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2018年09月13日

書評『どうしても欲しい!』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、エリン・L・トンプソン様の「どうしても欲しい! 美術品蒐集家たちの執念と過ちに関する研究」です

このような方にお勧めです
「考古学好き お金持ちがなぜ古美術品好んでいるか?を知りたい人 古美術品に興味のある人」
著者の方のプロフィール
「ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ刑事司法大学院の美術・音楽科助教授」

まとめ
この本を読んで、愛人たちの特権という章を読んでいてまたまた出てきた
それは性欲の対象が人間ではない人
以前紹介した「なぜペニスはそんな形なのか」(https://fanblogs.jp/happiness8everybody/archive/375/0
に登場した馬にしか性的欲求がわかない男
この人物も大変自分とはかけ離れている性欲を持っているが、古代にもそのような人物が存在していたのだ(まぁ昔から考えれば別にいたっておかしくはないのだが)

古代ギリシア人のある男は、身に付けていた最後の一枚を脱ぎそばに置こうとしている裸の女神像に性欲を解き放っていたという
片方の手は衣服を持ち、もう片方の手で女性器を隠しているその像は「プラクシテレス 女神像 画像」とGoogle検索するとでてくる
実際のこの目で見たわけでもないがこの本にはこう書かれている。その男は「彫像への愛に圧倒され、夜中に(神殿の中に)隠れ、彫像を抱擁した。そのため、男の情欲の証であるシミが残っている」と
つまり、というかわざわざ言わなくてもわかると思うのであえて書かないが
まぁでも対象を馬とせずに女神像であることによくよく考えてみれば男の私としてはわからないでもないが
この時代には今のようにエッチな雑誌や小説、ましてや写真など存在していなく、あったとしても絵画だと思う
そうであれば男の自性行為を手助けしてくれるようなものは、女神像しかなかったのかもしれない、しかし直接像にかけちゃいかんだろ!
もし今現在でものそのシミが残っているとしたら、そのシミも含めての古美術品となる
そのシミの意味を知らずにその像に魅力を抱いているのなら、この事実!?も知る必要があるかもしれない

んっ!?もしかしたら、現代にもこの男のように像に性的欲望をぶつけている人物はいるんじゃないか?
そう、技術の進歩とともに見た目も感触も人間のような大きめの人形(ダッチワイフ)
これこそまさに古代ギリシア人の男が求めていた究極の像なのかもしれない
もし古代ギリシア人のこの男がいた時代にダッチワイフという像の発想があったのなら、この男だけではない、多くの古代ギリシア人男性がダッチワイフに性的欲望をぶつけていたに違いない
そしてそれを発明した古代ギリシア人は多くの、あまりにも多くのお金が流れてきたことだろう
いやもしかしたら、多くの歴史を繰り返すうちに表には決して出てこない、そのような男を対象とした古美術品があったのかもしれない
例えば、男性器が入るように設計された女性像(ただ材料は石膏だっただろうから男性側に痛みを伴わせていたかもしれないが)

しかし性の対象が人間ではない、それ以外に求める人物が紹介されるたびに思う
なぜ男性しかいないのか?同じように女性がいてもおかしくはないのではないか?
これからも色々な本を読んでいく中でいつかこの疑問に答えてくれる一冊に出会えることをひそかに期待しながらこれから本を読んでいこう


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。








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2018年09月09日

書評『ゲイ・カルチャーの未来へ』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
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今回のご紹介する本は、田亀源五郎様の「ゲイ・カルチャーの未来へ」です

このような方にお勧めです
「LGBTに少しでも偏見を抱いている人 自分の表現方法に迷っている人」
著者の方のプロフィール
「1964年生まれ 漫画家 ゲイ・エロティック・アーティスト 弟の夫」

まとめ
知らなかった
私は漫画を読む方ではないので書店で漫画本コーナーへと足を運ぶこともなく、あまり詳しくはない
「弟の夫」という漫画をご存知の方もいらっしゃると思うが…知らなかった
この本、書名ですでに結構インパクトを受けるし、表紙の絵も同じくインパクトがある
ゲイ、男性同士の愛のカタチ
本を読んですぐに「弟の夫」という漫画が存在することを知る
もちろん読んでみたいと思うが、何か別のきっかけで私は読むことにする(あまり漫画は読まないため)

