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2020年12月05日

アメリカ民主党の崩壊2001−2020(商品レビュー)[政治・社会]

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『アメリカ民主党の崩壊2001−2020』

(レビュー集(中)一覧)

[政治・社会]

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Kindle版
渡辺 惣樹 (著) 形式: Kindle版




アメリカ大統領選挙(2020年11月3日)が近づいてきた。「ウクライナ疑惑」で窮地に立たされているかのように見えるドナルド・トランプ大統領だが、日米のメディアとも、アメリカの真の姿を伝えていない。トランプ大統領の人気は依然として高く、非白人からも支持を集めている。他方、第二次大戦後になって「弱者のための政党」に変身したアメリカ民主党は激しく左傾化し、いまや分解(自己溶解)の危機にある。本書は、2020年のアメリカ大統領選挙の観戦マニュアルであるが、その後に訪れるであろうアメリカの政治風土の変質も予言する。アメリカの政治状況は、日本語に翻訳された昔ながらの二次加工情報だけで理解することはできない。日々激変する生の政治風景を見ながら、同時に、「コンドラチェフの波」(大きなうねり)も押さえることが必要だ。2016年の大統領選でトランプ大統領誕生を予言した著者による渾身のレポート。誰も語らなかった世界激変の真相が明らかになる!


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  商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカ民主党が激しく左傾化し、分解(自己溶解)の危機にある。今後のアメリカの政治風土の変質を予言する。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者について
渡辺惣樹
日米近現代史研究家。1954年生まれ。静岡県下田市出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社(現・日本たばこ産業)に勤務したのち、日米近現代史の研究を始める。
米英ほか歴史資料を広く渉猟し、日本開国から太平洋戦争開戦に至る日米関係史を考究。米国側の視点を取り入れつつ、この間の歴史を国際関係のなかで俯瞰した著作を上梓して高い評価を得る。ソーワトレーディング代表、カナダ在住。
著書に『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞)『日米衝突の根源1858-1908』(いずれも現在は草思社文庫に所収)、『戦争を始めるのは誰か』『第二次世界大戦 アメリカの敗北』(いずれも文春新書)、訳書に『日本1852』『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』『ルーズベルトの開戦責任』(以上、草思社文庫)などがある。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺/惣樹
日米近現代史研究家。1954年生まれ。静岡県下田市出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社(現・日本たばこ産業)に勤務したのち、日米近現代史の研究を始める。ソーワトレーディング代表、カナダ在住。著書に『日米衝突の萌芽1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞、現在は草思社文庫に所収)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。


【Amazon参考レビュー】

アマゾンしんちゃん
5つ星のうち5.0 アメリカ民主党の左傾化・利権私有化活動が異常。アメリカ国民も民主党の危うさに気づいたからこそトランプ大統領を誕生させた
2020年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

もし、ネオコン(ネオコンサーバティブ 新保守主義)的干渉主義外交が徹底した民主党のヒラリー・クリントンが大統領になっていたら、日韓関係の日韓の現在の立場が逆転し日本にとって最悪の状況になっていただろうと恐怖を感じる。「リベラル政党」という形容詞はアメリカ民主党にはもはや相応しくない。フェミニスト、グローバリスト、社会主義者、弱者利権政治家らに乗っ取られた極左政党となった。党幹部も過激な主張を繰り返す若手議員の発言を抑制できない。
民主党が腐敗まみれであることが本書で詳しく証明されている。クリントン財団の迂回買収疑惑、バイデン副大統領の中国からの利益斡旋疑惑、ヒラリーの国家機密漏洩疑惑とエジプトやリビア等に戦争を仕掛け利権を特定の企業に配分しクリントン財団に寄付を募る、中国スパイを20年間も側近にしたファインスタイン議員の能天気、そのスパイにありもしない「朝鮮人慰安婦」問題をアメリカ国内で拡散させる反日行為。筆者は、アメリカ民主党は、日本の国益に害悪にしか思えない、と断言している。

