それにより4月22日、下水管からの下水漏出が発生したとのこと。◆以下の枠内、鎌倉市のHPからの引用(リンク)◆
平成28年4月14日に稲村ガ崎の国道134号の歩道部の陥没及び隣接斜面の崩落が発生し、同22日に歩道に埋設してあった下水の圧送管が破損しました。
破損した圧送管は旧鎌倉地域の大半の下水を坂の下にある西部ポンプ場から七里ガ浜処理場に送るものですが、この損壊により処理場への圧送ができなくなり、やむを得ない措置として、消毒処理をしたうえで坂ノ下の西部ポンプ場東側の海岸護岸から、下水を一時的に海に放流することとなりました。
圧送管の損壊箇所は管の下側の地盤が不安定となっているうえ 、稲村ガ崎の斜面が崩れる危険性が高いことから、破損した圧送管 をただちに修復できない状況です。
この事態への対応措置として、市では平成28年4月29日未明までに仮設の送水管を緊急に国道134号海側歩道上に設置する工事を行い七里ガ浜処理場への送水を回復いたしましたが、現時点ですべての量を送水することができず、現在も送水できない下水を消毒処理をした上で海に放流しているところです。
今後も仮設の送水管の能力増強と本復旧に向けて全力を尽くしてまいります。
現場からほど近いところに住む自分がそれを知ったのは、昨日5月13日。
知人に聞いたところ、サーフィンしていた大人や子供が海水を飲んだ後で吐くという事態にまでなっているらしい。
ありゃ、この間、近くの海で釣った魚を美味しくいただいちゃってたじゃん・・・
子供を連れて海にも遊びに行ったし・・・
情報を知るのが自分だけ遅かったのかもしれないけれど・・・
鎌倉市のHPを除くと、4月24日から記者発表して注意を呼び掛けているようだけれど、防災無線で注意を呼びかけるのを聞いたのは今朝(5月14日午前)1回だけ。
記者発表もレベルが色々あると思うけど、かなり目立たない方法でやったんじゃないかなぁ?
防災無線にしても、滑川河口で一回異常値がでたけれど、今は収まってます。念のため、入水しないでください、という内容。
ホントカ??ずいぶん情報をハショッテルじゃん!!
海岸に行っても積極的に注意喚起する様子は感じられず、海岸へ通じる通路部分に控えめに小さい文字の看板を立てているだけ。さらに言えば、それを見ても、直近のかなり低い数値になった調査結果だけしか掲載してないので、事の重大さは伝わらない。
過去の経緯は鎌倉市のHPを見るとわかるけれど、ふん便性大腸菌群の4/29以降の調査結果が出ている。
詳細はHPに譲るけれど、AからLまでの地点を設定して検査している。
(天候によって採取地点数は増減あり)
水浴場判定基準からの一次判定
4/29 1地点で不適(179,000 cfu/100ml )
4/30 2地点で不適
5/2 2地点で不適
5/6 2地点で不適
5/7 1地点で不適
5/8 1地点で不適
5/9 1地点で不適
5/10 2地点で不適
5/11 2地点で不適
5/12 1地点で不適
4/29ほどの数値は後日は出ていないとはいえ、小さな子供も大勢繰り出して海岸で遊んでいたゴールデンウィークの最中は複数地点で不適。明らかに海が大腸菌で汚れていたのに・・・
鎌倉市は記者発表したとか、HPに掲載したとか、張り紙をしたとか、やるべきことはやったというためのアリバイはしっかりできているだろうけれど、海岸で遊んでいた人の数を見れば、それが不十分だったのは明らか。
自分が遊んでいる海を必要以上に汚いとアピールするつもりもないし、汚いと思われるのも本望ではない。
でも、海水浴シーズンを前に過剰反応を回避したいとか、漁業関係者への気遣いから注意喚起をなるべく目立たないように、なんてこと考えてゴールデンウィークを過ごした訳ではないよね、鎌倉市?と問いたくなる。
健康以上に大切なものはないということは皆の共通認識であると願いたい・・・
今日(5/14)、海岸沿いを逗子まで散歩したが、いつもより少し少ないとはいえ、海で遊んでいる人は大勢いたし、中には潮干狩りのようなことをしている家族連れもいた。
分かったうえで自己責任で入水してる人だっているだろうけれど、あの看板の数では知らない人も相当数居るのでは?
もう終息に向かっているのかもしれないけれど、小さな子供を連れてきている人も大勢いるんだし、1日1回ではなく、観光客のあつまる日中にこそ防災無線も使ってきちんと周知を繰り返すべきじゃないのかな・・・
こんなところで書いてないで鎌倉市に言ったらってことになるんだろうなぁ〜
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