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2018年08月29日

札幌2歳S、データ分析

札幌競馬場で行われる札幌2歳S。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 札幌2歳S、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0901_1/index.html

デビュー戦の単勝人気とオッズに注目

過去10年の出走馬について、デビュー戦の単勝人気を調べると、優勝馬10頭はいずれもデビュー戦で「3番人気以内」に支持されていた。3着内率では「3番人気以内」の各組が25%以上の数値をマークし、「4番人気以下」の各組を大きく上回っている。

該当馬
アフランシール
ウィクトーリア
エメラルファイト
クラージュゲリエ
クリスタルバローズ
トーセンギムレット
ナイママ
ナンヨーイザヨイ
ニシノデイジー
ラブミーファイン

デビュー戦の着順や、2着馬(勝ち馬)とのタイム差をチェック

過去10年の出走馬について、デビュー戦の着順別に成績をまとめると、優勝馬10頭を含む連対馬20頭中17頭はデビュー戦で「2着以内」に入っていた。ただし、連対率と3着内率では「3着以下」組も、大きく見劣る数値ではない。デビュー戦で「3着以下」に敗れていたとしても、2・3着候補としては狙い目がありそうだ。

次に、デビュー戦で1着だった馬について、そのレースの2着馬とのタイム差別に成績をまとめると、優勝馬8頭中7頭はデビュー戦で2着馬とのタイム差が「0秒1〜0秒4」だった。また、「0秒5以上」組は優勝こそ1回だけだが、3着内率でトップに立っていることから、デビュー戦で2着馬にある程度のタイム差を付けていた馬を重視すべきだろう。

続いて、デビュー戦で2着以下に敗れていた馬について、そのレースの1着馬とのタイム差別に成績をまとめると、札幌2歳Sで優勝したのは、1着馬とのタイム差が「0秒1以内」だった2頭だけとなっている。

ここではデビュー戦連対馬と、デビュー戦0.5差以上勝馬、デビュー戦2着以下で勝馬と0.1秒差以内の馬を選びます。

該当馬
アフランシール2
ウィクトーリア2
エメラルファイト2
クラージュゲリエ2
クリスタルバローズ2
トーセンギムレット2
ナイママ2
ナンヨーイザヨイ2
ニシノデイジー2
ラブミーファイン2

早い時期にデビューした馬が優勢

開催日程の変更により、札幌2歳Sの開催時期が8月下旬〜9月上旬に繰り上げられた2012年以降の過去6年の出走馬について、デビューした月別に成績を調べると、「6月以前」組が好走率でトップとなっている。また、2012年以降は「6月以前」組が毎年3着以内に入っている。なお、8月デビュー組は勝率・連対率では2番手の数値となっているが、3着内率の数値は最も低くなっている。このレースでは、少しでもデビューが早かった馬を重視した方がいいかもしれない。

ここでは7月までにデビューした馬を選びます。

該当馬
アフランシール3
ウィクトーリア3
エメラルファイト3
クラージュゲリエ3
クリスタルバローズ3
ダディーズマインド
テイエムバリバリ
トーセンギムレット3
トーラスジェミニ
ナイママ3
ナンヨーイザヨイ3
ニシノデイジー3
ハクサンタイヨウ
ラブミーファイン3

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・前走上がり最速の勝馬

該当馬
アフランシール4
クラージュゲリエ4
クリスタルバローズ4
セントセシリア
テイエムバリバリ2
トーセンギムレット4
ニシノデイジー4

・馬体重500kg以下の馬

該当馬
アフランシール5
ウィクトーリア4
エメラルファイト4
クラージュゲリエ5
クリスタルバローズ5
セントセシリア2
ダディーズマインド2
テイエムバリバリ3
トーラスジェミニ2
ナイママ4
ナンヨーイザヨイ4
ニシノデイジー5
ハクサンタイヨウ2
ラブミーファイン4

・前走芝1600m以上

該当馬
アフランシール6
ウィクトーリア5
エメラルファイト5
クラージュゲリエ6
クリスタルバローズ6
ダディーズマインド3
テイエムバリバリ4
トーセンギムレット5
トーラスジェミニ3
ナイママ5
ニシノデイジー6

