2016年07月22日
函館2歳S過去3勝の地方馬、今回通用か。またその後の活躍は
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2001年から馬齢表記が国際基準に合わせてから函館2歳Sとなりました。それ以前は当歳を1歳としたので函館3歳Sとして行われていましたが、3歳S時代を含めると地方競馬所属馬の優勝が3回ありました。
2007年 ハートオブクィーン
2005年 モエレジーニアス
1999年 エンゼルカロ
ハートオブクィーンはその後中央競馬に移籍し翌年の桜花賞で4着、モエレジーニアスは次走札幌2歳Sにも出走し3着(のちの有馬記念馬マツリダゴッホ(6着)に先着)、エンゼルカロも次走札幌2歳SとファンタジーSで連続3着と、その後も力をあるところを見せました。
過去47回行われて3頭と確率は低いですが、優勝した3頭には共通点がありました。それは前走ラベンダー賞を勝って函館2歳Sに出走していました。ラベンダー賞は地方所属馬に限り、函館2歳Sへのトライアル競走とされ、2着までに入着した地方所属馬は出走権(優先出走権ではない)が与えられているレースでした。しかし2012年の中央競馬開催日程の変更に伴い函館2歳Sの日程が繰り上がったため、廃止となってしまいました。
この年以降、地方馬(ホッカイドウ競馬)は栄冠賞勝馬と上級認定競走(ウィナーズチャレンジ)の勝馬2頭を加えた地方所属馬3頭が函館2歳Sへ直接出走することが可能となりました。
今年函館2歳Sに挑戦する地方馬が2頭います。
バンドオンザラン
ピンクドッグウッド
6月9日門別競馬場で行われたJRA認定ウィナーズチャレンジに2頭が出走しピンクドッグウッドが1着、2着だったバンドオンザランは次走栄冠賞(JRA認定競走 上級認定競走)に優勝しともに今回出走可能となりました。
ただ2011年まで開催されていた前哨戦のラベンダー賞は芝で行われており、ここで芝適正を見ることができたのである程度の力関係が分かったのですが、廃止されてしまい実際に芝を走るのはぶっつけ本番となります。ですので未知数な場合は確率も低いことですし、馬券的には購入は見送るほうがベターだと思います。ただ函館2歳Sを制した地方馬3頭は後に中央競馬で善戦するので、勝った場合は後々注目したいと思います。
また栄冠賞勝馬は出世レースとされており、エンゼルカロも函館2歳Sの勝馬、オリオンザサンクスは大井に移籍し羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートダービーで優勝。ネフェルメモリーは船橋に移籍後、東京2歳優駿牝馬、桜花賞 (浦和競馬)・東京プリンセス賞優勝、クラーベセクレタも船橋に移籍し東京2歳優駿牝馬、東京ダービー優勝と後に地方競馬重賞で活躍しています。
今回の函館2歳Sでの成績も気になりますが、栄冠賞勝馬バンドオンザランはその後の活躍にも注目したいと思います。
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