あっそうか、そういう事だったのか!?
読み始めの最初のページの一行目を読んですぐに私の過去の体験について考えさせられた
その一行目「日本でゲイとして生まれることは、周りにそのことを尋ねられる人が誰もいないという事だ」
以前に知人男性と二人でグアムに旅行に行った際に様々な飲食店で現地の人にこう質問された
『Your gay?』と私たち二人を指さして(ハワイではまた別の体験をしたことも思い出した)この質問を私は『あなたたちはゲイ?』と受け止めた
からかわれているのかと思っていたがそうではない
文化の違いとでもいうのだろうか
確かに日本でこの質問をしている人、されている人は見たことも聞いたこともない
海外の人が日本に男同士二人で旅行に来て呑み屋で飲んでいても、誰も『あなた達はゲイですか?』なんて聞くことはない
LGBTという言葉が日本の多くの国民が知っていても、知っているだけで受け入れようとはしていないのかもしれない
もちろん聞いては失礼であるという一面もあるが、その国の文化がLGBTを受け入れているのであれば、むしろ聞いてあげることで日本人にもっと親しみを持ってくれるのではないだろうか
そんな日本人が増えていけばいくほどこの国はもっとLGBTを理解し受け入れていく
そうすることで悩んでいるLGBTの方たちが生きやすい世の中になるのではないか
そう私はこの本の一行目で考えさせられた


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2018年09月05日

書評『キリンと暮らす クジラと眠る』

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今回のご紹介する本は、アクセルハッケ(作) ミヒャエルゾーヴァ(絵)様の「キリンと暮らす クジラと眠る」です

このような方にお勧めです
「生物好き 哲学好き 空想好き」
著者の方のプロフィール
「アクセル=1956年ブラウンシュヴァイク生れ ミヒャエル=1945年ベルリン生まれ(代表作は「小さな小さな王様」)」

まとめ
「はじめに」の中に書かれている言葉に新たな私の思考が動き出した
「いっそのこと、思い切って全く新しいアプローチの仕方を試してみるというのはどうだろうかと。すなわち情緒あふれる博物学、繊細な感性によるハーツフルな博物学を打ち立ててしまおうと」
これを読んだ私は空想が頭の中に湧き上がってきた
今までの常識とされている生物の生態や姿かたちや捕食と被食の関係などを自分なりの感性に基づいて新しい自分独自の生物のそれらを空想の世界で新たに作り出してしまったら面白そうだぞ‥と
例えば「カエルがジャンプするのは地面が嫌いだから」とか考えてみたり「キリンの後ろ首にエスカレーターがくっついて動物園には常備エスカレータ修理会社が常勤している」や「象が肉食動物で被食者である動物たちは象の大きさとは逆に小さくなることで捕食から逃れ繁栄してきた。その結果象は絶滅した」や「人間もヘビのように脱皮して大きくなっていき人間の抜け殻はファッション業界が目をつけ改良しデザイナーの手で新たなニーズを作り出すことに成功」や「ゴキブリはスカベンジャーの役割を放棄し自ら食べ物を作り出し生活するようになってしまい地球上の生ごみの多くはリサイクルされる者を失い不法投棄されっぱなしとなり、地球温暖化へと拍車をかける」などなど、ある生き物のことを考えて実はこういう行動にはこんな意味があったのではないか?この生き物が生き方を変えたら他の生態系にどのような影響を及ぼすのか?などと誠勝手に想像してみる機会をもらった
これは面白いので是非皆さんも身近ないきものを観察して想像を膨らましてみると童心に返ったように夢中に想像が膨らんでいくでしょう‥きっと


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2018年09月01日

書評『文脈こそが知性である』

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今回のご紹介する本は、斉藤孝様の「文脈こそが知性である 」です

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「テレビのワイドショーなどの影響をもろに受けている人 相談役」
著者の方のプロフィール
「1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学文学部助教授」

まとめ
自分の思いを相手に伝えるとき、表現する言葉をいくつも持っていること自体問題はないように思う、むしろ強みになる
しかし、多くの言葉を持っていても、そしてその言葉を表現に使ったとしても、相手に伝わらなければ、相手が理解しなければ言葉を多く持っていることは邪魔になる場合があるようにも思う
伝える者は多くの言葉からコレだと思う最も表現に適した言葉を使いたがる、そして聞く者は何となくはわかるけどもはっきりとはわからない止まり
つまり相手のことを考えずに自分の表現を披露しているに過ぎなくなる
そうなってしまうと沢山の言葉達はフラフラと散っていき、同時に聞いている者も散っていく
つまりその場での会話に意味が全く存在しなくなってしまうのだ
言葉をいくら覚えても、その言葉を相手が知らなければ、その知らない相手の立場に寄り添った言葉選びが最も重要になってくる

