界面活性剤は悪なのか〜エトヴォスセミナー続き
etvos(エトヴォス)のブロガーイベントで行われた
セミナーの受講メモ続きです。
前半記事:「 水分+油分=保湿はウソ?!〜エトヴォススキンケア講座 」
後半のお題は「界面活性剤はどこまで本当に悪いのか?」
ちょっと難しいお話でしたが、かいつまんで。
この毒性判定辞典では一律2点引きの「界面活性剤」ですが
色んな種類があって、実はセラミドだって「両親媒性物質」なんです。
「本やウェブサイトに書かれていることは
自然派化粧品や石鹸を売る会社やその関連団体が
界面活性剤を敵にして自社製品を売るためのプロパガンダであることが多い」
「すべての界面活性剤が安全だとは言えないが、
界面活性剤にはものすごく多くの種類があり、各々が特徴をもっていて、その用途も様々」
・・・要は、毛嫌いする前に正しく理解することが大事とのことで。 そりゃそうだ。
「少量で物質(間)の界面または表面の諸性質を変化させる性質をもつ物質。
化学構造的には分子内に親水性領域と疎水性(親油性)領域をもつ、
いわゆる両親媒性物質」
前述のセラミドのように、元々、肌の中にも界面活性剤はあります。
界面活性剤の働き:
乳化、可溶化、洗浄、分散、起泡、消泡、殺菌、帯電防止・・・・ etc.
技術力の無いメーカーは界面活性剤を多量に入れる為、肌に負担が大きいのは確か。
一種類だけより、複数使って、総量を減らす方が実は有効だったりするそうです。
合成ポリマーって、名前聞いただけでNGだと思ってましたが(−−;
ポリマーには水溶性のものもあり、寒天などと同じで空気も水も通すそうです。
それは知らなんだーびっくり@@;
乳化 =白っぽい
可溶化 =透明
But、界面活性剤は乳化の5倍必要。強い
界面活性剤入りの商品で、テクスチャが
透明なものは要注意かもです。
可溶化は化粧水に油を入れるためにしている事が多く
そんな不自然な事をすること自体が不要では?
•陰イオン性界面活性剤(アニオン界面活性剤) ・・・洗浄剤に用いられるものが多い
•陽イオン性界面活性剤(カチオン界面活性剤) ・・・殺菌剤、コンディショニング剤に
用いられるものが多い
•非イオン性界面活性剤(ノニオン界面活性剤) ・・・洗浄、乳化、可溶化等多岐にわたる
•両性界面活性剤 ・・・洗浄に用いられるものが多い
「水添レシチン」、合成化合物だと思っていたけど
化学式が水素が加わるだけで、合成とは言わないそうです。
例えば、スクワレンは酸化しやすいので
水素を添加して「スクワラン」にすることで、酸化しにくく安定します。
水添ってそういう意味なんだ。。。ほほ〜・・・
ここですね。
使いたくない界面活性剤
「ラウリル硫酸Na、ミリスチル硫酸Na、セチル硫酸Na」
・・・以前使ってた市販の歯磨き粉に入ってて、
「口の粘膜荒れるじゃん?!そりゃ口内炎にもなるよ!!!」と目を疑った成分。
他にも、シャンプーとかリキッドファンデーションとか
ふつーに入ってたんですね・・・・(wikipedia:ラウリル硫酸ナトリウムより)
・・・・すいません、PDF丸写しです(−−;
とてもじゃないけど、全部は把握できませんでしたorz
でも、気になる成分がなんなのか、後で見て分かるように貼っときます。
この後、個人的に高岡先生に質問させて頂いたのですが
私:「ピールスムースのチラシで、アクネ菌を殺すという表現が
ありましたが、良い菌まで殺してしまいませんか?」
高岡博士:「殺すと言っても、全てを殺す訳ではないですが
肌が薄くて過敏な方にはちょっとキツイと感じられるかも知れません」
・・・そかー、やっぱ私にはハードル高いのか?(−−;) ピーリング。
私:「保存料、個人的に合わないかも・・・と不安な成分があるのですが
無いとダメですか?」
高岡博士:「保存料を使わないと、使用の状況によっては
菌が繁殖する恐れもあり、、弊害の方が大きい為に欠かせません」
・・・・これについては、いまだ疑問が残っていて。
実際、防腐剤使わないメーカーさんもいるので。
???どうなんだろう???
