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2018年10月23日
書評『海賊の文化史』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、海野弘様の「海賊の文化史」です
このような方にお勧めです
「船乗りとは違う海賊から見た歴史を知りたい人 ワンピース好き」
著者の方のプロフィール
「1939年東京生まれ 評論家 作家 著書多数(秘密結社の世界史 ヨーロッパの幻想美術 世界陰謀全史など)」
まとめ
海賊全盛期時代に自分がいたら、どのポジションにいたのだろうか
今まで考えたことはなった、漫画ワンピースを読んでいても、映画パイレーツオブカリビアンを観ていても、ただ物語に飲み込まれ観ることしかなかったが、そこはやっぱり文章のみの本の魅力、考えさせてくれること
歴史に名が残るほどの海賊になっていたのか?いやそれは無いな、階級的には下の方に位置していたのではないかと思う、むしろこの本にも紹介されている「ダンピア」に近い動機で海賊の仲間入りを果たしたに違いない、世界をこの目で見まくりたいと
そのためのし上ったりという願望は海賊に染まるに連れて出てくるが自分の命と時間を削ってまで続けていいものなのかを途中で迷いだし、何とかうまく海賊から足を払い、自分が心から気に入った島(海賊とは友好的な島)に移住して余生を過ごすかと思いきや、世界を旅したいという願望は消えずに移住した島から一艘の船をかっぱらい、航海の旅に出て嵐に巻き込まれ消息を絶つ…と思いきや幸運にも流れ着いた島が異国の日本。そこで巡り合った人物が自分をとてもよくしてくれ、徐々に日本に慣れ親しみ日本人女性と結婚をして子供をもうけ家族ができる。日本文化に染まりながら自分が旅してきたことを本にまとめながら余生を過ごし、日本で生涯を終える
後にその本は日本の航海の歴史に大きく貢献する
とかなんとか考えてみた、結局海賊での障害はまっとうせずに別の道を進もうと奮闘して生きていくのだと思う
皆さんも想像を膨らませてみてはどうだろうか?結構面白いはずだ、私は面白かったが
日本の海賊文化はきっとあったのかもしれないが歴史に残し語り継がれるようなモノではなかったのだとも読んでいて思った
海に囲まれた島国日本に海賊がはびこらなかった個人的最大の理由は、やっぱり武士が大きく関係するのかと思う
もちろん鎖国制度も関係したかもしれないがそんなもの海賊から見たら関係ないモノで終わっていた、それを超えて侵略しようとした海賊たちから日本を守ったのは志ある武士たちだったに違いない
その戦いを勝手に想像するだけでも面白い画が浮かんでくる
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
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2018年10月19日
書評『幸福者』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、武者小路実様の「幸福者」です
このような方にお勧めです
「尊敬する人物がいない人 高齢者 尊敬されたい人」
著者の方のプロフィール
「1885年5月12日東京生まれ 1908年に最初の単行本「荒野」を出版 明治生まれの作家」
まとめ
この本との出会いは私の仕事であるリフォーム業のお客様からいただいた20冊ほどの本の中の一冊で、お客様にもお伝えしたがここでもう一度お伝えします
「いただいた本の中で私にとっては興味が湧きそうにない本は読まずに図書館へ寄付します」
20冊ほどいただいた本の中で興味の湧いた本は5冊ほどで、他は全て私の地元の図書館へと寄付させていただきました
その興味の湧いた本の中でも一番私が読みたいと思った本が今回ご紹介する「幸福者」
「幸福論」ではなく「幸福者」であることと明らかな古書感が漂っていたこの一冊はとりわけ興味を湧きたててくれた
武者小路実、という人物を私はこの本を読むまで知ることはなかったが読み終えるうちに著書の経歴を知り、また小説作家としても有名であることを知った
明治生まれの作家で、「幸福者」の最初の単行本は大正8年9月10日に発行されていて、読み終えてその時代を想像しながら師の言葉や思いを回想してみても、師の生き方は現代にまったく通じるものであると感じる
本を読む時は基本的に始めのページから順番に読んでいくのが私の読み方なので今回の本も最初のページから読んでいたので、この本がいつの時代に書かれたモノなのか?小説なのか自伝なのか?はっきりしたことを知らずに読み始めた
読んでいて割と早い段階で気が付いた(勘違いだったが)ことは、これは自伝なんだろうな。ということと、よくこんなにも師の言葉を覚えていられるもんだ、師のがしゃべっている時にメモでも取りながら出ないとここまで覚えていられないだろう、もしかしたら昔(いつの時代かはこの時点ではわかっていない)人は記憶力が今の時代の人とは比べられないほどに優れていたのか?