アメリカでは選挙の三要素としてEMMが不可欠だとされる。Eは選挙民の熱狂(Enthusiasum)、一つ目のMは資金(Money)、次のMは選挙民への的確なメッセージ(Message)である。前回はトランプに意地悪ををして党の資金を出し渋った共和党主流派も、トランプ支持に固まった。メッセージについても、アメリカ経済の復活、強気外交の成果をアピールする「素晴らしき国であり続けよう(Keep America Great!)」と決まった。
一般的な傾向として、第一期目の大統領は選挙時の公約と実績との間に乖離が目立ち、人気が落ちるが、トランプ大統領にはそうした心配はない。彼は選挙公約を一つも破っていない。実行できていない公約は2018年の下院を制した民主党の妨害によるもので、大統領に責任はない。選挙民はそれをよく分かっている。

2018年の中間選挙で民主党が下院を制したため、日本では民主党の力は相変わらず強いと思われているがまったく違う。それについて本書が詳しく証明している。
トランプ大統領の再選は間違いない。1972年に共和党リチャード・ニクソンが民主党ジョージ・マクガヴァンに選挙人520対17で共和党が勝利した再現に自信をもっている。

黒人差別党であった民主党は、戦後、「弱者のための政党」に変身し、それが同党のレゾンデートル(存在理由)となった。
「弱者のための政党」が生き残るためには弱者が常に存在しなくてはならない。初の黒人大統領であったオバマが、第二の故郷であるシカゴ南部の黒人住民の生活水準向上に無関心だったのも、民主党の大物下院議員イライジャ・カミングスが、選挙区ボルチモアの政治腐敗と貧困を放置するのも、それが「民主党の体質」だからである。生活水準が向上し、犯罪が減少すれば、共和党支持者が増加する。そのことは歴史的にわかっている。弱者の数が減ってはならない。だからこそ彼らの政治は非妥協的であり、つねに対立を温存する。



fms
5つ星のうち5.0 素晴らしい本です!米国政治に関するこんなにわかりやすい解説書があることに驚き!中東政策の真実、クリントン一族の闇、民主党の実態。いままでのモヤモヤした疑問をすべて解消できました。
2020年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本ではほとんど報じられない(本書によると米国でも報じられていないそうですが)米国民主党に関する真の実態が、わかりやすく解説されている大変珍しい本です。
米国共和党、特にトランプ大統領に関しては、かなり酷い中傷が米国はもちろん日本でも大量に報じられていますが、なぜか、ヒラリー、オバマ、バイデンらに関する報道は、まったく無いか、もしくは表面をなぞるだけ。
本書は、民主党、ネオコン、および、リベラル勢力に篭絡された共和党、などなど、日本人が大手メディア報道では絶対に知ることができない真実を、多角的情報源から解説しています。
章立ても、割と短く端的にまとめてありますので、各節は5分もあれば読めると思います。
中東関係については「イスラム2.0(飯山陽著)」を、クリントン関連は「クリントン・キャッシュ」を事前に読んでいたので、すっきり理解できました。

巻末『おわりに』で、著者が本書で述べたかったことの要旨がまとめられています。
大変良い文章だと思うので、冒頭のみ抜粋します。
『本書では、ヒラリー・クリントンという人物を中心にして、民主党がいかなる政党か、具体的事例を通じて明らかにした。日本のメディアのほとんどがリベラルであるため、民主党の「悪事」に甘い。本書で描いた民主党が起こした事件は、アメリカではよく知られているが、日本では報じられていない。それでいて、トランプ大統領については、「反知性」「人種差別主義者」「ポピュリスト」などといったメディアの貼ったレッテルが流布している。』



