ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

今朝、布団内のミネちゃんがワイの枕カバーをずっとザーリザリと舐めていたせいで、よだれでべとべとになったので一日干していた。日産の軽自動車に乗ってるとのこと、有村架純ちゃんは昔ラジオ組立工場で働いていたけれど、名前の最後に「ね」の一字を足せば、「かすみね」となるので、うちのミネちゃんと一緒だ。

今、徳川家康夫人として出てるけど、なにか戦国武将みたいな名前みたいだ。「ね」には徳川家康と仲の良かった北政所の「禰」の一字を貰って「有村架純禰」でもよいな。もう一人の嶺ちゃんは朝の天気予報担当だけれど、うちのミネちゃんも天気予報をしていて、ミネちゃんが顔を洗うと雨が降るらしい。



猫日記より(2021.3.5)
今朝4時半、血圧計と電気つけても猫一匹も来ず、これは非常に珍しく多分初めて。猫三匹全員茶の間のコタツにいた模様。暖かくて出る必要なかったのかも。猫シッコ砂の天日干し再開（アルミシート１帖分）。

今朝、たまたま布団を被って寝ていたら、ジロタンが布団の上に乗っかってきて、ワイの顔の上で得意芸のフミフミを始めたのだ。本人やっぱりフミフミしながらもゴロゴロと喉を鳴らしご機嫌なようなのだが、こちらは顔をフミフミされて結構厳しいものがあった。



今日の天気(2021.3.4)
食いしん坊のジロタンが他の猫と一緒にカリカリを食べないことがあるのは、すでに人の分まで食べているからだ。今日も11度と毎日10度を超えているが、特に外に出たがったり、さかりがついた様子もなく、シロタン含めて全く今まで通りでふつうだ。

毎日こうだと良いのだが。特にブログに書くようなネタがない日は最高だ。ネタがあると、それをブログに書かないといけないので大変なのだ。便りがないのは元気な証拠、とよく言うが、まさにその通りだと実感。



猫日記より(2021.3.3)
牛乳瓶を取りに玄関を開けた途端、廊下からまっしぐらに走ってきたミネちゃんが、そのままオートバイ横の隙間道を突っ走って行って、朝8時に縁側の外に「開けてくれ」と戻ってきたが、さっき脱走してすぐも、縁側前に来て中に入りそうなのだが、ワイの姿を見るとそのまま突っ走って行って木小屋の方へ行ったり来たり走ってた。春がうれしいのかもね。

昨日のジロタンの今月一回目の脱走だが、夜7時には縁側の外にいたようで、サッシ戸を開けるとすぐ中に入ってきた。一度4時頃、中に入りそうで入らなかったけれど、それからちょっと怖い目に遭ったようだ。というのも、夜9時に布団に寝たのだが、珍しいことにジロタンがワイの寝る布団の上に乗っかり寝出したのだ。これは用心棒の近くで安心して寝たいことの露わだ。それが図星というか、寝てすぐ庭から「ギャ」と子ギツネが一度鳴くのを聞いている。

今朝起きてみたら「春が近し」とでも言ったらよいのだろうか、一匹も布団には入ってなくて、やけに布団の上が重く、自分の足の置き場がなくなっており、両足が布団の片隅に追いやられている始末。これは秋と春によくある猫の寝場所の移動現象の一つで、それだけ暖かくなったという証拠だ。てっきりジロタンが寝ているのかと思いきや、寝ていたのはミネちゃんとシロタンで、それはそれで重かった。肝心のジロタンはと言えば、二階の電気毛布の上に掛けている毛布の上で寝ていたようだ。



猫日記より(2021.3.2)
今日は一日雨ながら、今朝の最低気温が5.4度から最高気温が13度と、コタツの電気を切っても平気なほどで、この頃、子猫がまた暴れ出して、ひっくり返した物の片づけを繰り返している。

早くもジロタンに今月一回目の脱走をしてやられた。夕方の猫トイレの掃除中、ワイの目の前でサッシの戸を慣れた手つきで器用に開けるジロタンを阻止できなかった。ちょっと戸が開いた時、すぐに反応したのだが、もうジロタンは外に出た後だった。いつまで続く、飼い主と飼い猫の脱走阻止を巡る戦い。

