池袋。「永坂更科 布屋太兵衛 池袋東武店」。
西口。東武の12階。
江戸の三大そば。「更科」「藪」「砂場」。
その更科には似た名前の「更科堀井」「長坂更科 布屋太兵衛」「麻布永坂更科本店」がある。
「長坂更科 布屋太兵衛」は「初代布屋太兵衛が江戸麻布永坂に「信州更科蕎麦処布屋太兵衛」の看板を掲げたのが始まり」と言うが、その初代布屋太兵衛の本名は堀井清右衛門と言い「更科堀井」の初代。
「長坂更科 布屋太兵衛」は1959年(昭和34年)創業。前身は玩具店だった。
「布屋太兵衛」を商標登録する。
商号をめぐっては裁判が起きていたが「更科堀井」が現在の店名に改称した事により終止符が打たれた。
沿革を見るとなかなかややこしいが「麻布永坂更科一門」は「更科堀井」などで、「麻布永坂更科一門外」なのが「長坂更科 布屋太兵衛」と「麻布永坂更科本店」。
そんな更科そば。
特徴は、そばの実の中心部分のみを集めて、色のついた甘皮を混ぜていないため、白い。
「長坂更科 布屋太兵衛」では「御膳そば」という。
生ビール(アサヒ)中グラス。611円。
枝豆がついた。ちょっといい。
「蘭」。1,969円。
御膳そば・天丼(海老・いか・ししとう)・お新香・小鉢・わらび餅のセット。
そばは「御膳そば」の他に、「太兵衛ざる」という「石臼挽きのそば粉を使用し、細打ちでのどごしの良いそば」と、「生粉打(きこうち)そば」という「石臼挽きのそば粉10割で打った香り豊かなそば」がある。
「御膳そば」と「生粉打」の2種類のそばの「二色天せいろ」というメニューがあり、普通はこれにするところだろうと思うのだが、更科の店なのであえて、御膳そばのセットにする。
「御膳そば」。
もちろん白く、細い。
天丼。
ししとうといかが一つずつ。後、尾がついていない海老が複数。ちょっと変則的なメンツ。
海老が多いのはちょっといい。なかなかおいしい。
そばつゆは「あま汁」と「から汁」の2種類があり、それを好きな割合で混ぜて使う。
この「あま汁」が本当に甘くて、入れすぎに注意。
はじめは「から汁」から試していくのがいいと思う。
自分は「あま汁」を入れすぎて失敗した。
冷奴とわらび餅。
冷奴はデフォでわさびが少なくなく乗っているので、わさびと醤油の味。
わらび餅はきな粉が目立ち、きな粉の味。
一応、更科にも理解はある方だと思うのだが、どうだろう。これ。
言う程、更科のよさも感じないのだが。
というか、そばつゆの割合で失敗しているからか。
そばつゆがしまらないと、そばは台無しになる。
何だか、ちぐはぐになった。
何だか、そばを食べた気がしない。
食べログで3.06。低いね。それは低すぎだと思うが、個人的にも3.25というところ。
ちなみに、このそばにビールは合わない。最後、わらび餅をつまみにビールを飲む事になったが、それも無論。
後、これを言ったら身もふたもないが、そばは信州のそばが本当は好みだ。
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