愛すべき息子
今日は、『メルシーと宇宙人の生活』と題で書いたものの中から、
「親バカですが愛すべき息子です」をご紹介します。
メルシーは私、宇宙人は夫、クリフは息子というキャラクター設定です。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(*^_^*)A
息子のクリフと宇宙人の、初夏の日の一コマです。
さわやかな風が、リビングのカーテンを揺らしています。
「おーい、なんでそんな遠くで煙草吸ってんの」
ベランダに出た宇宙人が、息子のクリフに声をかけています。
我が家のベランダは、L字型になっていて、
Lの下部は、リビングに面していますが、Lの上部は少しばかり離れています。
「ああ、煙草吸ってたから」
クリフの声が風に乗って届きます。
「わざわざそんな遠くに行って吸わなくたって」
宇宙人の声も届きます。
「煙が入るから」
「煙?」
「あっちで吸うと、煙がリビングに入るから」
「ああ・・・」
クリフは風向きを計算し、煙草を吸う場所を決めたのです。
当たり前の配慮といえば、そうなのです。
親バカですね、息子の小さな思いやりを、嬉しく思うメルシーです。
「親バカですが愛すべき息子です」をご紹介します。
メルシーは私、宇宙人は夫、クリフは息子というキャラクター設定です。
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息子のクリフと宇宙人の、初夏の日の一コマです。
さわやかな風が、リビングのカーテンを揺らしています。
「おーい、なんでそんな遠くで煙草吸ってんの」
ベランダに出た宇宙人が、息子のクリフに声をかけています。
我が家のベランダは、L字型になっていて、
Lの下部は、リビングに面していますが、Lの上部は少しばかり離れています。
「ああ、煙草吸ってたから」
クリフの声が風に乗って届きます。
「わざわざそんな遠くに行って吸わなくたって」
宇宙人の声も届きます。
「煙が入るから」
「煙?」
「あっちで吸うと、煙がリビングに入るから」
「ああ・・・」
クリフは風向きを計算し、煙草を吸う場所を決めたのです。
当たり前の配慮といえば、そうなのです。
親バカですね、息子の小さな思いやりを、嬉しく思うメルシーです。
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