と頭の中はてなマーク。
使用期限が決められてるものもあれば
それすら無い商品もあったりするんですよねー
メーカーの技量によるのか、表示の仕方や見解の違いなのかも知れないので
要確認ですが、今後機会あればまた書きたいと思います。
高岡先生、お忙しいのにお答え下さってありがとうございましたm(_ _)m
追記:
使用期限について知人から教えて貰ったところによると
『「製造後適切な保存条件のもとで3年以上性状や品質が安定なものは
使用期限を記載しなくてもよい」ということです。
ただし、配合成分によっては、使用期限記載が指定されています。』
とのこと。
使用期限不要なのは、常温で3年経っても大丈夫ってのが目安なのね。ほほー
私もラウリル硫酸ナトリウムぐらいしか
はっきり害だと言えないくらい無知なので
結局、「わかんないからこその不安」だったりするんですよね。。
とはいっても、一個一個自分で確認するほどの
根気も勇気も無いわけで(−−;
ノンケミカル・オーガニックをうたった製品でも
トラブルになるのは良くある話で(逆にリスキーと断言する方も多し)
逆に、ケミカルでも適切な界面活性剤使った方が
グンと安全性が高くなるのも理解は出来ます。
エトヴォスの製品は多分そう。
ただね。
オーガニック、ノンケミカルなら、合わなかった時に
あきらめもつくんだけど(アレルギーみたいな個別の原因)
そうじゃないと、、、、どう思っていいか分かんないんですよね。
「安心」の為にノンケミ・オーガニック使いたがるんじゃないかな?皆さん。
ケミカル扱うメーカーさんは、今回のエトヴォスさんみたいに
合成界面活性剤の正しい知識を伝える試みをされると
更に信用度アップするんじゃないかなと思いました。
難しいけど、大事な事ですもんね。
最後に、社長の尾川さんと(右の方ね)。
私と同い年で、二人のお子さんもいらっしゃるのに
起業して立派な企業に育てられているのが凄すぎ@@;個人的にむっちゃリスペクト。
肌のプリプリ感、わかります? ツルツヤなんですよ。尾川さん。
私はこの時期、「水だけ洗顔」実践中でコンディション悪くはなかった筈だけど
見た目とってもお若い尾川さんと比べると、どうにもハリが(><) あちゃー
帰って写真を見て、慌てて
セラミド美容液を付け出したきのみいでした (;^ω^A
・・・結局のところ私、
人の肌見て説得力の有る無し決めてるなーノ´▽`)ノ 単純。
エトヴォススタッフの皆さん、セミナー後のPDFご提供も含め
大変お世話になりました。ありがとうございました!!
>>etvos
セミナーの受講メモ続きです。
前半記事:「 水分+油分=保湿はウソ?!〜エトヴォススキンケア講座 」
後半のお題は「界面活性剤はどこまで本当に悪いのか?」
ちょっと難しいお話でしたが、かいつまんで。
全部悪モノ扱い?の「界面活性剤」
この毒性判定辞典では一律2点引きの「界面活性剤」ですが
色んな種類があって、実はセラミドだって「両親媒性物質」なんです。
「本やウェブサイトに書かれていることは
自然派化粧品や石鹸を売る会社やその関連団体が
界面活性剤を敵にして自社製品を売るためのプロパガンダであることが多い」
「すべての界面活性剤が安全だとは言えないが、
界面活性剤にはものすごく多くの種類があり、各々が特徴をもっていて、その用途も様々」
・・・要は、毛嫌いする前に正しく理解することが大事とのことで。 そりゃそうだ。
界面活性剤とは?
「少量で物質(間)の界面または表面の諸性質を変化させる性質をもつ物質。
化学構造的には分子内に親水性領域と疎水性(親油性)領域をもつ、
いわゆる両親媒性物質」
前述のセラミドのように、元々、肌の中にも界面活性剤はあります。
界面活性剤の働き:
乳化、可溶化、洗浄、分散、起泡、消泡、殺菌、帯電防止・・・・ etc.
技術力の無いメーカーは界面活性剤を多量に入れる為、肌に負担が大きいのは確か。
一種類だけより、複数使って、総量を減らす方が実は有効だったりするそうです。
合成ポリマーも乳化剤?
合成ポリマーって、名前聞いただけでNGだと思ってましたが(−−;
ポリマーには水溶性のものもあり、寒天などと同じで空気も水も通すそうです。
それは知らなんだーびっくり@@;
乳化 =白っぽい
可溶化 =透明
But、界面活性剤は乳化の5倍必要。強い
界面活性剤入りの商品で、テクスチャが
透明なものは要注意かもです。
可溶化は化粧水に油を入れるためにしている事が多く
そんな不自然な事をすること自体が不要では?
