ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

今日のNスタで、純菜ちゃんが富山県入善町の電子図書館を紹介していたけれど、1983年10月下旬に府中で普通免許を取得し、すぐスズキGSX400Eで練馬区関町を出発した。群馬県と新潟県の境の三国峠を越えて初めて新潟県入りし、その後、下り坂左手にあったドライブインで昼食をとることにした。ちょうどお昼のNHKニュースで、ロッキード事件で逮捕された田中角栄元総理が有罪判決が出たと報道していて、地元の大政治家だったし、テレビにくぎ付けになっている人らの動揺が感じられた。

その日、昔は難所のため海路を舟で行き来してたという、新潟県から富山県への難所の親不知を通って、富山県朝日町から入善町に入り、すでに暗くなっていて焦りながらも、たまたまあった小さな商店で何か食料を買い、日本海沿いの防波堤の辺りにテントを張り、何かキャンプらしくインスタントラーメンでも作って食べたのが、その入善町だった。

いまだにこの入善町と朝日町が当時の町名のまま残っていて何かうれしい。当時は初めての海岸沿いの野営だったので、もし秋田地震のような津波が来たらどうしようかと思いながら、不安な一夜を過ごした記憶があるのがその入善町だった。

当時の関町のアパートは、報道番組で有名な「スーパーアキダイ本店」のすぐ近くで、武蔵関公園のすぐ近くでもあった。公園の向こうに東伏見の早大ラグビー場などがあった。早大などからは西武新宿線線沿線は来やすいので、武蔵関には早実の野球グランドもあって、あの王選手も当時練習していた。

アパートには小さなベランダがあって、そこでＧＳＸの初パンク修理をしたり、コーラの500ミリリットル瓶の大量の置き場になっていた。当時の写真を見たら思い出したが、確かに当時、白黒の額に八割れ猫が、どこから来るのか二階のベランダによく姿を現すようになり、ワシに懐いていて、何か食べ物をあげていたのだと思う。



猫日記より(2021.2.24)
最近のミネちゃん、なにか食欲がある。いつも子猫らに、とられとられて、いつもはじっこで食べているけれど、以前より食欲あって良い。