朝の早い時間は鬱が苦しかったが, 布団の中で静かにしていたら何とか治まって起きることができた.
今日は天気が良い.
散歩に出たら気持ちがいいだろうなと思う.
それで昼食後, 散歩に出ようと思った.
ところがその途端, 急激に動悸が激しくなってきた.
いきなり強い恐怖を感じ始める.
外に出るのが怖いのだ.
呼吸が苦しいので横になって休みながら気持ちが落ち着くのを待つ.
寝っ転がって考えた.
外に出ることの何が怖いのか.
人と触れ合う可能性.
広い空間の中を動くこと.
状況が変化し続けること.
こんなところだろうか.
広がりの無い部屋の中に引きこもっていれば何も変わらず, 人と触れ合うことも無い.
部屋の中ばかりで過ごしているために外に出ることが自分にとって特別な出来事になってしまっている.
これはまずいのではないだろうか.
2 時間ほど横になり, ようやく気持ちも落ち着いたので思い切って散歩に出る.
すでに 3 時を過ぎていて夕方になりかけているが西日が当たって気分が良かった.
外に出てしまえば意外と何とかなるのだ.
それにしても, 少し動けるようになったら外に出る練習をしていかないと, 本格的に引きこもってしまう.
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