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2017年02月09日

三菱一号美術館「オルセーのナビ派展」に行ってきました

三菱一号美術館は始めてです。

東京駅からだいたい地下道のみで行くことができます、なので濡れません。地下道の空気はあんまりよくありませんでしたが。

ナビ派と言う言葉は聞きなれません、というのも今まではポスト印象派の一部的な扱いだったそうで、本格的に研究が始まったのはここ20年くらい見たいです。日本では今回のが初めての本格的な展覧会だということです。
ナビ派といってもゆるいつながりだったらしく、展示されている絵のタイプはバラバラ、割と抽象画っぽいのからむしろ割と写実的なものまでバラバラ。
見た感じだと色使いが比較的明るく単純な絵が多いです、一言で言うとポップアートと抽象画と普通の洋画の中間くらいの雰囲気といいますか、全部が全部そう言うわけではないで、暗めの絵や比較的普通の洋画っぽいものまで結構バラバラ。

最初はゴーガン等、まだナビ派ではない見たいです。黄色いキリストのある自画像と言う絵が目玉っぽいです。
次はモーリス・ドニと言う画家、庭に佇む女性等の絵を多数展示されています。
そして日本かぶれのナビと言われたピエール・ボナール、画風はナビ派なれど構図がなんか浮世絵っぽい絵と言う感じ、しかし最終的には日本画の影響が薄くなったそうです。
ポスターなどに描かれている格子柄のブラウスも彼の作、目玉っぽい扱いな割に展示はほかの絵と並べたあさりとしたもの。他にやや暗めの裸婦像とかも描いています。
他フェリックス・ヴァットロン、版画の連作等が展示されています、カラフルな傾向の強い作品が多いなか、色数の少なく小さめの版画がメインになっています。
もう一つエドゥアール・ヴュイヤールと言う画家の絵も多いです、非常にポップな色使いの八角形の自画像等が目玉っぽいです。

他に日本のナビ派コレクションなるモノもあります。
また非常に巨大な花の絵(タイトルを忘れてしまった)が目玉っぽい展示です。

混雑はというと、微妙な日に行った割には人がいました。東京駅から地下通路のみで行ける距離なので、まあ納得。
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