いつか君と愛を語ろう

愛されなかった時どう生きるか

どうして私、人と上手くいかないのかな～
どうして私、いつもこうなるのかな～って、ふと溜め息をつくことありませんか？
それはあなたのせいでは、ありません。
でも・・・。

この本と出会ったのは、かれこれ10年位は前になると思う。
古本屋で見つけた宝物だ。

PHP文庫、加藤諦三著　
定価が税込で410円のものを105円で手に入れた。

　
幼い頃から" 愛されて成長した人"は、愛し方が自然であり、生き方が自然である。
それに比べて、"愛されなかった人" は、幸せを求めながらも、人生を誤ることが多い。
では、愛されずに育った人は、どう生きれば良いのか・・・。
それがこの本のテーマである。

『愛されなかった時どう生きるか』　というタイトルがあまりにもストレートで、
　正直、手に取る時、少し躊躇した。
　まるで、モテない人のハウツー本(笑)みたいで、レジに持っていくのが気恥ずかしくもあった。
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心理学に関する本の中には、
やたら分厚いのに本当に中身があるの？？？
と首をかしげたくなる本も多くある。　　
　
著者の作品は、
いずれも分かりやすい語句を用い、
論拠が明確に述べられているのがいい。

しかも、
自身の体験からくる、思いが込められている。
これが大切だ。
なぜなら、
読者への温かい眼差しがあるからだ。
そして、
家族関係の葛藤を、紐解く手助けをしてくれる。
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親子、恋人、友人などの人間関係をよりよいものにするためには、どうすればよいか。
自分にとっての本当の人生を歩むには、どうしたらよいか。
生きる勇気と自信を与えてくれる一冊である。

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