こんなことを考えながら読み終えていくと、解説でこの本は作品であることがわかった、つまり小説であるという事だ。そして大正時代に書かれた作品であるという事も同時に知る
その時代の武者小路実の思いが込められた「幸福者」、それに登場する師の思いを現代の高齢者の人たちが担い、迷える若者たちを導いてほしい…私はこの本からそう感じ取った
「幸福者」の内容ももちろん良いがこの本にはもう一つ隠れているその時代の背景を物語る文章に出逢える
それが最後の方のページ(220ページ)、本の出版会社角川文庫角川源義さんの発行に関しての文章だ
1949年に書かれたこの文章には戦後の日本の復興への思いが短い文ではあるががつづられている
是非この文章を読み飛ばさずに読んでいただきたい
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年10月15日
書評『地球をこわさない生き方の本』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、槌田劭様の「地球をこわさない生き方の本」です
このような方にお勧めです
「主婦 作業員 開発者」
著者の方のプロフィール
「京都大学工学部助教授を経て、元京都精華大学教員」
まとめ
買い物をするときに心がけるべき、いくつかの心得
1「本当にそれが心から欲しいものなのか?」
2「これを買うことは投資になるのか?それとも消費なのか?」
3「これを買うことが浪費になるのであればこの買い物はやめるべきだ」
4「これを購入するということはどれだけの人達のお世話になるのか?そしてどれだけの人の生活に貢献できるのか?」
私はこれを常に考えながら買い物をしたいと思いつつも、つい忘れてしまい後で浪費だと気づくときが多々あるがこの本を読んで今一度買い物、買うものというのを意識させられた
多くを持ち、多く消費する生活スタイルをカッコいいと勘違いしていた昔の自分を思い出し、その当時の自分は流行で、さらにそれらをいち早く持つことにステイタスという名の幻を手に入れていた
しかし個人的な様々な経験や苦悩、そして多くの書物との出会いによって上記に書いた心得を日々取得しようとしていた中でこの本と古本屋さんで出会った
本を買うことは基本的にためらうことはない、全てが投資だと考えているためだ
その投資がどんな結果に結びつくかは読んでいる時にもその後にさっぱりわからないことだらけだが気づかない場面や瞬間にそれらは結果を出してくれているはずだと信じている
ゴミ問題は日本に限らず全世界が問題を抱えているか、抱えることになるが、この問題は国という大きな問題だけではなくもっと小さな私達一人ひとりにも当てはまってくる
先ほど少し本についてお話ししたが私は7割が読み終われば手放す
手放すと言うのはどういうことかというと、古紙として工場にまとめて売りに出し、リサイクルしてもらう目的という意味で手放すのだ
読んだ本を図書館や学校に寄付したり、古本屋さんやバザーで売りに出したりもしたいがそれは叶わないことだろう
私は本を読みながら、その時思ったことや感情、そして案などをそのページにメモ用紙代わりに書き記し、文字だけではなく絵を描くことが好きな私は絵も描いてしまっている
つまり落書きだらけの本に仕上がってしまうし、その本一冊は必要ないが重要だと思うページや落書きしたページなどは破ってとっておく癖がある
こんな理由からわかる通り、まず自分以外がその本を見ても何のことだかわからないだろうし、集中もできない。ましてや落書きだらけのページが無い本など誰が必要とするのか?
