2017年05月28日
【紹介した作品の新刊発売情報】あさひなぐ 第23巻 他4作品
2017年5月29日〜6月4日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
あさひなぐ 第23巻 2017年5月30日発売
あさひなぐの過去記事はこちら
くーねるまるた 第12巻 2017年5月30日発売
くーねるまるたの過去記事はこちら
火ノ丸相撲 第15巻 2017年6月2日発売
火ノ丸相撲の過去記事はこちら
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
私は君を泣かせたい 第01巻
著者:文尾文
掲載:ヤングアニマル
2017年5月29日発売
周囲の人たちには自分の心の内を開かさず、仮面優等生として学校生活を送っている女子高生・相沢羊(あいざわ よう)。嫌々ではなくてもさすがに四六時中演じていると疲れることもあり、そんなときはお客があまり来ない映画館でのんびり過ごしていた。
そんな彼女がいつもの映画館で出会ったのは、学校でヤンキーと噂される同じクラスの虎島ハナ(とらじま はな)。羊は気づかれないように振舞うが、映画を観ながら大粒の涙を流すハナの姿に目にし、その綺麗な光景に思わず見惚れてしまった。この日の出来事がきっかけで、ハナのことを泣かせたくて仕方がない思いに駆られてしまう羊なのであった。
私にだけ、涙を見せて――。
百合作品ですね。仮面を被った優等生と有りのままで生きる不良少女。そんな2人を「涙」が繋げる優しいガールズストーリー。
作者は『三番目の月』の文尾文さん。
主人公は2人の少女。
ひとりは学校で優等生として振舞っている高校1年生の相沢羊(あいざわ よう)。薄い茶色い髪をショートカットにしてる女の子。優等生でいることは別に仕方なくやっているわけではなく、ゲームのようにやったぶんがしっかり自分に返ってくるからという理由です。誰に対しても基本的に人当たりは良いのですが、本音や本性を晒すことは好まず、一定の距離以上には踏み込むことも踏みこませることもしないような子ですね。
もうひとりは、学校でヤンキーとして有名な羊と同じクラスの虎島ハナ(とらじま はな)。ロングストレートの黒髪と龍の刺繍が施されたジャケットが特徴の女の子。周囲から怖がられている不良ではありますが、羊とは反対に自分を偽ることはしない子。好き嫌いの温度差は激しそうで、気を許してる相手にはなんか犬っころみたいで可愛かったです。
この本来だったら関わりを持ちそうにない不良と優等生という正反対な2人が、お互いにしか見せない顔で接していくなかで、次第に心惹かれていくという流れかな。
相手を泣かせたいと思っているのが不良ではなくて優等生の少女という点はいいですね。ハナは不良ですけどなんかいじり甲斐がありそうな子で、いろいろな表情を引き出してみたいですね。
優等生の羊がまたいい感じのキャラクターで、ハナを泣かせてみたいという人でなしな面もありながら、1人でいる彼女をなんだかなんだで放っておけない優しさもあります。ハナだけではなく、羊も彼女によって仮面を外したいろいろな表情を見せてくれそうなので、それも楽しみなところ。
優等生と不良の組み合わせは特に珍しくもありませんが、性格も立場も正反対な2人の関係性は面白く、ハナを見てると私も羊と同様に何かに目覚めそうになりましたね。
導入としては興味を引かれる良い1話+2話でした。この雰囲気は個人的に好きです。
試し読みはヤングアニマルDensiさんの公式サイトで現在は1話+2話を配信しています。(こちら)
終極エンゲージ 第01巻
著者:三輪ヨシユキ、江藤俊司
掲載:ジャンプ+
2017年6月2日発売
地球が宇宙の中心になっている遥か未来。絶対の加護とされる「宇宙の卵」を宿した地球人の王は“地球王”と呼ばれ、絶大な権力と影響力のもとで全宇宙を支配下に置いていた。