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

アフランシール
クラージュゲリエ
クリスタルバローズ
ニシノデイジー

4頭すべて前走芝1800mを上がり最速で勝ち上がっていますが、クリスタルバローズは福島でのもので洋芝未経験なのが気になります。他の3頭は札幌、函館で勝ち上がっているのでこの3頭に注目。中でも私が提唱している「複数レースを要して勝ち上がり即重賞挑戦する馬は好走する傾向」に合致しているニシノデイジーに注目です。

2018年08月26日

新潟2歳Sはケイデンスコールが人気に応え重賞初制覇

1着ケイデンスコール 1:35.5
2着アンブロークン クビ
3着スティルネス ハナ

◎ケイデンスコールは好方追走から直線は大外に持ち出し、徐々に加速し最後は3F33.1秒の最速の脚で差し切り、内から差を詰めたアンブロークンをクビ差捕らえ優勝。2戦ともマイル戦で、上がりも33台と新潟外回り戦で必要とされる瞬発力を持ち合わせていました。個人的に重視している「複数レースを要して勝ち上がり即重賞挑戦する馬は好走する傾向」に合致しており、好走条件がすべて揃っているので本命としましたが、予想通りの走りに勝つべくして勝った結果となりました。

レース運びも頭数が落ち着いていたのでスムーズでしたので、今後は他頭数でもまれた時が課題となりますが、スケールの大きな走りで将来性を感じさせました。

アンブロークンは道中折り合いを欠きながらも最後は勝馬にクビ差と僅差。2歳馬ということでまだ気性的な若さを見せましたが、折り合えれば距離も持ちそうですし未完成ながら力があるところを見せてくれました。

スティルネスは中団から進出し上位2頭とはタイム差なしの3着と健闘。距離的に不安で無印としましたが、兄が本レースを勝っているので、血統的な面でハマったのかもしれません。

それでは今回予想した馬の結果です。

ケイデンスコール1着
〇ジョディー4着
▲エルモンストロ6着
△エイカイキャロル10着

〇ジョディーは前走の逃げから一転差す競馬。結果逃げた馬が押さえが利かなかったので戦法は吉と出ましたが、上位との決め手の差が出た印象。それでも短いキャリアで違う脚質で掲示板内にこれているので力はありそうです。

▲エルモンストロは前走同様逃げましたが、押さえが利かず一人旅。直線は失速し6着と敗退。ペースにもよりますが、折り合えないと他の脚質でも厳しいので次走は一戦様子を見たいです。

△エイカイキャロルは新潟マイル戦で勝っているので期待しましたが、良いところなく敗退。まだ成長途上だと思うので、長い目で見て行きたいです。

キーンランドCはナックビーナスが逃げ切り、鞍上モレイラと共に人馬重賞初制覇!

1着ナックビーナス 1:09.4
2着ダノンスマッシュ 2.1/2
3着ペイシャフェリシタ クビ

ナックビーナスは昨年の3着馬で、古馬重賞リピーターの傾向だと着順を下げる可能性があったので無印としてしまいました。古馬重賞リピーターのコーナーとデータ分析でもピックアップされた馬なので、押さえるべきだったかもしれません。

レースは好スタートからハナを切り最後まで脚色が衰えることなく2馬身半差をつけ優勝。デビューからコンスタントに馬券に絡み、今年は高松宮記念3着と力をつけていました。ここで弾みをつけて、スプリンターズSでも活躍すると思うので注目したいと思います。

ダノンスマッシュも番手からの競馬で積極策が功を奏し2着。3歳馬ということで斤量が恵まれてたとはいえ古馬相手の重賞で2着は立派。前走で洋芝も問題ないので十分狙えた馬でした。

ペイシャフェリシタはアイビスサマーダッシュからの参戦。この馬も札幌での実績があり盲点でした。ここ2走は上位人気を背負いながら裏切る形となっていましたが、人気が下がり馬券的にも狙い目だったかもしれません。

それでは今回予想した馬の結果です。

◎キャンベルジュニア4着
〇ムーンクエイク9着
▲ヒルノデイバロー14着
△キングハート15着

◎キャンベルジュニアは中団からの競馬。上位馬が先行して残る中、よく追い込んできましたが4着。初めてのスプリント戦で流れに戸惑ったかもしれませんので、一度使われた次走以降好走してきてもおかしくありません。