だから私は古紙として売っている
売ったとしても売値の変動で変わるが過去最高は500円くらいにはなった
その500円を元手に古本屋でまた本を購入するサイクルは出来上がっていることは我ながら自分をほめたたえている…
本に限った話ではないができる限り手放すときのことを考えて物を買うことは大切だ
「これをきれい(大切)に使えば売る時に値段がしっかりつくはずだ」
「これであれば使用している間は自分を好きになれる(または自信が持てる)。そうすれば愛着がわき長い間使用できるから、これと同じような類のものを欲しいと思うことも無くなり、もし手放すときが来たとしても市場での需要は少なからずあるだろうから欲しい人がいたら譲ろう(大切に使ってくれそうな人であればなおさら)」
などと考えて購入してみよう、つまり廃棄処分せずに、ゴミにしないことが第一の必須条件なのだ
もちろん消費物に関しては別の考え方になるが自分が心から欲しいと思うものを購入する際には絶対にこの考え方をもって購入すれば、ごみ問題にも大きく貢献していくことは間違いない
まずは簡単に捨てないこと、直ぐに飽きのくるようなものに手を出さないこと、レンタルで済むのであればレンタルに思いっきり頼る
これらはゴミ問題だけにとどまらず、節約という自分の財布にも影響してくるのだから
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年10月11日
書評『人を動かす』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、デール・カーネギー様の「人を動かす」です
このような方にお勧めです
「個人事業主 一人で仕事をしている人 他人との接し方で悩んでいる人」
著者の方のプロフィール
「1888年生まれ 人間関係の先覚者として名声を博す」
まとめ
「道は開ける」に次いで「人を動かす」はカーネギーの書では二冊目となる
私が読んだこの二冊がカーネギーでは最も有名な書であろう
ビジネス書ではかなりの確実でカーネギーはお勧めの一冊となっている
もちろん私もそう読んでいて思う
しかし、全く関係のない例えば主婦や学生にもこの本はためになるに違いない
人は自分以外と何かしらの関わりをもってしないと絶対に生きてはいけない
買い物、友人、仕事関係者、修理業者、配達業者ももちろんだが直接会話をしない空間つまり電車内、エレベーター内、散歩中に至るまでそこには必ず他人が存在している
そこには必ず意識しなくともストレスが生じてくる
そのストレスを軽減すれば、もっと自分の人生が有意義になることは私が言わずとも皆わかっているはずだ
ではどうすれば有意義に暮らせるのか?
それをこの本から読み取ってほしい
読み終えて、いや読んでいるそばから人と接したくなってきてしまう
現に今も同じように人と接してみて、この本の中で今の私にとって必要であろうと思われる心の持ち方や、人との接し方を実際に意識して行ってみたいと思う
それらが直ぐに結果が出るなんてことは全く期待していないがこれから先、生きていくうえで宝くじで当選する確率よりも確実に高く有意義な生活が送れるだろう
私がそうであればあるほどそれは周りに知らぬ間に派生していき、家族や友人たちもまた私にとっても相手にとっても良い変化を与える機会を与えていくだろう
相手を変える前に自分を変えることが最も簡単で最も誰も嫌な思いをすることなく、環境は自分にとって良い方向へと変わっていく
この本に限らず、本から一つでも学び行動に移すことが出来るのなら、それは素晴らしいことだ。そしてとくにこの本はそういった意味でも私にとっても皆さんにとっても必読となる
人の立場に身を置く
人を動かす三原則の三項目
「人を動かすには、相手ののぞむことがらを考えて話すよりほかに方法はない」
目の前の相手が今何を望んでいるのか?それを考えながら接する
接する時間が数秒であろうと数時間であろうと考えながら接していく
欲しいモノ、例えば車だったら、今この人は自分の欲しいもので頭がいっぱいだろうから、本題とは違うが車の話で盛り上がってみよう、でも自分は車に詳しくない、そうであれば勉強のつもりで相手に車について思う存分話をしてもらおう、そうすれば私は勉強になり、相手は好きなことを思う存分話すことで少しは頭がすっきりし気分がよくなるだろう、今日のところは本題よりも相手に思う存分好きなことをしゃべってもらい後日また本題の話をすればいいだろう、急がば回れだ
また、相手が何か悩みを抱えているようであれば、力になれるかわからないが悩みを聞いてあげる
きっと人は、自分の好きなことをしゃべっている時が一番ウキウキし、それを面白そうに聞いてくれる人を大きく信頼するだろう
