2013年02月20日
SFTSウィルス・マダニ。ワクチンなし。予防策は?
トコマです、こんばんは〓。
一般的にダニというと、
ハウスダスト等のイエダニが、思い浮かびますが、
実は、イエダニより怖いダニがいます。
おそらく、あまり見たくなかった画像だと思いますが、
「マダニ」というダニの種類です。
イエダニとは異なります。
どうしてマダニが、イエダニより怖いかと言うと、
「SFTSウィルス」を持っていることがあるからです。
「SFTSウィルス」、聞きなれない言葉ですね。
このウィルスに人が感染すると、
体内の血小板が、どんどん減ってしまう病気、
「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こします。
この名前はとても
覚えにくいので
SFTSで大丈夫です✩。
血小板がどんどん減っていくと、
人はやがて死に至ります。
この病気を引き起こすウィルス、「SFTSウィルス」を
マダニが持っていて、マダニに噛まれると、
ウィルス感染の危険性があります。
実は、今月成人男性2名が、
マダニのSFTSウィルス感染で、
血小板が減り、亡くなりました。
マダニは、どこに生息しているのかと言うと、、、
草が生い茂っているところや、
野原や、山の中です。
今は寒いですから、
あまりこういった場所に、行かないかもですが、
春がきて温かくなると、
「山菜とり」とか
キャンプ等に出かける人もいると思います。
こういった時に、草むらに座ったりすると、
マダニに噛まれる可能性があるのです。
SFTSウィルスを持つマダニは、
人を噛むと、すぐには離れてくれません。
このときに、焦って噛み付いたマダニを
手で払いのけても、マダニの体の一部が
皮膚の中に入ってしまっていて、取れないことがあります。
なので、マダニに噛まれた場合は、
払いのけずに、そのままの状態で、
すぐに病院を受診するようにしたいですね。
また、SFTSウィルスを予防する
ワクチンのような「特効薬」は、
残念ながら今のところありません。
なので、山等、草が生い茂っている場所に行くときは、
マダニに噛まれないよに、特に注意したいと思います。
●長袖・長ズボン・手袋(肌の露出を少なくする)
▲これはマダニ予防として
「必須」の項目といえますが、
さらに「しゅ〜〜〜〜〜っ」をする
ことで、マダニ以外の生物からも
肌を守ります⇒アウトドア派には欠かせないモノ
▲、野山に行くときは、こういった心がけをしたいですね✩。
なお、今インフルが流行中ですが、
マダニのSFTSウィルスの場合は、
人から人への感染リスクは少ないですが
このウィルスが、大流行する心配は、ないと思います。
といっても、
マダニに直接噛まれた場合は、
かなり感染する確立が高くなるので、要注意です
また、身近なところに「マダニ」がいることもあります。
ペットに寄生していることがあるのです。
この場合、ペットから飼い主等の人に、
マダニがうつることはあり得る
ハナシです。。
家で飼っているワンちゃんや、ネコちゃんが、
度々、皮膚をかきむしっている場合は、
もしかすれば、マダニがいる場合もあるので、
獣医に相談するか、市販の「マダニ駆除」を
使用する等して、対処したいと思います。
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