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2018年10月19日

書評『幸福者』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、武者小路実様の「幸福者」です

このような方にお勧めです
「尊敬する人物がいない人 高齢者 尊敬されたい人」
著者の方のプロフィール
「1885年5月12日東京生まれ 1908年に最初の単行本「荒野」を出版 明治生まれの作家」

まとめ
この本との出会いは私の仕事であるリフォーム業のお客様からいただいた20冊ほどの本の中の一冊で、お客様にもお伝えしたがここでもう一度お伝えします
「いただいた本の中で私にとっては興味が湧きそうにない本は読まずに図書館へ寄付します」
20冊ほどいただいた本の中で興味の湧いた本は5冊ほどで、他は全て私の地元の図書館へと寄付させていただきました
その興味の湧いた本の中でも一番私が読みたいと思った本が今回ご紹介する「幸福者」
「幸福論」ではなく「幸福者」であることと明らかな古書感が漂っていたこの一冊はとりわけ興味を湧きたててくれた
武者小路実、という人物を私はこの本を読むまで知ることはなかったが読み終えるうちに著書の経歴を知り、また小説作家としても有名であることを知った
明治生まれの作家で、「幸福者」の最初の単行本は大正8年9月10日に発行されていて、読み終えてその時代を想像しながら師の言葉や思いを回想してみても、師の生き方は現代にまったく通じるものであると感じる

本を読む時は基本的に始めのページから順番に読んでいくのが私の読み方なので今回の本も最初のページから読んでいたので、この本がいつの時代に書かれたモノなのか?小説なのか自伝なのか?はっきりしたことを知らずに読み始めた
読んでいて割と早い段階で気が付いた(勘違いだったが)ことは、これは自伝なんだろうな。ということと、よくこんなにも師の言葉を覚えていられるもんだ、師のがしゃべっている時にメモでも取りながら出ないとここまで覚えていられないだろう、もしかしたら昔(いつの時代かはこの時点ではわかっていない)人は記憶力が今の時代の人とは比べられないほどに優れていたのか?
こんなことを考えながら読み終えていくと、解説でこの本は作品であることがわかった、つまり小説であるという事だ。そして大正時代に書かれた作品であるという事も同時に知る

その時代の武者小路実の思いが込められた「幸福者」、それに登場する師の思いを現代の高齢者の人たちが担い、迷える若者たちを導いてほしい…私はこの本からそう感じ取った

「幸福者」の内容ももちろん良いがこの本にはもう一つ隠れているその時代の背景を物語る文章に出逢える
それが最後の方のページ(220ページ)、本の出版会社角川文庫角川源義さんの発行に関しての文章だ
1949年に書かれたこの文章には戦後の日本の復興への思いが短い文ではあるががつづられている
是非この文章を読み飛ばさずに読んでいただきたい


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。






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http://cycleair.jp/
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