陽気も良くなり尚更外へ出たいジロタンだろうが、ミネちゃんが生まれた頃、寒い外にはいつもいるので、家の中に入って暮らしたいと思うミネちゃんなのであった。ジロタンもシロタンももうすぐ三歳になるけれど、君らは三歳になるまで何不自由なくのんべんだらりと毎日を過ごして来ただろうけれど、あんたらのお母ちゃんは、君らがもうすぐ三歳になるまでの間、生まれてこの方ずっと寒い外暮らしをしていたのだから、どんだけ君らは恵まれているか知る由もあるまいて。



猫日記より(2021.3.1)
今日は-6度予想にビビったが、-3.7度で、でも最高気温が16.1度と気温差20度もあって、午後、おばあちゃんとイオンでワオンかあーど作ったりで、家を留守にしてたが、猫らは留守番してた。

母猫ミネちゃんは、息子ら二匹にケンカを自分から吹っ掛けて、主導権の確認を怠らないと書いたが、そんなミネちゃんによく似ている人物がいる。「天空の城ラピュタ」に出てくる、三つ編みのお下げ髪の空賊のボスママこそ、ミネちゃんそのものだろう。

ミネちゃんのこれまでの人生は丸6年のようだが、その生まれてからの人生の半分は野良猫で過ごし、その後の半分の3年間はうちで家猫として過ごしているという、なんとも劇的な人生を経験している猫だけに、肝っ玉が据わっている「カーチャン」というのもうなづける。当然ながら生まれてこの方ボンボン暮らしの息子らは、そんなカーチャンに全然頭が上がらない。

ミネちゃんを3年前に保護してからもうすぐ丸3年になるけれど、生まれてから野良猫で過ごしてきた年月も同じ3年間なのだと思うと、その時間の長さが分かっているので、どんなにか苦労して行き抜いてきたのだろうと思うと、特にミネちゃんには、これからは野良猫時代よりも家猫時代が長くなるのだから、息子ら二匹とさらに毎日を楽しく過ごして欲しく思う。



猫日記より(2021.2.28)
いつも餌を陽気にカタカタ入れてるだけで三匹がすっとんで来るのに、午後から三匹全員が集まらなくなった。-6.6度から10.0度と、16.6度の気温差とかあるのかな。

今朝4時半、ミネちゃんが縁側手前の畳の上に吐く。その後、それを掃除した時によーく見たら早くも毛玉で、その中にワイの短いヒゲが３、４本含まれていた。ヒゲだけ黒いのですぐ分かった。今まで吐いた毛玉を何度も掃除してるけど、ヒゲが含有した嘔吐物は初めて見た。

その後、風呂場で何やら舐めているミネちゃんを見ていているので、やっぱり、以前から風呂場のあちこちの水分を好んで舐めていたので、その際にそこら辺に排水されずに残っていたヒゲごと舐めてしまったようだ。

今朝-1度の割に、4時過ぎ布団にミネちゃんが来て、5時半にジロタンが来ただけ。その吐いた毛玉をチリトリに取り除いて、外へ猫トイレの掃除へと出た。

縁側から中に入り、猫トイレの掃除中は、自分の尻でアクリル板を押し付けて開かないようにしているのだが、股下をジロタンが通り過ぎたのは分かっていたけれど、どうせ大丈夫だろうと、よくジロタンの動きやサッシの閉じ具合を確認せずに猫トイレの掃除を続けていたら、まんまとジロタンパワーに負けて脱走されてしまった。

ミネちゃん、シロタンはまだ一回だけなのに、ジロタンは今月も４回目。今日はひどく陽気が良かったので、当分自分からは戻って来ないものと半ば諦めモードになり、朝7時に脱走後お昼になり、二階から縁側へ下りた際に、日当たりの良いサッシ戸を開けると、縁の下にいたジロタンが出てきて、腹が空いていたようで、すんなり家の中に入ってきた。



猫日記より(2021.2.27)
今朝、両手に花じゃないが、三匹猫全員が布団の中に入ってきて、左手の方にミネちゃん、右手の方にジロタン、シロタンと、みんなで並んで寝ていた。今朝-3度。

今日は1936年に二・二六事件があった日だ。その日、東京は大雪だったそうだが、当時としては大ニュースになるほどの雪ではなかったようだ。令和になって、何か昭和初頭の頃に雰囲気が似てきた気がするのは気のせいだろうか。昭和初頭は、関東大震災からの復興や、昭和4年の米国株大暴落による大恐慌がきっかけとなり、失業者が世界中に溢れ、不穏な空気が淀み始めるようになる。令和初頭も世界的にコロナ蔓延が続き、ロシアのウクライナ侵攻など雰囲気が不穏になってきている。