〇ムーンクエイクは出脚も良くなく後方からの競馬。久々と斤量58kgが響いたのかもしれません。一度使われたのでこちらも次走以降注目したいです。

▲ヒルノデイバローは後方からの競馬。今回は流れが向かなかったですが、度々人気薄で穴を空けるので引き続き注目していきたいです。

△キングハートは今回も大きく負けました。近走もそうですが位置取りが良くないので、機動力がもう少しほしいところですね。

新潟2歳S◎ケイデンスコール

ケイデンスコール
ジョディー
エルモンストロ
エイカイキャロル

◎ケイデンスコールは中京の新馬戦2着後、前走新潟の未勝利戦に出走し1着。2戦ともマイル戦で、上がりも33台と、新潟外回り戦で必要とされる瞬発力を持ち合わせています。個人的に重視している「複数レースを要して勝ち上がり即重賞挑戦する馬は好走する傾向」に合致しており、好走条件がすべて揃っているので本命としました。

〇ジョディーは東京の新馬戦で逃げ切り勝ち。スローペースでにげ上がり2位の34.2秒の速い脚でまとめ2馬身差の逃げ切り価値。牝馬限定戦で若手の武藤騎手が騎乗しており斤量差にも恵まれましたが、今週絶好調の池添騎手が騎乗。積極的なレース運びが目立つので、おそらく逃げると思うので前残りを期待したいです。

▲エルモンストロは前走中京マイルの新馬戦を逃げ切り快勝。スローペースで上がり2位と隙の無いレースぶりで1馬身1/4差はなしており、前走同様マイペースの逃げが打てれば連勝の可能性は十分ありますが、コースロスなく立ち回れれば好位でも走れそうです。

△エイカイキャロルは新潟の新馬戦を勝ちあがりました。2番手から33.3秒の脚を使い、接戦ではありますが、理想的な競馬をしていました。少頭数ながら先行馬は揃っていますが、上手く流れに乗れれば前走同様好走する余地はありますので注目です。
posted by bababaken at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想

※勝負レース、キーンランドC〇ムーンクエイク

キャンベルジュニア
ムーンクエイク
ヒルノデイバロー
キングハート

◎キャンベルジュニアは前走安田記念は11着敗退も、2走前の京王杯SCはレコード決着のタイム差無しの2着と好走。高速コースに対応できていますが、もともとは上がり時計のかかる決着に強く、中山のダービー卿CT2着などの成績から、時計のかかる札幌コースも対応すると考えます。1200mの距離は初めてとなりますが、京王杯の内容から距離短縮でも好走すると思います。

〇ムーンクエイクは前走京王杯SCをレコードで快勝。これまでマイル戦を中心に使われていましたが、距離短縮でスピード競馬に対応。今回は初めての1200mとなりますが、藤沢厩舎の管理馬は古馬になると短距離馬にシフトチェンジする馬も多く、距離に対応してきそうです。

▲ヒルノデイバローは昨年12着と大敗。ムラがけの印象はありますが好走する機会も増え、人気薄で3度2着にきており穴を空けています。前日オッズでも8人気とフロック視されていますし、古馬重賞リピーターの傾向に沿い前年着外からの巻き返しも考えられるので、押さえておきたい一頭です。

△キングハートはここ2戦は位置取りが悪く二桁着順が続いていますが、それでも上がり3Fは3、2位と決め手があります。3走前は重賞オーシャンSを制していますし、昨年函館SSを2着と洋芝適性もあります。極端な位置取りでなければ馬券内にきてもおかしくはありません。

馬券は関西圏重賞(今回は関西圏のレースがないので本レースを適応)〇が4連続馬券外中なので、〇ムーンクエイクの単複で勝負します。
posted by bababaken at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想

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以前競馬サイトで働いていて、今は本とかCDとか個人で売っています。 競馬歴は20年以上。血統より馬券派(単複馬券)。 画像は競馬のブログなので、上田馬之助さんのイラストを描きました(全然関係ないかなw)。 ちなみに以前週刊プロレスにイラストを投稿してました。
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