言葉を知っている者が伝える立場ではなく、聞く立場にある時に私が思うことがある
この本にも書かれていてとても共感した
「何を言ったか」ではなく「誰が言ったのか」が重視されるのが日本の社会
日本の社会全体の隅々まではわからないが実体験として共感した
私が心掛けている事の一つ、「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか。そしてその言葉のみを自分の中で解釈し、必要であれば質問をして、さらに言葉との距離を縮めていく」
どうしても影響力のある人の言葉というのは、響きやすい
しかし深くその言葉について考えようとはしない人が多いように思う
「あの人が言ったから本当だよ!」や「あれだけの偉業を成し遂げてきた人ならではの言葉だね!」などその人以外のいわゆる凡人(私の含め)がその言葉を使っても聞き手には全く響かない
それはやはり人で判断しているにすぎないからだ
言葉は、その人物と切り離して考えることができる
誰が言おうと、言葉のみを切り取って考えてみる癖をつけるために今日も意識を改革中
そのためにも読書は外せない改革ツールだ
なにせ読書は相手の顔などわからなくても問題ないし、著者の経歴にすら興味を示さなくても十分言葉と出会うことができるから


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文脈力こそが知性である (角川新書) [ 齋藤 孝 ]
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2018年08月28日

書評『危機を突破する力』

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今回のご紹介する本は、丹羽宇一郎様の「危機を突破する力 これからの日本人のための知恵」です

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「順風満帆な経営者 海外に行ったことのない人 引きこもり」
著者の方のプロフィール
「1939年生まれ 伊藤忠商事名誉理事 全中華人民共和国駐在特命全権大使」

まとめ
書名通りのことも書かれているが、それよりも私が関心を示したのが世界の水問題に関する著者の知識だ
輸入肉に関する私の考え方は、なぜ国内の豚や牛や鳥に大きく貢献しないで海外の肉の輸入にばかり頼っているのか(スーパーに並ぶ肉の多くは海外だ)、それに関して私は国内のお肉はお金が高いという浅はかな考えから、だったら国内の畜産農家からのお肉を国ぐるみで日本国民に安く提供できるようにすればいいのに…というぐらいでしか考えていなかった、でもどこかで引っかかっていた、本当はそうではなくで別の何か理由があると思っていた
時々そのように考えてお肉を食べていた私はこの本で新たな考え方を得た

水問題が関係しているということに大きく納得をした
家畜を育てるために大量の水が必要だ(家畜の食べ物を育てるための水、家畜が飲む水、清潔に保つための掃除に使う水など)
今後さらに世界的に水問題は大きくなっていく中で日本の水問題の戦略、それは国内の水の確保のために日本は海外のお肉に頼っている
そういう風にとらえることができるのではないだろうか
国内で確保している水をなるべく減らさずに後世へと残すために海外の水を利用する
そして今後日本は少子化国へとなり、畜産農家を担う人材は減少していく
減少して国内需要に間に合わなくなってから海外へ頼っていては手遅れ(足元を見られ関税は高く決められ、海外から日本への輸出量も制限される)となる
そうならないために昔から日本のトップたちは戦略的に海外との関係を保っているのかもしれない、そう考えられるようにもなった

この考え方は自分の人生の見直しに大いに役に立つように思う
もっと俯瞰的視点に立って今自分の置かれている状況を判断してみましょう
実はこの事は別の事に繋がっているのではないか?という疑問を持つことはとても大切


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2018年08月24日

書評『いま自殺を考えている人のための哲学』

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今回のご紹介する本は、無所住様の「いま自殺を考えている人のための哲学」です

