2018年10月03日
書評『人間の土地』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、サン=テグジュペリ様の「人間の土地」です
このような方にお勧めです
「見知らぬ地へと旅したいがそれができない人 挑戦を戸惑っている人 フランス文学」
著者の方のプロフィール
「1900年フランス生まれ フランスの作家 操縦士」
まとめ
読み始めの印象は「句読点」がやたらと多いことで読みにくかった
なんでこんなにも句読点を使うのかいまだにわからない
翻訳した人の意図(何のために?)なのか?本国フランス語の本でもこのような表現の仕方なのか?ん〜この本を読んだことのある人に今後であったらこのことについて聞いてみようと思う
まぁ読んでいくと慣れてくるが…
8つの章に分かれていて最初の章「定期航空」に出てくる言葉を何度も読み直しては自分に言い聞せていた私。「雷雨や、濃霧や、雪などが、ときどききみに難儀をさせるかもしれないが、そんなとききみは、自分以前にこれに出会った人たちのことを思い出すのだ。そして自分に言ってきかせるのだ、他人がやりとげたことは、自分にも必ずできるはずだ」
他人がやり遂げたことのない大きなことに挑戦しようとすることではなく、他人がやり遂げたことは自分にもできるのだということを自分自身に言い聞かせた
やり遂げている道中は、もちろん他人には起きなかった事態が自分を襲ってくるかもしれない、しかしそれは先に成し遂げた人たちも同じ事、君ならできる、君ならきっとできる
そう希望をもらった
「救いは一歩踏み出すことだ。さてもう一歩。そしてこの同じ一歩を繰り返すことだ」
これは別の章で出てくる言葉だ
自分を救うのは自分しかいない。自分以外の何かを待つのではなく、一歩踏み出す
自分の目指す目標に向かって一歩、また一歩と踏み繰り返す
そうすることでしか救われることはない
直ぐに結果は出ないものといわば諦め、一歩一歩と歩き出す
もし、躓き転がって、地べたに体がくっついたままでは石になってしまう
石になってしまわないように起き上がり、一歩また一歩
その石は自分が歩き出した結果躓いたのだ。その石は動き出した自分を邪魔しようとする者達だ。前進することをあきらめその場で石になってしまった者達なのだ
躓き立ち上がり前進したという事は、諦めたその石たちよりも前に進んだという事だ
どうしても自分以外に救いを求めてしまうがとにかく動く、石になることもなく、足踏みすることもなく前進する
さぁ歩こう、道はどこまで続いているのかわからないのだから
このような自分を勇気づけてくれるような言葉達が多くこの本には書かれている
自己啓発本も悪くはないが「人間の土地」、これを読んで自分なりに考え解釈し行動へと結びつけることの方が一歩前進するように思う私です
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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