2018年06月07日
施設入所を患者本人へ伝える時期
皆さんこんにちは。
当ブログを運営している桃の助です
病院でリハビリをしていると、様々な問題にぶつかります。
その中でも、本日は患者本人へ介護施設退院を伝える時期についてお話ししたいと思います。
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日々病院で勤務していると、病気が治って自宅退院できる人、病気は治ったが介護施設へ退院する人、病気が治らずに病院で長期療養が必要な人と様々な方と接する機会があります。
自宅退院できる人は退院間近になると嬉しい気持ちでいっぱいになることでしょう。
しかし、病気が治ったにもかかわらず、自宅退院できず施設に退院する方は、とてもシビアな現実が待ち受けています。
自宅に帰るために一生懸命リハビリをしていたにもかかわらず、一人で生活する能力が無い、介護する人がいないなどの理由で介護施設に退院する事になった方を何人も見てきています。
そういった方は自宅に帰れない事を知ると、ものすごく落ち込んでしまいます。
また、受け入れができずに怒って反発する方も少なくありません。
そうすると、リハビリどころの話では無くなり、リハビリを拒否する事もしばしばあります。
なので、患者本人へ施設入所を告知する時期を誤ってはいけません。
もちろん、患者さんへは家族の方が施設入所の話をすると思います。
早まってリハビリゴールの1か月前に告知してしまうと、最悪の場合そこから退院までの1か月間をリハビリ拒否してしまう可能性があります。
なので、私が考える患者本人へ告知する時期は、退院の数日〜1週間前がベストと思います。
施設入所の受け入れが出来る方であれば、1か月前からでも話しておいて大丈夫と思います。
しかし、自宅退院への希望が強い方、理解力が低下している方に対しては数日前がベストと私の経験上感じています。
退院数日前の告知であれば、もしリハビリを拒否した場合でも、リハビリが出来ない期間も減りますし、退院間近の状態であればリハビリもゴールに近い状態となっているはずです。
そうする事で、十分に能力を伸ばした状態で退院を迎える事ができますし、今後の生活を考えた場合もその方がいいと私は考えます。
施設入所は患者本人にとってとてもつらい話です。
しかし、家族の方には患者本人のために退院間近まで伏せていてほしいと思います。
その後の精神面のフォローも非常に大変とは思いますが、よろしくお願いします。
少し暗いお話しになってしまいましたが、現実問題として起こっている事なので、本日はお話しさせて頂きました。
それではまた。
桃の助でした
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病院でリハビリをしていると、様々な問題にぶつかります。
その中でも、本日は患者本人へ介護施設退院を伝える時期についてお話ししたいと思います。
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自宅退院できる人は退院間近になると嬉しい気持ちでいっぱいになることでしょう。
しかし、病気が治ったにもかかわらず、自宅退院できず施設に退院する方は、とてもシビアな現実が待ち受けています。
自宅に帰るために一生懸命リハビリをしていたにもかかわらず、一人で生活する能力が無い、介護する人がいないなどの理由で介護施設に退院する事になった方を何人も見てきています。
そういった方は自宅に帰れない事を知ると、ものすごく落ち込んでしまいます。
また、受け入れができずに怒って反発する方も少なくありません。
そうすると、リハビリどころの話では無くなり、リハビリを拒否する事もしばしばあります。
なので、患者本人へ施設入所を告知する時期を誤ってはいけません。
もちろん、患者さんへは家族の方が施設入所の話をすると思います。
早まってリハビリゴールの1か月前に告知してしまうと、最悪の場合そこから退院までの1か月間をリハビリ拒否してしまう可能性があります。
なので、私が考える患者本人へ告知する時期は、退院の数日〜1週間前がベストと思います。
施設入所の受け入れが出来る方であれば、1か月前からでも話しておいて大丈夫と思います。
しかし、自宅退院への希望が強い方、理解力が低下している方に対しては数日前がベストと私の経験上感じています。
退院数日前の告知であれば、もしリハビリを拒否した場合でも、リハビリが出来ない期間も減りますし、退院間近の状態であればリハビリもゴールに近い状態となっているはずです。
そうする事で、十分に能力を伸ばした状態で退院を迎える事ができますし、今後の生活を考えた場合もその方がいいと私は考えます。
施設入所は患者本人にとってとてもつらい話です。
しかし、家族の方には患者本人のために退院間近まで伏せていてほしいと思います。
その後の精神面のフォローも非常に大変とは思いますが、よろしくお願いします。
少し暗いお話しになってしまいましたが、現実問題として起こっている事なので、本日はお話しさせて頂きました。
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