このような方にお勧めです
「この本を読みたいと思う人」
著者の方のプロフィール
「非公開」

まとめ
自殺を考えている人がこの本を読むかどうかに関しては全く?マークがついてしまう
もし近親者に自殺を考えている人がいることがわかっているのであればこの本よりも洋服をプレゼントした方が効果的かもしれない
しかも今のシーズンの洋服ではなく次のシーズンに着られる洋服を
例えば今が夏であるなら秋服をプレゼンする
そうすることでこの洋服を着れるシーズン(つまり秋)が終わるまで生きてみようか、という前向きな気持ちが少しは生まれてくる
しかしこの本を渡されても読む気はおろか前向きな考え方にならないだろう
もともと読書好きな自殺を考えている人に渡しても結果は同じに思う
文字の量が自殺を考えている人には多すぎるのだ
そして本が重い、読んでいて疲れてくるから困ったもんだ
別に本の悪口を言っているのではなく、自殺を考えている人にプレゼントする本ではないと私は本気で思っている
それでも自殺を考えている人が読んでみようかと思い立って自分の意志で手に取り読むことには否定はしない

この本の帯には「あなたが自殺をやめるチャンスがこの本の中にある」と大きく目立つように書かれている
私もまた自殺を考えたことがあり、この本を読んでいる時にも考えたことがあるほどに経済的に厳しい状況から抜け出すことができていない
しかしこの本を購入した目的は「自殺をやめたい」と考えて購入したのでは決してない
私がこの本を購入したのは表紙のこのおじいちゃんが気に入ったからに過ぎない

ちなみ本を読み終えた私が今後また自殺を考えたときこの本の内容を思い出して自殺を思いとどまろうとかいう知識は残念ながら私はこの本から得ることは出来なかった
だから自殺を考えている人でこの本を読む目的がこの帯の言葉にすがるような理由であるのなら購入を私はおすすめしない。特に経済的に厳しい私のような人には‥
なにせこの本の値段は3800円+税=4104円
この値段を使うのならもっと前向きになれる可能性のある事柄に使用することをお勧めする
例えば、食事だ。しかも自殺を考えている自分に使うのではない。自分以外に食事をご馳走してあげるのだ。自分が大切だと思う人にご馳走してあげればきっとその人は喜ぶに違いない。その喜ぶ顔を見ることの方がこの本を購入するよりも自殺をやめるチャンスがある、私は本当にそう思う

自殺という行為は絶対に良いとは言えないが、自殺を考えてしまうのを自分の中で無理やりに抑えることはしなくても良いのではないだろうか
思考を無理やりに抑え込むようではその先の反動に何か悪い結果が生れてしまうように思う
自殺を考えている人や元気のない人に向けて「死ななければ何とかなる」と、よく人はそれだけが正しいと思って相手へと投げかける
しかし「何とかなる」というのは何とかしようと行動したからに過ぎない
「死ななければ何とかなるが、何とかしよう動かなければ何ともならない」
と相手へしっかりと訴えかけるべきだと思う
そしてもし相手が「何とかしようとしなければ」、といわれてもそれが何なのかわからないし、できない場合、結局自殺に向かうしかなくなってしまうことを視野に入れたうえで出来るだけ一緒に考えてあげるべきだと思う
「死ななければ何とかなる」だけでは不十分で無責任な言葉になってしまうことを理解してほしい

生きることに前向きになれる何かを見つけられても、自分がそれに向かって行動を起こさなければ状況は変わらない
そんな私もこの書評を書いていることで少しは生きることに前向きにはなっている
本に感謝


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2018年08月20日

書評『なぜ人を殺してはいけないのか』

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今回のご紹介する本は、小浜逸郎様の「なぜ人を殺してはいけないのか 新しい倫理学のために 」です

このような方にお勧めです
「今を必死に生きている人 教育者 親」
著者の方のプロフィール
「1947年横浜生まれ 批評家 著書多数(無意識はどこにあるのか がっこうのげんしょうがくのために など)」

まとめ
皆さんはなぜ人を殺してはいけないと思いますか?
そしてそれを言葉で目の前の相手に合わせて伝えることができますか
正直私はこの本を読み終えても、伝えられるかどうか、そしてそれが果たしてその目の前の相手に最も最良の言葉であるかはやはりわかりませんでした
しかしこの問いには「人は人を殺してはいけない」という事を絶対的でありたいと思う私たちがいることが隠れている、そう私は感じます
絶対的でありたいと思う
絶対的という断言をしない、できないことこそがこの質問の最終終着点なのではないでしょうか
「殺人や戦争、ジャングル奥地の部族同士の抗争、そして死刑」など確実に人を殺す目的の行動と「医療ミス、事故、自殺」などの殺すことなど考えもしなかったが結果人が死んでしまった行動とがある
それらすべてに対しての答えを持ち合わせている人など存在しない
人間は感情を持つ生き物でそれは国や文化によって中身は大きく違ってくる
身内を殺されたら相手の身内を殺す文化が常識として根付いている地域、自爆テロのように無差別に命を奪うことが正義と考えている国民、自分の欲望のためだけにただ人を殺す者など本当に多くの命が奪われている
世界中のすべての人々が納得するような「人を殺してはいけない」答えは無いと断言できそうだが私は断言せずにこう答えてみる
「人間はどんな技術を駆使しても人を、車や洋服やお菓子のように壊してもまた同じものを作り出すようなことは決しできない。同じもの(特に命や生き方)を作り出すことができない以上壊して(殺して)はいけない」と