そんな地球王の妃≠ニなる条件は、この広い宇宙において最強の女であること。それは、地球王が宇宙を束ねる支配者として、宇宙最強と交配することでその遺伝子の「強度」を向上させるという目的があった。
ここに、次代の地球王である王子の妃を決める一大戦闘トーナメント「地球女王決定戦」を制するべく、あまねく宇宙から選りすぐりの猛者たちが集結する。
そんな中、当事者である王子も自身の目的のため、ある計画を実行に移そうと密かに動き始めていた。
宇宙の支配者として君臨する地球王。その次代の王である王子の妃になるべく全宇宙から集結してきた強者たちが、戦闘トーナメントで最強をかけて戦いを繰り広げるSFバトルアクション。
原作は江藤俊司さん、漫画は『THE NEW GATE』の三輪ヨシユキさん。
1話はエピソード0といった感じの内容。始まって数ページは特に捻りのない話だなと思っていたところ、まさかの展開に突入したことで一気に興味を引かれましたね。
内容はその眼で直にご覧になって欲しいので、詳しい展開とキャラクター紹介は伏せときます。
宇宙を支配しているのは「地球王」と呼ばれる地球出身の王家の人間。初代地球王が妃を決める際に「宇宙最強であること」を唯一の条件としたことがきっかで、バトルトーナメント「女王決定戦」が開催されることになり、その伝統が脈々と受け継がれているようです。
つまりこの作品で戦いを繰り広げるのは「女性」。それも、全宇宙から集ってきた彼女たちは姿形から特徴・能力まで多種多様。かなりバリエーション豊かなバトルが繰り広げられそうです。
最初はありきたりな長ったらしいトーナメント戦にでもなるのかなと不安に思ったのですが、1話はかなりびっくりな展開を見せ、今後も単純で単調なバトルモノにはなりそうにないので期待は膨らみました。それに加え、主人公がこれまた良い感じにぶっとんでるキャラクターだったのも面白いところですね。
この作品がジャンプで発表された頃は何か連続で新連載作品が登場してましたが、個人的にはそのなかでも特に面白かった作品です。
試し読みはジャンプ+さんの公式サイトで配信しています。(こちら)
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
あさひなぐ 第23巻 2017年5月30日発売
あさひなぐの過去記事はこちら
くーねるまるた 第12巻 2017年5月30日発売
くーねるまるたの過去記事はこちら
火ノ丸相撲 第15巻 2017年6月2日発売
火ノ丸相撲の過去記事はこちら
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
私は君を泣かせたい 第01巻
著者:文尾文
掲載:ヤングアニマル
2017年5月29日発売
周囲の人たちには自分の心の内を開かさず、仮面優等生として学校生活を送っている女子高生・相沢羊(あいざわ よう)。嫌々ではなくてもさすがに四六時中演じていると疲れることもあり、そんなときはお客があまり来ない映画館でのんびり過ごしていた。
そんな彼女がいつもの映画館で出会ったのは、学校でヤンキーと噂される同じクラスの虎島ハナ(とらじま はな)。羊は気づかれないように振舞うが、映画を観ながら大粒の涙を流すハナの姿に目にし、その綺麗な光景に思わず見惚れてしまった。この日の出来事がきっかけで、ハナのことを泣かせたくて仕方がない思いに駆られてしまう羊なのであった。
私にだけ、涙を見せて――。
百合作品ですね。仮面を被った優等生と有りのままで生きる不良少女。そんな2人を「涙」が繋げる優しいガールズストーリー。
作者は『三番目の月』の文尾文さん。
主人公は2人の少女。
ひとりは学校で優等生として振舞っている高校1年生の相沢羊(あいざわ よう)。薄い茶色い髪をショートカットにしてる女の子。優等生でいることは別に仕方なくやっているわけではなく、ゲームのようにやったぶんがしっかり自分に返ってくるからという理由です。誰に対しても基本的に人当たりは良いのですが、本音や本性を晒すことは好まず、一定の距離以上には踏み込むことも踏みこませることもしないような子ですね。
