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2017年01月09日

国立近代美術館へ行ってきました(企画展山田正亮の絵画等)

国立近代美術館に行ってきました。

企画展山田正亮の絵画と常設展MOMATコレクション、及び瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがすをセットで見てきました。

山田正亮の絵画
企画展になります、山田正亮という人の絵画。キャプションは少なく、絵がひたすら時系列準に最小限の説明とともに延々と展示されています。

海外に対する詩的な言葉と共に、絵が時系列で並んでおり、最初は静物画みたいなのが主体だったのが、だんだんとキャンバスにあれこれ色が塗られたような現代アート的になっていき、そのうち色の縞模様や白地に十字のような絵や模様のような絵が主体になっていきます。多くが色の違う横線が延々と続いているようなタイプといった感じです。
ある意味戦後美術史を一人の画家をベースに見ているような気になります。

ほか作品ノートや画材なども展示されています。混雑度は常設展よりは人がいるくらい。

MOMATコレクション
要するに常設展。明治くらいから現代までの日本の絵画がメインで展示されています。企画展と共に日本の絵画の歴史を見ていくことができます。

上の方はまだ明治や大正の頃絵画、まだ具象的な時代であった反面、アバンギャルドな作品もある程度ある状態。その後戦時中の戦争画、それから戦後の近代アート的な内容の絵等様々。
日本画の部屋もあり、巨大な屏風に描かれた絵等が展示されています、また一部彫刻や、映像系の芸術、この時はカラスが集まってくる映像作品が流されていました。

美術の教科書なんかで見たような絵も結構展示されています。

基本的にテーマはいつも時系列ですが、膨大なコレクションがあるためしょっちゅう展示替えが行われており、行くたびに別の絵が飾れていますので、いつ行っても楽しめるかと。絵のテーマは洋画、日本画、前衛と多岐にわたり、展示室の数も多いので、本気で見ようとすると何時間もかかり、また見ごたえもあります。
混雑はありません。

瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがす
常設展の中に小さな企画展として1室のみ使われています。当時の前衛芸術と言うか、テーマは当時の機械化されていく時代を描いたとかなんとか。前衛的なのとちょっと古めの時代なので私には余りわからないというのが実際の所。
非常に特徴的なので、言葉であらわすのは難しいモノが多いです、通常の近代アート的な絵もそれとは別に展示されています。
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