それに、悩みを真剣に聞いてくれる人には悪い印象は決して持たないだろう
だから私は思う
この二つ、つまり「好きな事」と「悩み事」の両方、または片方を聞き出すことが出来れば確実に相手は自分に不信感を抱くことはない
これを今後は意識して人と接していくように心がければ確実に人生は明るくなっていくだろう、そう私は期待していく
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年10月07日
書評『男の作法』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、池波正太郎様の「男の作法」です
このような方にお勧めです
「男を見る目がないと思っている女性 子を持つ父親 多趣味な人」
著者の方のプロフィール
「東京浅草生まれ 「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」などでも有名」
まとめ
何だか久しぶりに当たり前のことを当たり前のようにできていない自分を見つめなおした
特に見つめなおすに至った言葉は「一つのことをやる時にね、どうせやるんなら、『自分だけじゃなくて、もっといろいろな人の利益になるようなことはないか…』という事を先ず、考えたらいいんだよ」
何をするにしてもこれを意識してみよう、いやこれは近江商人の有名な言葉「三方良し」と同じじゃないか、古くから言われている当たり前のことがやはり時々しか出来ていない自分がいる、見つめなおし正し行動一つ一つにそれを意識して行っていこう
もちろん全てできるわけではない、しかし今まで100のうち10意識的に行ってきたとしたら今後はそれを少なくとも倍の20意識して行う
そして今後またそのことが忘れかけてきたときに別の本かもしれないし、この本を読みなおした時かもしれないが、20だったものを倍の40にできるような男になっておくことも、全ては倍の20にできるかどうかがカギになる
缶ジュースを買った時、その時点で飲料メーカー関係者に超微少だが利益になる。それだけではなくきちんとその空缶を分別することでゴミ処分業者はその缶をまとめて売りに出し利益になる。さらに缶を買い取った業者は加工し新たな商品へと変わり、その商品を誰かがかうことで業者に利益が生まれる、そう考えて販売機やコンビニなどで飲み物を買ってみるだけでも20に近づくはずだ
小さなことからコツコツと始めてみよう
もう一つ当たり前のこと改めて意識して生きてみようと思った言葉がある
「人間は死ぬ…」
これもまた当たり前だがそれを毎日意識して生きている人は多くはないはずだ
私も同じで、時々他人の死に関わった時(葬式や悲しいニュースやそのような会話など)ぐらいしか考えることはなく、その後もしばらく(大体24時間くらい)は考えるが徐々にフェードアウトしていって考えなくなっていく
考えなくなってしまう!?そうではないはずだ、生き物はすべていつ死ぬかわからない
それは絶対的な真実なのだから毎日意識して生きることが大切なんだ
四六時中意識して生きることは確かに難しいだろう、だったら一日の始まり(起床後)と一日の終わり(就寝前)の二回だけでも意識してみよう
それだけで少なくとも行動一つ一つが改められる機会を与えられることだろう
いつ死ぬかわからないのに今自分はこれをしていていいのだろうか?と自問自答する機会を
もう一度この本を読み直すときは、お酒を呑みながらほろ酔い気分で読みたいな
なにせ文章の書き方がしゃべりかけてくれているように感じる
そんなところも勉強になる本だった
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年10月03日
書評『人間の土地』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、サン=テグジュペリ様の「人間の土地」です
このような方にお勧めです
「見知らぬ地へと旅したいがそれができない人 挑戦を戸惑っている人 フランス文学」
著者の方のプロフィール
「1900年フランス生まれ フランスの作家 操縦士」
まとめ
読み始めの印象は「句読点」がやたらと多いことで読みにくかった
なんでこんなにも句読点を使うのかいまだにわからない
翻訳した人の意図(何のために?)なのか?本国フランス語の本でもこのような表現の仕方なのか?ん〜この本を読んだことのある人に今後であったらこのことについて聞いてみようと思う
まぁ読んでいくと慣れてくるが…