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2018年08月16日

書評『ヒロシマ』

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今回のご紹介する本は、井上恭介様の「ヒロシマ 壁に残された伝言 」です

このような方にお勧めです
「全ての人達」
著者の方のプロフィール
「1964年生まれ NHK報道局 報道番組センター社会番組部チーフ・プロデューサー」

まとめ
広島へ原爆が落とされた‥
原爆ドームの存在感、今現在でも戦争を知らない私たちに悲惨さを想像させ、日時を問ず読書(戦争関連)は戦争について考る機会をくれる

現在コミュニケーションの方法はどんどん増えている
メール、ライン、TwitterやフェイスブックなどのSNS、もちろん手紙やハガキもある
過去にさかのぼり、戦時中の日本はどうだ?
誰もがわかりきっていることだが今現在のようにネットなどなく、ましてや携帯?ポケベル?誰もが想像にすらしていなかったことだろう
原爆が投下され生きているか死んでいるかもわからないほどに離れ離れになってしまった者達に残された生存の確認をする機会は手書きのメッセージか言伝でしかない
手書きのメッセージは手紙とそして、人の集まる場所にある伝言板だ
伝言板は書ければどこだっていい、しかし重要なのは人が集まる、ということだ
人が集まれば集まってくれるほどに本人に伝えたいと必死に描いたメッセージが本人ではなくとも他の人を通じて伝わる可能性が高い
もちろん見る人の人数が多ければ本人に見てもらえる確率も上がる

もし自分が戦時中の広島、原爆が投下され家族と離れ離れになり、被害が比較的少ない最も近い学校へ行って家族へ伝言を書き記すとしたら一体どのように書くだろうか
メッセージの内容をしっかりと考えるというよりは、そのようにすれば我が家族が、そして我が家族の関係者が私の書いたメッセージをいち早く探し出せるか、見落とさないかを一番考えるのではないかと戦争を全く経験したことのない私は思ってしまう
見落とさないか、というのはこの本を読んでいて私が思った一つなのだ
多くの人がメッセージを書き、多くの人がそのメッセージが自分の身内であることを祈りながら探しに来た
数多くのメッセージの中から、生きていてほしい大切な人のメッセージを探し出すのは大変な緊張感だったに違いない
その緊張感の中、見落としてしまう人は必ずいたに違いない
そしてもし私がメッセージを書くものであったならば、見落とされないための工夫を必ずしたに違いない
しかし大きく書いてしまえば他の人の書くスペースを奪ってしまう
大きさではない書き方や字の癖、それに加えてチョットした絵を描き直ぐに気がついてもらえるように見落とされないような工夫をする

そしてさらに見落とされないようにするための工夫として一か所だけに終わらせない、これも重要に感じる
実際に広島原爆の後、メッセージを書き記す者もメッセージを確認しに来るものも共に一か所ではなかったのではないかと思う
一か所にしか書き記さなかった者もいたかもしれないが多くの人はより多くの場所に書き記したに違いない
なによりも探す者、つまり希望を捨てない者たちは最初の場所にメッセージがなければ必ず次の場所へと移動する
そう考える私は複数の場所に自分の生存メッセージを書き記すだろう

小谷中広之は生きている

今、あなたは空を見上げて何を考えますか?