昭和に比べて短かった平成は、明治に比べて短かった大正に雰囲気が似てなくもない。好景気だった第一次大戦が終った頃に大正が始まり経済が急激に悪化した。平成初期もバブル崩壊直後と重なる。大正には関東大震災があったが、平成には阪神淡路大震災や東日本大震災などが起きた。歴史は同じことを繰り返すということか。

この二・二六事件があった年、現在でも株のデイトレードが日課の藤本茂さん（87）が生まれている。あの漫才師の内海桂子さんは87歳からツイッターを始めたそうだ。何を新しく始めるにしても歳は全然関係ないとのこと。還暦過ぎた自分が今からデイトレードを始めたって全然遅くはないのだ。ちなみに、この藤本茂さんは66歳に初めてパソコンを買ってデイトレードに参入しているという。

今日もシロタンはコタツ台の下で、昨日覚えたばかりの、毛布を舌でザーリザリとしばらく舐めていた。うちの猫らは、一日中大音量の茶の間のコタツ内ではなく、ほぼ一日、ワイの膝の上の毛布の上で三匹丸くなっている。



猫日記より(2021.2.26)
今朝も-3度だったが、ジロタンがコタツから(ワイの)髪を舐めに出てこず、その時、目覚まし時計が2時だったのに段々外が明るくなってきて、目覚まし時計が止まっていると分かった。

いつもワイの膝の上に掛けてある毛布を、シロタンがずっと「ザーリザリ」とずっと30分くらい熱心に舐めていた。これは飼い主のことが好きな証拠だとか。ミネちゃんもワシの布団の中で、ワイの匂いの付いた枕カバーなどをよく舐めている。ジロタンもその毛布でフミフミを繰り返しているので、みんなしてワイのことが好きとみた。

夕方、煙をもうもうと出して、子持ちししゃもを焼いていたら、台所に入れないシロタンが中に入れてと鳴き出した。シロタンは三匹の中で一番魚好きで、煮干しが大好き。ジロタンはそれほどでもなく、むしろカリカリの方が好きな現代っ子。



猫日記より(2021.2.25)
今朝マイナス3度だったが、零時から電気の切れた電気マットが入る茶の間のコタツから三匹が出てこなかった。多分、1週間前から入れたコタツ厚布団のせいだ。

今日のNスタで、純菜ちゃんが富山県入善町の電子図書館を紹介していたけれど、1983年10月下旬に府中で普通免許を取得し、すぐスズキGSX400Eで練馬区関町を出発した。群馬県と新潟県の境の三国峠を越えて初めて新潟県入りし、その後、下り坂左手にあったドライブインで昼食をとることにした。ちょうどお昼のNHKニュースで、ロッキード事件で逮捕された田中角栄元総理が有罪判決が出たと報道していて、地元の大政治家だったし、テレビにくぎ付けになっている人らの動揺が感じられた。

その日、昔は難所のため海路を舟で行き来してたという、新潟県から富山県への難所の親不知を通って、富山県朝日町から入善町に入り、すでに暗くなっていて焦りながらも、たまたまあった小さな商店で何か食料を買い、日本海沿いの防波堤の辺りにテントを張り、何かキャンプらしくインスタントラーメンでも作って食べたのが、その入善町だった。

いまだにこの入善町と朝日町が当時の町名のまま残っていて何かうれしい。当時は初めての海岸沿いの野営だったので、もし秋田地震のような津波が来たらどうしようかと思いながら、不安な一夜を過ごした記憶があるのがその入善町だった。

当時の関町のアパートは、報道番組で有名な「スーパーアキダイ本店」のすぐ近くで、武蔵関公園のすぐ近くでもあった。公園の向こうに東伏見の早大ラグビー場などがあった。早大などからは西武新宿線線沿線は来やすいので、武蔵関には早実の野球グランドもあって、あの王選手も当時練習していた。

アパートには小さなベランダがあって、そこでＧＳＸの初パンク修理をしたり、コーラの500ミリリットル瓶の大量の置き場になっていた。当時の写真を見たら思い出したが、確かに当時、白黒の額に八割れ猫が、どこから来るのか二階のベランダによく姿を現すようになり、ワシに懐いていて、何か食べ物をあげていたのだと思う。



猫日記より(2021.2.24)
最近のミネちゃん、なにか食欲がある。いつも子猫らに、とられとられて、いつもはじっこで食べているけれど、以前より食欲あって良い。