ghostfinder
5つ星のうち5.0 リベラルの根底を見直すきっかけとして
2019年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 米民主党の腐敗、あきれるまでのでたらめぶりを暴いた本。ロシアゲートその他、漏れ聞こえることである程度分かっていた人もいるだろうが、ここまでの外道ぶりだとは思わなかった
 それと同時に、日本の保守派が述べていたこと、たとえばオバマは内政はある程度頑張っていたが外交については無関心でそれが世界規模の混乱のもととなったなどという意見が、実は正反対であることなど、読んでなるほどと思ったこと多数。私だけかもしれないが、自分の浅い知識をずいぶん啓蒙された
 よく日本には真のリベラルはない、などという言い方をされるが、いやいやあちらのほうが数段ひどい。リベラル思想というものをじっくり考えなおす良い機会になるだろう




ベスト500レビュアー
5つ星のうち5.0 自己溶解しつつあるアメリカ民主党。
2019年12月25日に日本でレビュー済み
日本に於けるアメリカ情報は、メディアも学者も自身のバイアスそして、CNN等の左翼偏向メディアの受け売りと云う二重のバイアスが掛かっている。このため、事実から程遠いものとなっている。
アメリカの大手メディアは、ヒラリー当確を予測したが見事に外れた。
願望が外れたのであり、ジャーナリズムの堕落であった。
アメリカ民主党は現在、「フェミニスト、グローバリスト、極左等」に乗っ取られているが、元々、ご都合主義そのものの歴史でもあった。そして裏には、ディープステイツ(ネオコン)が存在している。
また、ターゲットを、黒人・移民・先住民族・女性等の弱者層に的を絞ったため身動きが取れなくなった。
そして、トランプ大統領の誕生はその総体をも突き崩した。
アメリカ国民は、左翼の「アファーマティブ・アクション」(弱者に対する是正措置)や「ポリティカカル・コネクトネス」(言葉狩り)にうんざりしていたのである。そして、経済も失速し失業率も高くなっていた。次回の選挙では、弱者もトランプ大統領に投票するだろう。
左翼系のCNNの視聴者は大幅減少し、逆のフォックスニュースは大幅増大した。

2020年の大統領選挙は、トランプ再選が確実となっており民主党がどのような負け方となるかが焦点となっている。二大政党制の存立に関わるからである。
日本では、民主党が一時政権を獲ったが余りの無能さに国民の支持を失った。
日本の政治状況は、保守とその他で二大政党制は馴染まない。ソ連の崩壊・中国共産党独裁・北の個人独裁を間近かに見ながら進歩史観を捨てきらないので、国民からは見捨てられ少数政党二つとなった。

日本でも、ネット(ツイッター、ユーチューブ、HP、ネット上のテレビ局開局等)利用が進んでいる。NHKの視聴率を越えるのは時間の問題でありアメリカと同様の状況が確実に出現するであろう。
高齢者でもっているオールドメディアは、衰退する。
そして、左派ジャーナリズム・メディアも綺麗事の偽善でなく事実を伝えないと国民から見捨てられるだろう。
そのフェイクは、見破られている。



marifeti
5つ星のうち5.0 最近の最大傑作 地球温暖化問題にも説得力
2020年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すでに多くの方がこの本の本筋に触れて高く評価していますので、少し、横から。
小生はCO2による地球温暖化という説に疑問を持っていました。長期的には寒冷期に向かっているという学説の方が正しいと思っていましたが、本書では非常に重要なポイントからの指摘が紹介されています。
まず、CO2が地球温暖化の原因だとする確固たる説明はいまだなされていないようですが、CO2こそが人類を救うというパトリック・ムーア(カナダの学者であり、カナダ・グリーンピースの創設者の一人で、環境問題への取り組みの第一人者の一人)の学説を紹介しています(ネットで英文ですが全文入手可能です)。なんと大気中のCO2の割合は0.04%に過ぎず、これが0.018%程度に下がると植物が成長できなくなり(植物の食べ物はCO2)、人類の食べ物はなくなるそうです。しかも、CO2は漸減傾向にあり(そうしようというコンセンサスも問題だが)、いかに人間が大気中にCO2をもたらすか(増やすか)ということが、人類生存のための最大の課題だと述べています。原文を読むと説得力が強いですが、この本は要点を非常に良くまとめています。
なお、本の全体を読むと、トランプが勝ってくれなくては困るということが納得できます。