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2018年08月12日

書評『思想なんかいらない生活』

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今回のご紹介する本は、勢古浩爾様の「思想なんかいらない生活」です

このような方にお勧めです
「哲学好き 言葉にすがり付いて生きている人 ポジティブ者」
著者の方のプロフィール
「1947年大分生れ 評論家 エッセイスト 著書多数」

まとめ
私から読書を取り除くことは出来ない。間違いない
しかし、この本を読んでいると読書を完全にやめてみたら、言葉に頼らずに生きてみたらどうなるのだろうか?ともう一つの道を考えてしまった

本に触れれば触れるほどに言葉と出会っていき、その言葉達は脳に記憶され、人との会話に大いに役に立つ
本を読み始めてから多くのお客様に言葉の使い方が上手だとほめていただく機会が増えたことは私自身が実体験している
しかし「だからどうした?」と言われれば何も返す言葉が出てこない
言葉をたくさん覚えてみても生活水準は一向によくはなっていないのも、私自身が実体験している現状
本を読んでいるときに言葉と出会い、その言葉によって鼓舞されたり、やるぞ!!、などと気張ってはみても行動へとは繋がらない、そして繋がらないことをしっかりと把握しようとせずにまた別の本を読みだし、この繰り返し‥そして現在‥次は未来へ
本を読むこと自体は悪いことではない、そう信じたい
しかし、私のように欲の多い人間は本を読むことで自身が変わり始め、その変化がやがて収入に結び付いていき、なりたい自分に近づいていく
そんな期待を本を買う時、読む時に必ず持っている
それでも行動が変わらない限り自分が望んでいる場所へとは言葉達は導いてくれはしない

果たしてこのまま読書を続けていてよいものなのか?
自問自答は続く
本を読むことは甘えなのか?本を読まないことは自立なのか?
自分が大切だと思い継続している習慣に「だからどうした?」や「だから何?」という疑問をぶつけて、習慣を見直してみるキッカケもいただいた
これについてはこの書評をかいている後に早速始めてみようと脳みそが動き出している


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2018年08月08日

書評『クマにあったらどうするか』

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今回のご紹介する本は、片山龍峯様の「クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 柿崎等」です

このような方にお勧めです
「山を知らなきゃいけない人(特に登山や山に山菜取りや釣り、キノコ狩りやもみじ狩りに行く人など)」
著者の方のプロフィール
「1942年東京生まれ ディレクター アイヌ語に関する研究者」

まとめ
山を知らなきゃいけない人達へ
この本を読んだからといって山をすべて知れるわけではないが、山には多くの生き物が生活している
どんな生き物だって同じだと思うが自分の生活している場所に無断で知らない者が入ってくれば冷静ではいられない
冷静ではなくなった感情は、その場から逃げろ!!という指示を出すかもしれない
山の中で人間が急に入ってきたときにそのような行動をすると考えられる野生動物は、ウサギ、鳥、鹿、アナグマ、タヌキ辺りが直ぐに思いつく、しかしこれらの野生動物たちもいざとなればこちらに牙をむき出しに立ち向かってくるかもしれないため、決してなめてはいけない
なめるもなにもむしろこちらが恐怖に包み込まれてしまう、そんな山の野生動物の代表である熊についてアイヌ民族最後の狩人の方の体験談とその恩恵ともいえる知恵を知ることができるのがこの本だ

少し話は戻るが冷静ではなくなった感情は、ほかにどのような行動に繋がるか
熊の生活圏内にいつの間にか足を踏み入れている事すら考えず、山菜取りなどに夢中になり気づいたときにはクマがもうすぐ近くに!!そんなときの熊の冷静ではなくなった感情は逃げるという選択肢ではなく、目の前のソレと戦うという選択をとることに違いないと思っておいた方がいい(というよりも多くの人は思っているに違いないが、それでも年間多くの人が犠牲になっている)
戦う選択肢をとったといっても直ぐに襲ってくるわけではないそうだ、やはり熊も人間を見て恐怖になり、しばらくこちらの様子をうかがう
このうかがわれている時に我々であってしまった人間はどのような行動をすればいいのか
まず絶対にやってはいけないのが出会った瞬間にすぐに逃げ出すこと
熊は逃げる者を追いかける習性があるため決して逃げてはいけない
ではどうするのか?アイヌ民族の知恵がそれを教えてくれる
しかし襲ってこない熊ばかりではない。突然襲ってくるクマもいる。そのすぐに襲ってくるクマは過去に人間を食べたことのある熊か、人間の食べ物(誰かが過去に与えたか、襲った時にリュックの中から食べたか、人間が捨てたゴミの中にまだ食べられるものがあったか)の味を覚えてしまったか
要はもう人間を恐れてなんかいない、人間は自分よりも弱いと判断しきっている熊たちが直ぐに襲ってくるそうだ
そんな時はどうするか?…アイヌ民族の知恵がそれを教えてくれる


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