8つの章に分かれていて最初の章「定期航空」に出てくる言葉を何度も読み直しては自分に言い聞せていた私。「雷雨や、濃霧や、雪などが、ときどききみに難儀をさせるかもしれないが、そんなとききみは、自分以前にこれに出会った人たちのことを思い出すのだ。そして自分に言ってきかせるのだ、他人がやりとげたことは、自分にも必ずできるはずだ」
他人がやり遂げたことのない大きなことに挑戦しようとすることではなく、他人がやり遂げたことは自分にもできるのだということを自分自身に言い聞かせた
やり遂げている道中は、もちろん他人には起きなかった事態が自分を襲ってくるかもしれない、しかしそれは先に成し遂げた人たちも同じ事、君ならできる、君ならきっとできる
そう希望をもらった
「救いは一歩踏み出すことだ。さてもう一歩。そしてこの同じ一歩を繰り返すことだ」
これは別の章で出てくる言葉だ
自分を救うのは自分しかいない。自分以外の何かを待つのではなく、一歩踏み出す
自分の目指す目標に向かって一歩、また一歩と踏み繰り返す
そうすることでしか救われることはない
直ぐに結果は出ないものといわば諦め、一歩一歩と歩き出す
もし、躓き転がって、地べたに体がくっついたままでは石になってしまう
石になってしまわないように起き上がり、一歩また一歩
その石は自分が歩き出した結果躓いたのだ。その石は動き出した自分を邪魔しようとする者達だ。前進することをあきらめその場で石になってしまった者達なのだ
躓き立ち上がり前進したという事は、諦めたその石たちよりも前に進んだという事だ
どうしても自分以外に救いを求めてしまうがとにかく動く、石になることもなく、足踏みすることもなく前進する
さぁ歩こう、道はどこまで続いているのかわからないのだから
このような自分を勇気づけてくれるような言葉達が多くこの本には書かれている
自己啓発本も悪くはないが「人間の土地」、これを読んで自分なりに考え解釈し行動へと結びつけることの方が一歩前進するように思う私です
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年09月29日
書評『動物行動に学ぶ人間学』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、戸田修一様の「動物行動に学ぶ人間学」です
このような方にお勧めです
「実業家 経営者 マーケティングや企画関係者 生き物好き」
著者の方のプロフィール
「1950年愛知県生れ 生き物好き 農業や食料問題も詳しい」
まとめ
生き物関係の本は私の読書本達の中でも3割強を占めている
大抵はどの本も絶対に面白い
もちろん同じようなことが書かれていたりもするがそんなことは私にとっては復習するようにまた読んでしまう
そんな私にとっては、この本の中で紹介されている内容も過去に読んだ(もちろん全てではない)ことがあるがそれでも、その著者によって伝え方が微妙に違っていたりして、これまたこの本も面白い
その生き物の特徴を伝えて、その特徴を人間社会と比べながら、経済のことも経営のこと知ることが出来るのだ
どの本も読みながら気になった文章や、気に入った文章などは必ずペンでチェックを入れているが、この本はチェックだらけで、そのチェックした文章をもう一度読むだけでも時間がかかりそうだ
変化をしないことで生き延びている種、変化を繰り返すことで生き延びることに成功している種、それらを読んでいて私自身はどちらを選択することが自然なのか?
多くの本を読んでいることで誠勝手に変化(小さな)をしていると思い込んでいる私は変化を繰り返すことで生き延びることが出来ているのか…と
しかしそれは自然界から観ると変化と呼べるほどのことなのか?
この本を読んでいて思う、間違いなく呼べないだろう
それでも読書は続けていく、もしかしたらこの先変化をするために必要なツールとなりうるから
植物のように食べさせることで種を繁栄させていくのか、昆虫や動物などのように食べることで種を繁栄させていくのか
つまり仕事をやってもらって生活を豊かにしていくのか?仕事を自分がして生活を豊かにしていくのか?
地球を見ればわかる、仕事をやってもらった方が豊かになるだろう
そう、植物のように自らは動かず食べられることで繁栄していくように、何よりも今窓越しに庭が見えるが目につくもので最も多いのはやはり植物だ
植物たちの繁栄はあちこちで確認することが出来る
あの砂漠でさえサボテンたちが動かずに反映している(もちろん水に恵まれている地域と比べれば雲梯の差があるが)
自分は自分のやりたいことをしながら、生活に必要な、それ以上のお金を人が仕事をしてくれることで得られるのか
植物にも学ぶことはまだまだたくさんありそうだ!!