もうひとりは、学校でヤンキーとして有名な羊と同じクラスの虎島ハナ(とらじま はな)。ロングストレートの黒髪と龍の刺繍が施されたジャケットが特徴の女の子。周囲から怖がられている不良ではありますが、羊とは反対に自分を偽ることはしない子。好き嫌いの温度差は激しそうで、気を許してる相手にはなんか犬っころみたいで可愛かったです。
この本来だったら関わりを持ちそうにない不良と優等生という正反対な2人が、お互いにしか見せない顔で接していくなかで、次第に心惹かれていくという流れかな。
相手を泣かせたいと思っているのが不良ではなくて優等生の少女という点はいいですね。ハナは不良ですけどなんかいじり甲斐がありそうな子で、いろいろな表情を引き出してみたいですね。
優等生の羊がまたいい感じのキャラクターで、ハナを泣かせてみたいという人でなしな面もありながら、1人でいる彼女をなんだかなんだで放っておけない優しさもあります。ハナだけではなく、羊も彼女によって仮面を外したいろいろな表情を見せてくれそうなので、それも楽しみなところ。
優等生と不良の組み合わせは特に珍しくもありませんが、性格も立場も正反対な2人の関係性は面白く、ハナを見てると私も羊と同様に何かに目覚めそうになりましたね。
導入としては興味を引かれる良い1話+2話でした。この雰囲気は個人的に好きです。
試し読みはヤングアニマルDensiさんの公式サイトで現在は1話+2話を配信しています。(こちら)
終極エンゲージ 第01巻
著者:三輪ヨシユキ、江藤俊司
掲載:ジャンプ+
2017年6月2日発売
地球が宇宙の中心になっている遥か未来。絶対の加護とされる「宇宙の卵」を宿した地球人の王は“地球王”と呼ばれ、絶大な権力と影響力のもとで全宇宙を支配下に置いていた。
そんな地球王の妃≠ニなる条件は、この広い宇宙において最強の女であること。それは、地球王が宇宙を束ねる支配者として、宇宙最強と交配することでその遺伝子の「強度」を向上させるという目的があった。
ここに、次代の地球王である王子の妃を決める一大戦闘トーナメント「地球女王決定戦」を制するべく、あまねく宇宙から選りすぐりの猛者たちが集結する。
そんな中、当事者である王子も自身の目的のため、ある計画を実行に移そうと密かに動き始めていた。
宇宙の支配者として君臨する地球王。その次代の王である王子の妃になるべく全宇宙から集結してきた強者たちが、戦闘トーナメントで最強をかけて戦いを繰り広げるSFバトルアクション。
原作は江藤俊司さん、漫画は『THE NEW GATE』の三輪ヨシユキさん。
1話はエピソード0といった感じの内容。始まって数ページは特に捻りのない話だなと思っていたところ、まさかの展開に突入したことで一気に興味を引かれましたね。
内容はその眼で直にご覧になって欲しいので、詳しい展開とキャラクター紹介は伏せときます。
宇宙を支配しているのは「地球王」と呼ばれる地球出身の王家の人間。初代地球王が妃を決める際に「宇宙最強であること」を唯一の条件としたことがきっかで、バトルトーナメント「女王決定戦」が開催されることになり、その伝統が脈々と受け継がれているようです。
つまりこの作品で戦いを繰り広げるのは「女性」。それも、全宇宙から集ってきた彼女たちは姿形から特徴・能力まで多種多様。かなりバリエーション豊かなバトルが繰り広げられそうです。
最初はありきたりな長ったらしいトーナメント戦にでもなるのかなと不安に思ったのですが、1話はかなりびっくりな展開を見せ、今後も単純で単調なバトルモノにはなりそうにないので期待は膨らみました。それに加え、主人公がこれまた良い感じにぶっとんでるキャラクターだったのも面白いところですね。
この作品がジャンプで発表された頃は何か連続で新連載作品が登場してましたが、個人的にはそのなかでも特に面白かった作品です。
試し読みはジャンプ+さんの公式サイトで配信しています。(こちら)
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