4910郎
5つ星のうち5.0 アメリカの政治状況が良く分かり、面白い。
2020年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカの政治状況が良く分かり、面白い。著者の渡辺惣樹氏はフーバー元大統領の著書「裏切られた自由」の翻訳者でもある。非常に分かりやすく、民主党政治というものがどのようなものか、それに対してドナルドトランプという人物はどのような人か、日本のマスコミでは決して伝えない、真実が述べられている。日本のマスコミは米国の反トランプのマスコミ報道しか伝えないので、日本ではトランプのことを誤解している人がほとんどであろう。安倍晋三首相対日本の野党・マスコミはトランプ大統領対米国の民主党・マスコミとパラレルである。トランプ大統領にかけられた、ロシアゲート疑惑やウクライナ疑惑は安倍晋三首相に仕掛けられたモリカケ問題と同じ構図である。最近では桜を見る会で同じことをやっている。野党とマスコミの共同創作で世論を動かし、現政権を倒そうという動きである点、非常に似ている。



Henri Jayer
5つ星のうち5.0 日本では知られていない米国民主党の実態
2020年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のことはフーバー元大統領の「裏切られた自由」の翻訳者として評価していたので
この本を読んでみたのですが、日本のマスコミがほとんど報じないクリントンやバイデンをはじめとする米国民主党幹部の実態がわかり、トランプ大統領の主張が、あながち荒唐無稽ではないことも理解でき、米国政治を冷静かつ公平に見る一助となります。



Amazon大好き
5つ星のうち5.0 アメリカは強くなる
2020年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米国で何故トランプさんが人気かそれが何故日本に伝わらないのか、クリントンさんの招いたアラブの混乱などがわかりやすく書かれている



(仮称)Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 実に分かり易いアメリカ政治の裏側と、多文化共生の偽善
2020年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった!

アメリカ民主党のダメっぷりと腐敗っぷりがきっちり記述されている。
アメリカの政治情報は、歪曲捏造偏向の危険性が高いマスコミを介するか、ネットで現地情報を取るかだけど、後者では背景や裏事情の深読みまでは、なかなか出来ない。
この本はその辺りがしっかり書かれていて、ここ20年間のアメリカ政治の背景が、実によく理解できる。素晴らしい。

一方で、最近の先進諸国を蝕んでいる、多文化共生やアファーマティブ・アクション、ポリティカル・コレクトネスに関しても、票田を失いつつあった米民主党が支持者を発掘する為の偽善に端を発している事が記されており、こちらも眼から鱗。
多文化共生は、聞こえは良いが、倫理的な必然性など元からなく、弱者利権の緒を醸成しているに過ぎない。
アメリカやインドならまだしも、日本には不要な概念。

二酸化炭素による地球温暖化の嘘と、環境利権もしっかり記述されていて、これもまた良し。

お勧めです。



scandal-baby
5つ星のうち5.0 ケネディ、オバマへの幻想
2020年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通の日本人にとって、Fルーズベルト、ケネディ、オバマといったアメリカ民主党は、元祖リベラルで知的で進歩的だというイメージしかないだろう。対するトランプは「反知性」「差別主義者」「女性蔑視」・・・。ではなぜ多くのアメリカ人がトランプを支持するのか。日本の偏向メディアからは決して分らないホントのところが書かれている。一言で言うと、民主党ってこんなにクズなのよ、ということだ。アメリカでは、お店で「メリークリスマス」も言えないようになっているとの噂は、本当らしい(『ポリコレ』というやつ)。トランプがいかにまともな政治家か判る。