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年09月25日
書評『時計の科学』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、織田一郎様の「時計の科学」です
このような方にお勧めです
「時計に関する仕事についている人 時計の歴史を知りたい人」
著者の方のプロフィール
「1947年生まれ 慶応義塾大学法学部法律科卒業 著書多数(時計の針はなぜ右回りなのか 時と時計の雑学辞典など)」
まとめ
読み終えた感想は、腕時計好きの人にはお勧めは出来ないかもしれない、ということ
しかし、時計に関する仕事についている人、そして時計の歴史を知りたい人にはお勧めできると思う
私個人は腕時計好き(懐中時計も含む)、の部類ではあるが実際に持っている時計は二つしかない…単純に買うお金のない憧れを抱いている人間だ
しかもその二つの時計は、一つはG‐SHOCK(¥8000程)でもう一つはセイコーのシャリオ(¥31500程)
欲しい時計はいくつかあって、ロンジン、オメガ、ロレックス、ブランパン、ジャガールクルト、ヴァシュロンコンスタンタン、パティックフィリップ
それぞれに欲しいと思う個人的理由がある
例えばオメガならスピードマスターで、腕時計としても初の月に行った歴史を持っている
今、前澤さんが月に行くことが有名となっているが私も一般人として月に行ってみたいと思っていて、その思いがオメガのスピードマスターへと向けられる
このようにそれぞれに思い入れや夢が詰まっている腕時計や懐中時計を所有たいというが願望だけは膨らむがお金は膨らますことが出来ていない
それでもいつの日か所有したいと願う私は時計関連の本を読むことで知識をつけておきたい、それに本なら私でも買うことが出来る
沢山の腕時計や懐中時計の歴史や文化、その時代の役割を知ることで少しでも、心から欲しいと思う時計たちに近づきたい、そういった思いからも時計の本は私には必要だ
本を読まずとも欲しい腕時計や懐中時計がある人は実は多いと私は思っている
なぜその腕時計でなければならないのか?なぜその懐中時計じゃなきゃいけないのか?それらをもっと自分自身に知らせるためのモノでは実はこの本は無いというのが本を読み終えた感想の大きな一つだ
だから腕時計好きの人にはお勧めできそうにない
もちろんそれでも、ほかの時計関連の本には載っていない知識を得ることは出来る
なぜ時計の文字盤は12〜なのか?なぜ0〜ではないのか
ハト時計の原型はもともとはカッコウだったが、なぜ日本ではハトが主流となったのか
火時計や線香時計や花時計などの全く知らなかった時計たち
などなど、知らなかったことが書かれている、その辺りなどとても面白かった
さて、次はどんな時計の本に出合う事だろうか
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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2018年09月21日
書評『神さま!大成功する方法を』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、大木ゆきの様の「神さま!がんばるのは嫌ですが、大成功する方法を教えてください!」です
このような方にお勧めです
「心が不安定な人 不調の時期にいる人 言葉で元気づけられたい人 自分のルールに忠実すぎる人」
著者の方のプロフィール
「小学校教師 コピーライター スピリチュアル 著書多数(神様に任せて、勝手にお金が流れ込む本 世界で一番楽チンな奇跡の起こしかた、宇宙におまかせ!)」
まとめ
「歓ぶ」それにこそ最も自分が大成功する可能性が高い
自分が何をしている時が心の底から楽しいと思うのか?
自分が何を考えている時が心から楽しいと思うのか?
それらを常に突き詰めていく
一分一秒も無駄にしないように
そう自分自身に訴える様にこの本を読み終えた
大成功というものは人によって全然違うことはだれもが理解している
が、どうしても収入に目がいき、さらに時間を多く持っている人たちこそが成功者というふうに考えてしまうが実際は違う…そう心の底から思うためにはたった一つの重要なことを意識して生きることが大切なのだろう
「歓び」どんなに辛くとも、苦しくともその道の先に、いや今歩んでいる自分の道が自分にとって最も歓びに繋がっている
ただただ働いて、働いたお金を苦しんだ自分への反動のように浪費していく
そして、結局はそんなにも苦にして働いていたお金はあっという間に消えていく
もちろん貯金をして大きな買い物をすることを目標にして身を粉にして働いても悪くはないが大きな買い物をした瞬間にそのお金は消えてしまう
いったいなんのために働いているのか
大きな買い物は物として残るかもしれない、でもそれは瞬間的な楽しみでしかないのではないか?
物以外に残ったものはあるのか?得られたものはあるのか?その大きな買い物は次のお金を生み出すサイクルを持っているのか?それを所有することでさらにお金は消えていく循環を作り出していないか?
