで松本氏が、新規のM&Aの凍結、コーポレートガバナンス改革、事業ドメインの再定義、強靭な事業基盤への変革を打ちだし、早期に問題を解決するために動いています。

まとめ

 ライザップの構造改革の動きはかなり早かったと思います。

 また、中間決算の動画を見ましたが、瀬戸社長は丁寧に状況を説明し、また、マスコミの質問に対しても真摯に答えていたと思います。

 間違った方向に走り出していたのかもしれないですが、40歳でライザップを率いているにも関わらず、他人の声に耳を傾け実行する謙虚さを感じました。

 このような方は10年後世界の第一線で活躍できるのではないかと感じましたので、今後とも頑張っていただきたいと思いました。

株式投資に重要な情報を的確に提供!スイングトレード向け無料株式情報サイト


にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
ファン
検索
<< 2019年01月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。