【読書メーターレビュー】


◆しんたろー
アメリカの民主党の惨さを理解するには良書。マジで面白かった
2020/11/13

◆zero3up
ネタバレ日本の政治は遅れているというが、極左化する野党とメディアという観点ではアメリカの先を行っていたとは この本に書かれていることが日本に全く伝わってこないのが怖いな、メディアは中立公正でなくては判断を見誤るな。 この本の通りなら、日本で立憲民主党が与党になれないように民主党から大統領が出ることはしばらくないな
2020/09/20

◆Kolon
アメリカの政治は民主も共和も魑魅魍魎である。 残念ながら、人間の社会の宿痾かも知れない。 いずれにせよ、ガッカリする程利己的なエリートが支配する世の中に何らかの希望を抱こうとしても、金の力には勝てそうも無い。 本書はそんな現実を教えてくれる。
2020/09/05

◆ノブモリン
弱者のための政党であった民主党が極左政党に変容し支持を失いつつある状況を整理。ややバイアスの掛かった見方に思えるが、白人ミドルクラスがLesser devilとしてトランプ大統領を選択したのみならず、一部黒人層まで指示している事実と整合的な面はある。
2020/09/05

◆Nori
2016年の選挙前にバラエティだけどある番組(日テレ)を見て、トランプの勝利も充分有り得るなと思った。その後結果が出ても、日本のマスコミ(特にTV)はしきりと珍事だと言い続けた。 今も変わっていない。 7/5のテレ東「池上彰の緊急生解説」も酷かった!! 何らの検証なしに「トランプ=共和党=悪」の視点から、提供する情報をコントロールした上、デュープス指向性の強い高畑某(女)、某マックス、鈴木某(女)に相槌を打たせて、思考の方向を制御しようとしていた。せめて、坂下千里子を入れて欲しい??
2020/06/28◆

山嵐電撃吹雪拳
アメリカのメディアは党派性が強く、民主党を推すメディア、共和党を推すメディアがハッキリしていると聞く。日本のようにさも中立面しておきながらガッツリ偏る新聞テレビと違うので、米国民は簡単にメディアに踊らされることがないのだろう。 あとがきで筆者は、米民主党は日本の旧民主党のように分解するのではないかと述べているが、いくらなんでも言い過ぎだろう。いくら米民主党がアイデンティティ・ポリティクスを振りかざし左傾が先鋭化したとしても、日本の旧民主党まで落ちぶれることはないだろう。
2020/03/20

KAN
ネタバレ読み終えて、「桜を見る会」問題(?)についてふつふつと湧き上がる思い?野党は「何を」目的として追求しているのか?人数が多すぎて不透明な点もがあるので、次回は取りやめ、運営を見直す?これでこの問題に対する目的は達成できたのではないか?それ以上の追求は問題を「創り出す」米国民主党の姿と同じく、逆に支持を失ってしまうのではないか。ポリティカル・コレクトネスというキーワードがなにか利権、権力に群がる怪しい言葉になってしまっていることは果たしていいことなのか?これが現実だと認識してよく考えることが必要だ。
2020/01/07


【その他レビュー】


◆いや、これは良書(と思う)。1章1テーマで簡潔に要を得た事実解説がなされており、それがほぼ時系列に沿って進んでいくので、この20年間のアメリカの政局に影響を与えた出来事を確認しながら、大きな流れも終える。日本のメディア(アメリカのメディアもだが)を追っていたのではアメリカの政局の断片断片のみが、しかもバイアスのかかった報道のされ方をするので、大きな流れとして何が起きているのか見えない。この本のおかげでかなり頭の中が整理できた。
読み易く、内容は充分に濃い、良書。よく分かりました。

◆反トランプ主義のメディアとは異なるスタンスで描かれており、視点の多様性を確保するには良いと思える1冊。

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