自分が最も歓ぶことを生業として得られたお金で購入した物は、確実に自分をさらに喜ばせるような機会を多く与えてくれるに違いない
やりがい…とは「自分が最も歓ぶ事」なのではないだろうか
歓びから得られたお金はさらなる喜びへと導き、さらに収入が上がり、さらに歓びのためにそのお金を投資していく。この循環に入る人こそが私にとっての大成功なのかもしれない
どうせ悩み苦しむのなら「自分が最も歓ぶ事」に向けたい
そう考えずにいられなくなるのがこの本を読んだ私に一番大きな感想だ
そしてもう一つ、結構心が軽くなるのもこの本の魅力だ
一度自分が創り出した自分との約束を破ってみるキッカケもいただいた
そして実際に破ってみた…
なんてことなかった、なんであんなにも頑なに自分を創り上げようとしていたのかバカバカしくなってしまった
これに関しては別の機会でコラムに載せることにする
https://blog.goo.ne.jp/cycleair
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
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2018年09月17日
書評『ありがとう実験動物たち』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、太田京子様の「ありがとう実験動物たち」です
このような方にお勧めです
「医療関係者 動物を愛する人 命の尊さをより深く知りたい人」
著者の方のプロフィール
「1948年東京生まれ 日本女子大学文学部卒業 著書多数(人はクマと友だちになれるか? 100グラムの命 他)」
まとめ
実験動物たちのお世話をしている人がいることは何となく知っていたが、実際に文章で触れてみて、人間のための動物のお世話をすることに自分の人生を捧げている人への敬意と私たちの生活をよりよくするために自分の命をささげている動物たちに感謝をもっと意識しなければならないことを痛感した
実験動物となる命に重い軽いの判断するべきではないことは重々わかってはいるものの、この本を読むまでは例えばお酒の席や、子供たちとの会話の中でのみ動物実験についての話が出たことはなかった
そしてその内容といえば、食べ物を粗末にしてはいけない。という事のみで動物の命の大切さを話し合っていた私が情けなく思う
これまでの私の動物実験での知識(様々な本)は、その対象は多くはマウスであって、他には馬、サル、犬であった
ブタがその対象動物であったこともこの本で知ることとなった
ブタは主に食用としてでしか考えたことはなかったが、豚にはもう一つの実験動物としての役割もあったのかと思うと特にブタは人間のために生きているようなもので、何とも言えない心境になる
動物実験で幸運にも生き延びる命が出ることがあるという
過去(著者体験)にブタが一頭だけ生き延びることがあった時の話が載っている
体重制限や年齢制限などがその対象となる動物たちに設けられていて、安楽死(実験後ほとんどすべての動物たちはこの道をたどる)等を免れ実験動物としての対象ではなくなってしまった動物もまた安楽死という選択をされる
しかしこれを何とかしようと動き出した著者は幸運にも生き延びたブタを安楽死という選択をされるまでの時間を利用し、里親探しをはじめ見事に里親が見つかったのだ
これも読んでいて、保健所に保護され殺処分を余儀なくされる動物たちを思い出した
別に悪いことではないのだがペットショップで動物を購入する人たちがいる中で、保健所へ足を運び里親となる人たちがいる
里親となるべく引き取りに行く人たちはそこできっと多くの動物たちを知るはずだ
そしてその中から一匹、または数匹を選ばなければならないだろう
それでも選ばれた動物たちは生きることができ、もちろん選ばれなかった動物たちは殺処分となる
殺処分の対象となる動物たちもまた、動物実験の対象としてはできないのだろうか?
もちろん衛生管理の行き届いた実験施設に野良たちを入れるわけにはいかないことはわかるがせめてただ単に殺処分をするのではなく、人間本位で大変申し訳ないが今後の医療に貢献させてあげることは無理なのか!?人間の医療に貢献と同時に、その動物たちと同じ種の今後の医療にも同時に貢献できる手段はないのだろうか(知識不足で申し訳ない。もし知っている人がいたら教えてほしい。よろしくお願いします)
保健所に引き取られた動物たちで里親が見つかることができずにいた場合、動物実験対象となり、さらにそれを生き延びた動物たちは新たに里親に見つけてもらうチャンスが与えられる
残酷にも思えるかもしれないがこのようなサイクルが出来上がっている事、もし出来上がっていなければ今後出来上がってくれることを祈りたいと思う
里親探しで保健所に行く人たちへ、動物実験で幸運にも生き延びた動物たちも里親を探していることを知ってほしい
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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