2021年11月16日
国会議員は、年間いくらお給料をもらってるの?毎月の支給額や経費などの支給されている金額について
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今、ニュースで、衆議院議員選挙で初当選した議員に、10月31日の1日しか議員の期間がないにも関わらず、文書通信交通滞在費が、1ヵ月分100万円が丸々支給されたことが話題になっています。
今回は、国会議員がもらう給料(歳費)や毎月支給される費用について紹介します。
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【目次】
1,毎月の給料
2,期末手当
3,その他の支給額
4,最後に
【毎月の給料】
国会議員に支払われる給料は、正式には、『歳費』と呼ばれます。
毎月、歳費は、以下の通りです。
・内閣総理大臣:201万円(月額)
・国務大臣:146万6000円(月額)
・議長 217万円(月額)
・副議長 158万4000円(月額)
・議員 129万4000円(月額)
*任期が月の途中の場合、日割りでの支給になります。
*現在は、新型コロナウイルス対策の一環として、歳費のうち2割は返納されています。
【期末手当(令和2年度分)】
期末手当とは、一般的のボーナスにあたります。
《夏の期末手当》
・内閣総理大臣:約577万円(返納後の額は404万円)
・国務大臣:約421万円(返納後の額は約337万円)
・国会議長:約535万円
・国会議員:319万円
《冬の期末手当》
・内閣総理大臣:約560万円(返納後の額は392万円)
・国務大臣:約409万円(返納後の額は約327万円)
・国会議長:約519万円
・国会議員:310万円
*任期が期末手当の対象期間の途中の場合、気に応じての支給になります。
*総理大臣、国務大臣は、行財政改革の推進のため、一部を返納。
【その他の支給額】
・文書通信交通滞在費:100万円(毎月)
・立法事務費:65万円(毎月、会派(いわゆる政党のこと)の代表にまとめて入金)
・議会雑費:6000円(日額)
・海外視察に伴う渡航費用
衆議院議員:上限180万円(月額)
参議院議員:上限無し
・JR特殊乗車券(グリーン車含む)の乗り放題券
・国内定期航空券(羽田空港-地方空港間の往復航空券4回分)
*文書通信交通滞在費、立法事務費は、非課税で、使い途を報告する義務はありません。
*立法事務費は、法案を出してない議員にも毎月支払われます。ちなみに、国会議員のうち、法案の提出に関わっている議員は、全体の2割未満です。
・議会雑費は、議会に出席していなくても議会が開かれている日数分の日当が受け取れ、公務で出張する際も同様の日当が支払われます。
【最後に】
現在、文書通信交通滞在費が注目されていますが、油断してはいけません(笑)。
他にも、法案提出に関わらなくても立法事務費が毎月もらえたり、議会に出席しなくても議会が開かれていれば、議会雑費がもらえたり、仕事をしなくてももらえるお金があるようです。
歳費や期末手当以外の経費で支給されているものが、なぜ、領収書を提出して、使った分を清算する形にしないのか不思議ですね。
たぶん、多くの方が不満に思うのは、『やることをやったか分からないものにお金を使っている』ということだと思います。
仕事をきっちりやっている政治家の方も居るので、良い活動をするのであれば、経費の上限額を上げても良いのかなと思います。
お金のない方でも政治家になって、活動できるようにしないといけないので、単純に経費を削減すれば、お金持ちしか政治家になれなくなるので、困ると思います。
代わりに、領収書の提出で清算して、分かりやすい形のルールを作ってもらえたらと思います。
皆さんは、この国会議員のお金の使い途をどのように考えるでしょうか?
今回のブログは、以上です。
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