最初、町の医者に行ったら採血検査の結果が明日出るので1日待てと言われる。
翌日行くと緊急扱いで都立病院に紹介状を書くのでそちらに行ってくれとの事。
都立病院に行くと入院になる。
初日は点滴で禁食。実は症状が出た時から自分で消化性潰瘍だとわかっていたのでここまでの展開は予想通り。
ちなみに最初から大病院に行くと高額になる。町の医者に行って紹介状を書いてもらってからというのが正しい順番になる。大病院に患者を集中させないようにと、今はこういうシステムになっている。
ずっと点滴だけかと思ったら2日めから食事が出た。
2日めの朝食。
焼きシャケ。
たぶんこの日だけ通常食だった。翌日よりこの日は豪華。その時はそうは思わなかったが。
2日めの昼食。
天ぷら。
この食事が一番豪華だった。入院中唯一の天ぷら。海老天が堂々と主役。
牛乳がつくのが病院食らしい。
2日めの夕食。
鶏のつくね煮。
3日めの朝食。
たらのホイル焼き。味は中濃ソースでつける。
低脂肪牛乳がつく。ご飯に牛乳は合わないと思うが栄養優先なので腹に入れる。
カップはパインのくず湯。おいしくない。
この日から低残渣食常菜(ていざんさしょくじょうさい)になった。低残渣食とは胃腸に負担をかけないように調整した食事。消化性潰瘍だからね。病院の食事は患者によって献立が変わる。内科でなければもっと食べ応えのあるものも出て来ると思う。
3日めの昼食。
高野豆腐の煮もの。ビスケットがありがたい。
3日めの夕食。
鶏。
物足りなさはパインジュースで補う。
4日めの朝食。
ツナの煮つけ。
マリービスケットとジョアに救われる。
4日めの昼食。
高野豆腐2回め。たいみそはご飯につける。カップはリンゴのくず湯。
くず湯や低脂肪牛乳はあまりおいしいものではない。
4日めの夕食。
昼の煮込みに豆腐が1つ入る。
白いのは春雨か。おいしくない。
グレープジュースが一番おいしい。
5日めの朝食。
昨日と同じような煮物。
ビスケットとジョアがおいしい。逆に言えば他はおいしくない。
5日めの昼食。
豆腐のそぼろ煮。ほうれん草のお浸し。低脂肪牛乳。ねりうめ。カップは温かいレモネードという名のレモン風味のくず湯。
これが最後の食事になった。つまりこの後退院になった。よかったよかった。
病院の食事は栄養や健康のためのもので、おいしさを追求したものではない。塩気や脂、肉、濃い味のものがすべてないので物足りなくなるのは仕方ない。旅館の料理のようにはいかない。
基本的に病院の人にはとてもよくしてもらった。何の文句もない。医療従事の人には本当に頭が下がる。
これで食事がおいしかったら下界に戻る気も失せるというものだ。
今回食べた低残渣食は、あえて世の中にわかりやすいように発言すると、食べログで言えば0〜1前後。
繰り返すが、おいしさを追求したものではないので当然だと理解している。
お世話になったお医者さん、看護師さん、すべてのスタッフの人に本当に感謝している。
できれば、今後、病院の世話にならないよう、入院にならないように気をつけたいと思う。
食事はあまりおいしくない。
価格:3,434円 |
価格:2,880円 |
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