界面活性剤の種類
•陰イオン性界面活性剤(アニオン界面活性剤) ・・・洗浄剤に用いられるものが多い
•陽イオン性界面活性剤(カチオン界面活性剤) ・・・殺菌剤、コンディショニング剤に
用いられるものが多い
•非イオン性界面活性剤(ノニオン界面活性剤) ・・・洗浄、乳化、可溶化等多岐にわたる
•両性界面活性剤 ・・・洗浄に用いられるものが多い
天然の界面活性剤の代表「レシチン」
「水添レシチン」、合成化合物だと思っていたけど
化学式が水素が加わるだけで、合成とは言わないそうです。
例えば、スクワレンは酸化しやすいので
水素を添加して「スクワラン」にすることで、酸化しにくく安定します。
水添ってそういう意味なんだ。。。ほほ〜・・・
用途別界面活性剤。絶対使いたくないのは・・・
ここですね。
使いたくない界面活性剤
「ラウリル硫酸Na、ミリスチル硫酸Na、セチル硫酸Na」
・・・以前使ってた市販の歯磨き粉に入ってて、
「口の粘膜荒れるじゃん?!そりゃ口内炎にもなるよ!!!」と目を疑った成分。
他にも、シャンプーとかリキッドファンデーションとか
ふつーに入ってたんですね・・・・(wikipedia:ラウリル硫酸ナトリウムより)
・・・・すいません、PDF丸写しです(−−;
とてもじゃないけど、全部は把握できませんでしたorz
でも、気になる成分がなんなのか、後で見て分かるように貼っときます。
ピーリングと保存料について質問してみたら
この後、個人的に高岡先生に質問させて頂いたのですが
私:「ピールスムースのチラシで、アクネ菌を殺すという表現が
ありましたが、良い菌まで殺してしまいませんか?」
高岡博士:「殺すと言っても、全てを殺す訳ではないですが
肌が薄くて過敏な方にはちょっとキツイと感じられるかも知れません」
・・・そかー、やっぱ私にはハードル高いのか?(−−;) ピーリング。
私:「保存料、個人的に合わないかも・・・と不安な成分があるのですが
無いとダメですか?」
高岡博士:「保存料を使わないと、使用の状況によっては
菌が繁殖する恐れもあり、、弊害の方が大きい為に欠かせません」
・・・・これについては、いまだ疑問が残っていて。
実際、防腐剤使わないメーカーさんもいるので。
???どうなんだろう???
と頭の中はてなマーク。
使用期限が決められてるものもあれば
それすら無い商品もあったりするんですよねー
メーカーの技量によるのか、表示の仕方や見解の違いなのかも知れないので
要確認ですが、今後機会あればまた書きたいと思います。
高岡先生、お忙しいのにお答え下さってありがとうございましたm(_ _)m
追記:
使用期限について知人から教えて貰ったところによると
『「製造後適切な保存条件のもとで3年以上性状や品質が安定なものは
使用期限を記載しなくてもよい」ということです。
ただし、配合成分によっては、使用期限記載が指定されています。』
とのこと。
使用期限不要なのは、常温で3年経っても大丈夫ってのが目安なのね。ほほー
一概に鵜呑みにしない事ですね
私もラウリル硫酸ナトリウムぐらいしか
はっきり害だと言えないくらい無知なので
結局、「わかんないからこその不安」だったりするんですよね。。
とはいっても、一個一個自分で確認するほどの
根気も勇気も無いわけで(−−;
ノンケミカル・オーガニックをうたった製品でも
トラブルになるのは良くある話で(逆にリスキーと断言する方も多し)
逆に、ケミカルでも適切な界面活性剤使った方が
グンと安全性が高くなるのも理解は出来ます。
エトヴォスの製品は多分そう。
ただね。
オーガニック、ノンケミカルなら、合わなかった時に
あきらめもつくんだけど(アレルギーみたいな個別の原因)
そうじゃないと、、、、どう思っていいか分かんないんですよね。
「安心」の為にノンケミ・オーガニック使いたがるんじゃないかな?皆さん。
ケミカル扱うメーカーさんは、今回のエトヴォスさんみたいに
合成界面活性剤の正しい知識を伝える試みをされると
更に信用度アップするんじゃないかなと思いました。
難しいけど、大事な事ですもんね。
最後に、社長の尾川さんと(右の方ね)。
私と同い年で、二人のお子さんもいらっしゃるのに
起業して立派な企業に育てられているのが凄すぎ@@;個人的にむっちゃリスペクト。
肌のプリプリ感、わかります? ツルツヤなんですよ。尾川さん。
私はこの時期、「水だけ洗顔」実践中でコンディション悪くはなかった筈だけど
見た目とってもお若い尾川さんと比べると、どうにもハリが(><) あちゃー
帰って写真を見て、慌てて
セラミド美容液を付け出したきのみいでした (;^ω^A
・・・結局のところ私、
人の肌見て説得力の有る無し決めてるなーノ´▽`)ノ 単純。
エトヴォススタッフの皆さん、セミナー後のPDFご提供も含め
大変お世話になりました。ありがとうございました!!
>>etvos
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