2021年09月22日
【国産ワクチン 2022年度実用化へ】国産新型コロナワクチンの概要とKMバイオロジクスについて
2021年9月21日、熊本県の製薬会社「KMバイオロジクス」は、開発中の新型コロナウイルスワクチン「KD-414」について、安全性などを評価する初期段階の臨床試験の結果を公表し、「優れた安全性および有効性が期待できる結果が得られた」と発表しました。
【目次】
1,発表の詳細
2,製薬会社KMバイオロジクスとは?
3,最後に
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【発表の詳細】
KMバイオロジクスは、新型コロナウイルスのワクチンについて、従来からある技術で、インフルエンザのワクチンにも用いられている「不活化ワクチン」で、2回接種するタイプの開発を進めています。
そして、今年3月から国内で行った初期の臨床試験の結果を21日、公表しました。
検査結果の詳細はこちら→KMバイオロジクス 公式ホームページ
成人210人を対象にした臨床試験では1回目接種後から2回目接種28日後までに生じた副反応は、接種部位の痛みなどのほか、1人で発熱があったということで、一般的な不活化ワクチンの想定を超えるものではなかったとしています。
また、有効性については、用量を一番多く投与した群では、最も高い中和抗体価などが認められ、一定の有効性が期待できる結果が得られたとしています。
さらに、若い年齢層ほど中和抗体価などが高くなる傾向が認められたということです。
KMバイオロジクスは、2021年10月には、最終段階の試験を開始する予定で、来年4月には生産体制を整備し来年度中の実用化を目指しているということです。
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【製薬会社KMバイオロジクスとは?】
製薬会社KMバイオロジクスは、熊本県熊本市北区に本社を置く、ヒト用ワクチン、動物用ワクチン、血漿分画製剤の研究・開発・製造・供給を主力とする会社です。
製薬会社KMバイオロジクスは、元は「一般財団法人 化学及血清療法研究所(化血研)」です。
2015年6月、化血研の製造による血漿分画製剤の総てが、承認書と異なる製造方法で作られていることが判明しましたことから、2016年1月には、110日間の業務停止処分を受けることとなりました。
この際、化血研は、A型肝炎ワクチンを唯一、製造している会社であったことや、インフルエンザワクチンを製造していたことから、この年のA型肝炎ワクチンやインフルエンザワクチンが不足し、大きな影響となりました。
2017年12月に、明治ホールディングスが化血研の主要事業を譲渡することを決議した。
同日、化血研も理事会で、明治グループなどで構成する新会社に、7月2日に株式譲渡を予定する契約書を締結することを決議し、明治ホールディングスなど複数の企業、学校法人の出資の元、新会社『KMバイオロジクス』として、再出発し、今に至ります。
ちなみに、『KM』は、“熊本”と、”明治グループ”に由来しています。
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【最後に】
いよいよ、国内初の新型コロナウイルスワクチンの承認に目処が立ち、日本での安定供給にも目処が立ちますね。
また、インフルエンザワクチンと同じ「不活化ワクチン」なのも、副反応の目処も立ちやすく安心感がありますね。
かつては、不祥事を起こしたKMバイオロジクスですが、新型コロナウイルスワクチンをきっかけに、日本国民に安全安心なワクチン供給を行って、不名誉を挽回し、頑張って欲しいです。
今回のブログは、以上です。
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